(1)
《ブラック・アガマ》は毒沼に棲息していながら、毒への耐性を持たない奇妙なトカゲ。鮮やかな青紫の体表を常時ゲル状の粘液で覆うことで身を守っている。この粘液は《ブラック・アガマ》の特性であると同時に武器でもあり、仲間に粘液を射出して守りを固めたり、外敵の武器を粘液で絡め捕ったりと用途は多様である。
(2)
過去に『黒い沼』で大きな力を持っていた毒魔竜カリオストス。存在するだけで周囲に害なす者としてとある勇者に討伐されたが、沼地に適応したカリオストスの巨体は死してなお完全に朽ち果てることなく、沼の底で時を過ごすこと幾星霜。
訪れたエレメンタル・ストームにカリオストスの憎悪の念が共鳴し、『屍竜』として蘇ることとなった。
紫が基調だった体色は全身の各所が腐ってボロボロになり、腐った肉の合間から骨が覗いて不気味な様相を呈している。くすんだ体の中で唯一色を持った双眸が、往年の力と栄光を表しているかのようである。
登録タグ:
テーマ:バックボーンストーリー | 投稿日時:2014/10/07 20:06 | |
TCGカテゴリ: | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2014年10月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |