どうしたらTCG売れんねん?「それが分かったら苦労せんわ!」
せやな。(´・ω・`)
ここから長文ですので、ご注意。
前にも書きましたが、今のTCGはテレビゲーム業界の20年前くらいの歴史を後追いしてます。
その頃に起こっいたことは、
過剰な雑誌やPVのイメージ宣伝(ゲーム内容に沿わなくても良い)による、知名度の押上げ。
売り逃げ(パッチを当てない。そもそもあの頃はネットワークも黎明期だったため無理)
焼け畑商法(売りに売りまくって小売の事なんて一切考えない。テレビゲームは出荷したもん勝ち。その後の評判による在庫余りなんて関係なし)
今のTCG業界って過剰な宣伝(とくにアニメ)すると、それだけで勝ちになるような風潮が出てます。
アニメだって安くはありません。
それこそ、今のアニメヲタの満足の行くクオリティまで仕上げるのに億単位のお金がかかります。
また、
ライバルとなるアニメが非常に多いため、アニメ=強い広報、とはならなくなってます。
あの頃のテレビゲーム業界も本当にそんな感じでしたねー。
ラクロジは多くの会社が出資しているプロジェクトですから、TCGやアニメ全てが成功できないと厳しいことに。
良い意味で言えば投資です。
対局にあるのがドレノで、危ない橋はあまり渡っていない印象にあります。
大会に様々な形態が出てきて、ボックスのおまけもついてきてます。
この流れから見るに
「安全運転で愚直に一歩づつ。でかい投資は確実な採算が取れないかぎり無理」という
KADOKAWAの方針が透けて見えます。
一歩づつ歩めているのは、ユーザーたちの強い応援があるからです。
ゲームが面白い、これをもっと広めて欲しいという応援です。
しかし、
運営だって人間なのですから、失敗はあります。
いつか必ず環境でやらかす日が来ます(ラクロジも、どこだって)。
古い歴史を持つMTGだってクソ環境と言われた時が何度もありました。
広報に巨額の投資をしてなりふり構わず売り抜ける方法がいいのか?
着実にファンを増やしつつ地道に行き、ブレイクスルーが来るのを待つべきなのか?
その答えをテレビゲーム業界に求めてみると、
新しい環境(ゲーム機やオンライン)に早く順応し、高いレベルのゲームと技術を持ったものが結局は生き残る。
となります。
スマフォに向かう(お手軽ゲーム)のが正解だと思う人もいるかもしれませんが、結局間違いで、
フリーゲームの課金性では全く採算が取れずに苦しんでいる企業が大半です。
で、スマフォゲーばかりだと技術がどうしても頭打ちになるため、周りに勝てなくなります。
TCGに当てはめると、
新しいゲーム性(環境進化も含む)で、高いレベルの運営や対応力をもった企業が生き残る未来が見えるわけです。
預言者でも某経済学者でもないんで、あてにしないで欲しいのですが、
私はこのままだとブシロードが倒れてしまうのではないか?と思えてなりません。
KADOKAWAというかドレノが生き残るのか? と言われるとそれも分かりません。
結局、広報は大事です。
知られなければファンは増えませんし、ユーザーの口コミで増えるほど今は甘くありません。
顧客がアンテナを広げなくても、眼に飛び込む宣伝が今の時代は必要なのです。
書いてて思いましたが、生き残る方法と広報に矛盾が出てしまいます。
「両方やれっ」て、せやかて工藤…
今、TCGは新しく出ては消えるサイクルが早い気がします。
ユーザーの希望と企業の進む道に矛盾が見え隠れします。
それを乗り越えて来たのがMTGなのでしょうね…。
雑誌とかにドレノの広告が出るようになったそうですが、そういう「意識せずに眼に飛び込んでくる」広報を、
積極的にやって欲しいですね。
ラクロジは、広報は成功でしょうが、ゲームがねー。守るほうが強いってなんかなー。
来年も両方とも、硬いファンを多く獲得したまま新たな展開をして欲しいものですね
というか、ブシモとKADOKAWA、手を組んだら?なんて考えてしまう(笑)
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テーマ:日記 | 投稿日時:2016/02/24 01:02 | |
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