価値がないことに価値がある駄文

あまりにも私営ブログの更新が無い上にカードのことはほとんど書かないので改名…。
駄文という言葉が可哀想なくらい駄文なブログ

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黄昏のシンセミアを完走!

お久しぶりです。

コミケ以来ですね。

今となっては厳しい1日…というか2日ですね。

貫徹して30時間絶食は人生初体験でした。


あまりにも予算が無い(2万円しかなかった…)中、できる限りまわってみました。


行きたかったあかべぇとユニゾンは最後尾が見えないくらい並んでいたので仕方なく断念…
ちょっと残念でした。


結局買えたのは、


・戯画 bitter skyセット
・RONDO ROBE 御坂美琴シャツ
・ブロッコリー fortissimo//Akkord:Bsusvierセット
・ブロッコリー キサラギ☆GOLD STAR MFタオル


ゲーマーズ秋葉原店VA購買部

・Aセット



あわせて大体2万円。

来年は就職しているのでもっと予算が割けそうですが、研修入るのでいけるかどうか…
初年度で年休取れるなら行きたいと思います。



さて、タイトルの通り、やっとシンセミア攻略完了です。
あまりにも夏休みとは思えないほど忙しかったので全然進みませんでした…

いまもちょっと時間無いので、今までより少し縮小してレビューしますね。


各10点満点で評価。


世界観:9点
グラフィック:9点
シナリオ:9点
BGM:8点
ボイス:8点
システム:10点
総評:9点



世界観
ありがちながらも独創的な舞台です。
舞台は多分…滋賀県の余呉湖周辺ですね。
あるルートで天女の羽衣伝説調査のために静岡県浜松市を通過している(羽衣伝説の最有力地が静岡県静岡市清水区の三保の松原とされているため)、舞台に湖がある、などの条件からの推測ですが。
市街地と田舎町が共存する人情溢れる土地です。
自然の美しさも前に出している気がします。
世界観の説明はシナリオに被るのでそちらでまとめて書きたいと思います。


グラフィック
とても丁寧で綺麗に描かれていました。
多少立ち絵に違和感があるかもしれませんが、しばらくすれば慣れますのでご安心を…
シナリオがシナリオだけあって、その演出のためか、とても丁寧で綺麗に描かれており、物語を引き立たせてくれます。
そこの風景・光景欲しいな~と思ったときにしっかりCG入れてくれているのが親切設計ですね。Hシーンだけではなくて通常シーンや戦闘シーンにも多くのCGを使ってくれているのが嬉しいですね。
何となく青色系統のCGは出来が良いように感じます。


シナリオ
今の時代にはちょっと珍しい伝奇物ですね。
実在する地(実際の地名は使われていません)、実在する伝説から作られたフィクションの物語ですが、最後の最後まで飽きさせない見事な作りでした。
ギャグ・シリアスな場面が分量良くあり、プレイヤーを物語りに引き込んでいく魅力が感じられます。
若干グロテスクな表現がありますが、妖怪や怪奇現象(少ないですけど)、生身の戦闘シーンを扱うゲームとしては仕方の無いことですし、この表現があってこそ物語が引き立っている気がします。
それとは別に、人道的に残虐だったりする表現・シーンがあるので、ピュアな話を求めている人には少し精神衛生上良くないと思います。
伏線の張り方が大変上手で、少しずつ真相に近づいていく感覚が病みつきになるほど…。勿論しっかり回収してくれます。
ただ、ストーリーは若干難しいので、しっかり考察しながら読み進める人にとってはハードルが高いと思います。
ボリュームは最低限クリアでは短めで、しっかり100%やり込むのであれば若干多めな気がします。
…というか100%目指す気でやらないと伏線を回収しきれないのではないかと思います。
若干、天女の羽衣伝説を予習しておくと良いでしょう。


BGM
落ち着いたBGMでした。
場面に合わせたメリハリのある選曲かつ曲調でした。
ギャグ・日常シーン、シリアスシーン、戦闘シーン、それぞれしっかり役割があってよかったです。
…演出はほとんどCGと怪物のカットイン(立ち絵)と画面揺らし、画面ぼかしなどでやってくれているので目立たないのが勿体無い気もします。


ボイス
違和感ありませんでした。
プロの方も多いので、表現、演技が豊かで良かったです。
特に青山ゆかりさん、芹園みやさんは大変演技力を感じました。
あと、平山紗弥さん、夏野こおりさんは役のキャラがキャラでしたがその中でも出来る限りの努力を感じました。
若干棒読みっぽい場面がとあるキャラにはあったりしたので気になりましたね…


システム
まさに親切設計とはこのことを言うのでしょう。
戯画に匹敵するシステム周り…これには脱帽です。
エンターキー長押しで強制スキップ、ショートカットキーによるセーブ・ロードや選択肢リターン、バックログ音声再生などもありますが、何といっても強いのが「フローチャート」の存在ですね。
今ストーリーのどこに居るのか、誰のルートなのか一発で判別できます。しかもフローチャートからそのままジャンプすることも可能です。つまり、名場面にセーブ張らなくても簡単に見返しややり直しが可能になっています。
しかもフローチャートにコメントを書き込めたり、それをプレイヤー同士で共有できます。
フラグメントとして別視点の物語が時々挿入され、伏線張りやその回収ができるのも便利かつストーリーを引き立てる要因だと思います。これにケチをつけるようならすべてのADVゲームのシステムを否定することと同義でしょう。


総評
是非やってもらいたいと思う優良な作品です。
内容もお値段以上、まさに今期を代表する作品だと思います。
伝奇物である以上、人を選びますが、そのシナリオの濃さ、深さには目を見張るものがあります。
シナリオ重視の方にも充分オススメできる出来ですので、ぜひやってみてください。



ここで内容についてちょっと補足。


このゲーム、何とある1人を除く全てのヒロインが攻略対象です。
ただ、特定のヒロインをクリアしない限り真エンドには進めません。大体見当は付くと思いますが、必ずサブヒロインも攻略しないと伏線回収できないので注意。

ストーリーを進めていく途中で必ずあるのが選択肢。
このゲームでは選択肢がとても重要になってきます。
フローチャート形式をとっている以上、1回選択肢を選んだだけで結末が変わってくることが多いです。
しっかり考えて選択していってください。
最初はヒロイン分岐ですが、のちのちエンド分岐になるので注意。
ヒロインルートに入るとフローチャート番号の最後にアルファベットが付くので、それを参考にしてください。

「sh」翔子
「sk」さくや
「i」いろは
「g」銀子
「sc」沙智子
「m」美里
「a」朱音

です。

忠告とすれば、ヒロインルート内にエンド分岐があったら必ずバッドエンド側から進むようにして下さい。物語の伏線が回収しやすいです。
バッドエンドへの分岐は必ずフローチャート上で曲がりますので分かりやすいと思います。しかも終わるのが早いです。
Trueエンドには黄色、BAD or Normalには水色、Hシーンにはピンクが着色されます。


攻略見ないでヒロインを選ぶのは少しだけ難しいですが、クリア順は、

沙智子翔子美里朱音いろは銀子さくや

がオススメです。
銀子とさくやは逆でもいいかもしれません。
まぁ基本的にどの順番でも良いですが、できるだけ銀子とさくやは後回しに、サブヒロインは早めに消化すると良いと思います。


100%クリアまで頑張ってください。
少しご褒美あるので、やっておくことをオススメします。

ではでは。



番外編

釣りに行って

「ブヨに刺された…」

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テーマ:ゲームレビュー投稿日時:2010/08/26 22:14
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表示範囲:全体
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