今日はオフ日なので、溜まっているレビューやデッキレシピなんかを書いていこうかなと思います。ネタごとにわけて複数日記投げる予定。
地区決勝のレシピ解説ですが、元となったデッキの作成初期からどのようにして出来たかという過程を書こうと思いますので、全国決勝のレシピが公開され次第、書いていこうと思います。
とりあえず、6弾が出てから遊び続けまして、一通り使ったor使われたので、レビューっぽい感想を作品別に書いていこうと思います。基本的にデッキ投入機会の高いカードを中心に書いてます。
○史上最強の弟子ケンイチ
スパーク参照というコンセプトで出された6弾ケンイチですが、RR美羽・Rケンイチともに、ものすごく強いカードではないと感じました。
良カードではあるが、強カードではないといった感想です。
強カードだと思ったのは武田&宇喜田・馬連華の2枚ですね。
武田&宇喜田は2つのスパーク効果がどれも強力で、6弾で強化された《スポーツ》をメタり、意外と持っているカードが多い《武器》も対象とします。また、デッキトップにカード送る効果は6弾月島青葉の除去耐性をすり抜け、スマッシュ中心の2レベルデッキをボロボロにします。防御の低いシステムキャラなどをトップに送り、相手リングキャラの防御低下と2タテを狙えたりなど使い勝手のいいカードです。
馬連華は6弾中心ケンイチデッキをはじめとするスパーク効果を多く積んだデッキと相性がよく、邪魔になりません。自身が1レベルで下がりやすいのもいい点ですね。スパーク効果とキャンセル技を持つキャラ(1弾なるや2弾美堂蛮など)を戻してキャンセルとして利用したり、1弾金田一一などでベンチに移動したメインアタッカーを手札に戻すことも出来ます(スパークアイコンがついていればですが)。
○クロスゲーム
個人的に今弾最高の収穫。様々なデッキに投入しやすい強カードが並んでいます。
RR月島青葉は《ヒロイン》《スポーツ》《妹》《魔球》と使いやすい属性のオンパレード。限定的ですが+500/+1000能力を持ち、強力な除去耐性を持っています。クロスゲーム単だけに留まらず、様々なデッキに今後投入されるであろう強カードです。自分はこのカードが出てからデッキに入れる除去のバリエーションを変えざるおえませんでした(エネルギー置場に置く、リタイヤ置場と入れ替える、デッキトップに置くなど)。
R樹多村光はとにかくサイズが大きく、防御10000前後はよく見ます。パンプ条件もリタイヤ参照なので、ほとんどのデッキで妨害できないのもポイント。除去も6弾月島青葉を除く5弾高木藤丸などの除去耐性を無視できるため、発動すると強力です(RR月島青葉が除去されにくいということもあり非常にやっかい)。
UC滝川あかねは前出のR樹多村光を強烈にサポートするカード。彼女が1枚リタイヤにあるだけでパンプ条件を満たせます。これだけでしたら4弾月島若葉でも構わないのですが、滝川あかねはリングの《スポーツ》持ち男を+500/+500する効果もあり、防御4000はリタイヤに置かれる月島若葉の候補として一番高いものです。あらゆる《スポーツ》デッキ(MAJORメインやダイヤのエースメインなど)に入る要素があり、これ以降、RR月島青葉・R樹多村光・UC滝川あかねの3点セットを入れた《スポーツ》デッキが流行るのではと思っています。
C月島一葉は自動に加え起動も消せるサンマガでは珍しいキャンセル。適用範囲も2レベルか4レベルと、そこまで狭くなく、キャラスペックも防御5000と事故る要因になりません。キャンセルが足りないどのデッキにも入る要素のある強カードです。
UC赤石修は《ヒーロー》持ちのカードをメインとしているデッキには入る可能性のある強カード。スペックもパンチャーとして悪くありません。《ヒーロー》持ちのカードは強いカードが多く、例えば運悪く5弾墨村良守がエントリーし、リタイヤ置場に行ったとしても回収が出来ます。普通にR樹多村光などのメインパンチャーを回収してもいいですし、今後投入される機会が多そうなカードです。
○MAJOR
今回は4枚の収録ですが、良カードが多かったと思います。
RR茂野吾郎は5レベルですがスペックが高く、能力も《スポーツ》デッキでしたら発動は容易です。《魔球》を持ち、《魔球》デッキとのシナジーがあるのも利点。5レベルはベンチに下がらないのでデメリットはほとんど無し。手札にある6弾RR茂野吾郎は後述のC本田吾郎で出せますのでレベルを無視できます。極端な強さはありませんが、3タテが出来る可能性も高く、良カードでした。
R茂野吾郎は今回初となる名称指定なかわりにリタイヤ数条件が相手『以上』となるカード。このカードの名称指定は『吾郎』となっています。同じコンセプトのカードとして、6弾UC月島若葉がいますが対象となる『樹多村光』は4弾と6弾で2種類。こちらはトライアル・プロモ・4弾RR・6弾C・6弾R・6弾RRと6種類に対応しています。つまり、その分回復しやすいということです。さらにスペックも3000/5500とリングで戦えるもので、属性も《ヒーロー》《魔球》と《スポーツ》が無いのが残念ですが、強力なカードです。
C本田吾郎は手札にある『吾郎』を含むカードと自身を交換するスパーク能力持ち。『吾郎』を含むカードは前出の通り6種類あり、C本田吾郎以外は全てリングで戦えるスペックを持っています。1レベルのC本田吾郎が手札にはいるのもポイントで、全除去を受けた時のリカバリーが容易になります。《ヒーロー》《スポーツ》と使いやすい属性を持ち、デッキを円滑に回すことが出来る良カードです。
○オニデレ
4種の収録ですが、新しいデッキの可能性が見えるカードが多かったと思います。
RR育島・アンジェリカ・紗夜は専用デッキが組めるレベルのカード。1レベルの場におかれたときに発動する能力を持った《ヒーロー》を中心に運用すると、すばらしい動きを見せます。このカードの能力を使って得られる利点は、手札に戻った《ヒーロー》が持つ技を再利用できる、相手を倒した時に出たスパーク能力で戻したキャラを除去されない、ベンチが空くのでスパーク効果を誘発させやすい、などがあります。サポートした際にリバースした《ヒーロー》持ちキャラを戻せるなど小技も使えるカードです。また、2弾南一樹とシナジーが強力で、決まれば、以後の展開が有利に働きます。
R今元正は、このキャラをパートナーにしているキャラが2種ありますので、RRアンジェリカの能力で手札に戻すと除去によるブレが少なく打点が安定します。技はおまけみたいな感じになっていました。RRアンジェリカが強力な分、それに付随してデッキに入るタイプのカードです。
○はじめてのあく
2種のみの収録ですが、どちらのカードも使い勝手のよいカードです。
R阿久野ジローは対象を問わないパンプ機能を持ってます。ベンチに下げられにくくなりますが、5弾高木竜之介や5弾高木藤丸の効果対象になったりする可能性もあるため、レベルがあがる=ペナルティではありません。自身は2レベルの《ヒーロー》のため、回収もしやすく、ベンチに置きたい良カードです。
R渡恭子はデフォルトで3000/5000のスペックを持ち、レベル上昇により攻撃力があがります。R阿久野ジローと相性がいいのはもちろん。4弾御幸一也などのレベル上昇カードとも相性がいいです。元の攻撃力が0のため、元の攻撃力を参照するカードに耐性があったりなど、意外なところで光るカードという印象でした。《メガネ》属性を持ち、4弾御幸一也も《メガネ》持ちなため、《メガネ》デッキに入れても面白そうです。
サンデーのみですが、文章量も多くなったので、ここで一度〆ます。マガジンも書きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
登録タグ: サンデーVSマガジンTCG カードレビュー
テーマ:日記 | 投稿日時:2010/01/18 18:13 | |
TCGカテゴリ: サンデーVSマガジンTCG | ||
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SYO@FSM さん | [2010/01/19 02:29] |
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とにもかくにも、クロスゲームですねwメインにも、デッキの潤滑油にもなれるカードが一杯でした。 後はどちらかというと、組み合わせ次第の感は否めないですね。特にケンイチはこれでもかと使いやすいカードが少ない…(汗 月島一葉はアンコモンでも良かったと思う、今日この頃ですww |