ルキさんのブログ

私がレビューする場合、周りからいまいちだと言われるカードを弁護する方針で行こうと思います。
今回はクシナダヒメです。

Sサイズ、BP70、ログコスト1…
これだけではとてもとても弱いです。このユニットを使う場合、Mユニットの支援として配置します。
チェックコストを必要とするMユニットのアビリティやアタックをもう一度行なわせるために配置です。
その対象はアメノウズメがまっさきに浮かぶと思います。

アメノウズメをキャストしたターンはユイの「魂の絆」でパンプされBP130です。
次のターンではエンチャントが外されたBP110になります。
通常はアビリティダメージか、アタックダメージがどれか一つしか出来ませんが、
クシナダヒメが入ればこのようなことが可能です

アメノウズメをキャスト(魂の絆で強化エンチャント)。クシナダヒメをキャスト。
アクションフェイズで
アビリティ「爆風扇」で敵軍SユニットにBP130相当のアビリティダメージを飛ばします。
守り切るにはかなりのリソース(同名覚醒なら2枚、コードなら2コス)が必要です。
まず通るでしょう。
そしてクシナダヒメでアメノウズメをノーマル状態にします(クシナダヒメを狙ってくる可能性がありますが、今回は考えないことにします)。
次の手番、またBP130でアタック。

こんな事になるのでクシナダヒメは真っ先に除去対象になります。
ですが、使わせることで限りあるリソースを使わせることが出来ます。
8月にPR配布されているスセリヒメとの相性も良いです。

また、赤なら欲しい先攻獲得を助けてくれるSP A++はかなりの恩恵です。
クシナダヒメをキャストするターンでないなら、迷わずギアチェンジに使ってしまうのもありです。
(この後のドローで良いMユニットを引き当てれば、SPエリアからキャストすればいいのですし)

2回アクションさせたいMユニットがキャスト出来ない限り、クシナダヒメはギアチェンジ要員になってしまうとおもいますが、
それだけでも立派に役に立ちます。
赤単でしか構築出来ませんが、先攻をどんな色からでも取りたいならクシナダヒメは良い選択では無いでしょうか?

この出会いが良きSI素子となりますように