(1)
魔法生物から錬金生物へ―
技術が進歩すれば人工物に改良が加えられるのは当然の流れである。本来であれば失われた技術であるはずの錬金魔導がモンブランによって現世にもたらされたため、ごく一部の有能な技術者たちは多くの失敗を重ねながらも錬金技術を実用化にこぎつけた。
《ガリュンバー・アイ》はその成功例。肝となる能力はそのままに、全体の性能が大きく向上し、弱点を克服している。
(2)
エレメンタル・ストームの副産物、『土』属性の異常現象『マグネリア』。錬金生物のエネルギー源としても利用されているこの力は自然現象の一種であるため、当然ながら自然界にはマグネリアの影響を色濃く受けた地域が存在し、そこで採れる砂塵には特異な力が込められている。
《マグネリアの光塵》はマグネリアの力が込められた光り輝く粒子。拡散して振り撒けば《滅びの粉塵》同様あらゆる魔道具の効用を失わせる力を発揮し、逆に一か所に集中して魔力を通すことで、物理エネルギーを防ぐ盾や、逆に鋼を切り裂く刃も形成できる。
(3)
《金剛神アルゴス》はハデス・パラスアテネと並んで『金剛神』の名を冠する第3の決戦兵器。パラスアテネとは対極の刺々しい漆黒のフォルム。ハデスと対を成す禍々しき両刃斧。全身の各所に埋め込まれた赤い結晶体からは、全方位無差別攻撃である『サウザンド・レーザー』を発射する。決戦兵器というよりも殲滅兵器と言った方が合っている、死と絶望を体現した鉄巨兵である。
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テーマ:バックボーンストーリー | 投稿日時:2014/10/07 20:08 | |
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