GP静岡直前スタンダードアナライズその1
つらつらと。
現スタンにおけるメタゲームの個人的解釈を書きなぐり。
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青単信心
20:《島/Island》
4:《変わり谷/Mutavault》
1:《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
25land
4:《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》
4:《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird》
4:《審判官の使い魔/Judge's Familiar》
4:《波使い/Master of Waves》
4:《夜帷の死霊/Nightveil Specter》
4:《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage》
4:《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》
28 creatures
2:《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
2 PlainsWalker
2:《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1:《急速混成/Rapid Hybridization》
2:《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》
5 Spells
1:《霊異種/AEtherling》
3:《家畜化/Domestication》
1:《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
4:《反論/Gainsay》
1:《否認/Negate》
2:《急速混成/Rapid Hybridization》
1:《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》
1:《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
1:《豚の呪いCurse of the Swine》
15 sideboard cards
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デッキレシピの引用元はSCGオープンinオークランドの第3位「Emin Hatamian」のものより
(引用元:http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displ...
現スタンにおいて、未だにトップメタに君臨するのが青単信心。
GPダラス-フォートワースTop8には残っていないものの、二日目進出デッキは青単信心が最多、次いで黒単信心となっているあたり、未だに人気のほどとその強さが伺える。
デッキの使い方としては至極単純で、生物を出して殴る。ただそれだけ。
4ターン目に波使いが出ても、おおよそ5体程度のトークンは場に出せる程度に信心を稼ぎやすい構築であり、1枚だけとはいえニクソスからの爆発力も持っている。
波使いが場にいれば、変わり谷もロード能力の恩恵を受けて3/3というサイズでの行動ができるのも魅力。
このデッキを使う上で意識したいことは《急速混成/Rapid Hybridization》の使い所。
生物化したタッサに対するセレズニアの魔除けや岩への繋ぎとめに対して、自身の生物を破壊することで信心を満たさなくさせ、非生物化させることで、タッサの除去を無効にする。などといったテクニックもあるので覚えておくと役に立つかもしれない。
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黒単信心
4:《変わり谷/Mutavault》
19:《沼/Swamp》
3:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
26 lands
4:《冒涜の悪魔/Desecration Demon》
1:《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead》
4:《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》
4:《夜帷の死霊/Nightveil Specter》
4:《群れネズミ/Pack Rat》
17 creatures
2:《肉貪り/Devour Flesh》
1:《破滅の刃/Doom Blade》
4:《英雄の破滅/Hero's Downfall》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《究極の価格/Ultimate Price》
4:《地下世界の人脈/Underworld Connections》
17 other spells
3:《闇の裏切り/Dark Betrayal》
2:《破滅の刃/Doom Blade》
3:《強迫/Duress》
1:《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead》
3:《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie》
2:《ファリカの療法/Pharika's Cure》
1:《減縮/Shrivel》
15 sideboard cards
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デッキレシピの引用元はGPダラス-フォートワース第5位「Haibing Hu」のものより
(引用元:http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx...
青単信心と並ぶトップメタ。GPダラス-フォートワースでの使用率も、二日目進出リストで見れば青単とほぼ変わらない人数での2番手に。
デッキの動きもまた、青単とそこまでの違いもなく。信心を稼ぎながら殴り、灰色商人でのドレインで決める。という形。
構築をみるに、ミラーもある程度は意識していると考えていいだろう。
1枚の破滅の刃だけはミラーマッチでは不要なカードだが、それも群れネズミのコピーコストとして手札を切ることを考えればメインにあっても腐らせずに有効に使用できる。
サイドにあるエレボスもまたミラーマッチ、そしてエスパーコントロール(後述)に対するメタとして有効に活用できる上で、ドローエンジンとしても優秀なカードである。
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エスパーコントロール
3:《神無き祭殿/Godless Shrine》
4:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4:《島/Island》
4:《平地/Plains》
4:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4:《静寂の神殿/Temple of Silence》
4:《湿った墓/Watery Grave》
27 lands
2:《霊異種/AEtherling》
2 creatures
3:《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
4:《拘留の宝球/Detention Sphere》
1:《肉貪り/Devour Flesh》
1:《ディミーアの魔除け/Dimir Charm》
2:《解消/Dissolve》
1:《破滅の刃/Doom Blade》
1:《遠隔/Far + 不在/Away》
2:《英雄の破滅/Hero's Downfall》
4:《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation》
4:《至高の評決/Supreme Verdict》
1:《中略/Syncopate》
2:《思考囲い/Thoughtseize》
1:《究極の価格/Ultimate Price》
4:《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
31 other spells
2:《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa》
1:《破滅の刃/Doom Blade》
3:《鬼斬の聖騎士/Fiendslayer Paladin》
3:《反論/Gainsay》
3:《群れネズミ/Pack Rat》
1:《真髄の針/Pithing Needle》
1:《減縮/Shrivel》
1:《思考囲い/Thoughtseize》
15 sideboard cards
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デッキレシピの引用元はGPウィーン準優勝「Robin Dollar」のものより
(引用元:http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx...
現状、低速コントロールで唯一最前線で戦えるのがこのエスパーコントロール。
ショックランドや占術ランドがある中に、島、平地の基本土地を多めに採用することで、3ターン目に解消を構え、4ターン目に至高の評決を打てるようにマナ基盤を固めている。
このエスパーの魅力は豊富な受け手、特にこの構築では青単、黒単を十分に対策していることが伺える。
除去の少ない青単に対しては群れネズミが、除去の豊富な黒単には鬼斬の聖騎士が、それぞれサイドから入るのだと思われる。
また、青単とミラーマッチを意識して反論も多めにサイドに採用。スフィンクスの啓示でライフレースを有利に持ち込めばヴィズコーパの血男爵までが大暴れする。
このデッキを更に調整するなら、《今わの際/Last Breath》は欠かせないだろう。
波使い、夜帳の死霊を初めとした多くの青単、黒単に採用されているクリーチャーを軒並み除去対象に取れる使いやすいカードだ。
また、フィニッシャーの数を増すなら《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion》もエスパーに採用されることが多いカードなので注目しておきたい。
飽きた。
登録タグ: MtG
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テーマ:コラム | 投稿日時:2013/12/11 20:32 | |
TCGカテゴリ: Magic: The Gathering | ||
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