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煉獄のディアブロ(タイクーン)

(1)
エレメンタル・ストームの影響を受け、異界の一つである『奈落』が突如、広大な砂漠の中心に出現した。 淀み、くすみ、闇が渦巻く暗黒色の空。所々ひび割れ、灼熱の邪気が噴き出している黒い岩肌の大地。 『奈落』は黒い竜巻の壁に守られている独自の世界である。
このたび、新たなる力を求めて、奈落の竜巻の中に挑む若き召喚術師がいた。
(2)
《エナジー・ドレイン》は対象の生命力を奪い取る呪文。放たれた黒い靄に包まれたが最後、干からびてミイラになるまで生気を吸い尽くされる。失われた力は術者の力となるため、攻撃と回復を一手に行える魔法である。
(3)
『ディアブロ』とは『悪霊』を意味する語であ り、『奈落』に棲息する生物を指す。奈落は混沌の坩堝で、そこに落ちた者は肉体と精神が乖離してしまう。この乖離が少ない生物ほど「個体能力の高い存 在」であり、強い自我を持つ。
《ヘル・ハウンド》はドラゴンのように口から灼熱を吐くことのできる、赤眼の黒犬。六門世界でも似たような種がいるが、奈落に住まうこちらはさらに獰猛な性格をしている。
(4)
《アビス・リフレクション》は紫紺の鏡を作り出し、放たれた魔力を跳ね返す呪文。弾かれた魔法は混沌の力に囚われ、以って術者に襲い掛かる。異界の生き物のみが使用できる呪文であり、負の空気が満ち満ちた奈落ではさらに威力が増幅される。
(5)
《アビス・ドラゴン》は闇と絶望を撒き散らすアメジスト色のドラゴン。奈落に落ちたドラゴンは混沌の魔力をその身に吸収することとなり、あふれた魔力が紫色のオーラとなって全身から漂っている。《アビス・ドラゴン》の吐く混沌のブレスは、紫色の焔で広範囲を滅ぼし尽くすと言われている。
(6)
リオン・ミッシェル・チェトケル。軽薄な態度が極めて印象的なこの青年は、『魔』の扱いにおいて非凡な才能を有している。彼は、かつて幾度も世界を救った英雄の末裔らしいのだが、残念ながらその立ち居振る舞いを見た誰もがそれを信じていない。
奈落に溢れる異界の力。彼が求めるはそれなのか、それとも別の何かなのか?リオンの真の理解者は、この時点では、まだいない。
(7)
《アビス・タイド》は向かってくる相手に紫色のオーラを吹き付け、押し返す呪文。奈落に住まう生物のみが使用できる呪文であり、体内のオーラと魔力を合成して放出するため大出力は望めず、通常は敵の足止めが精一杯である。しかし、周囲の大気が奈落のオーラに満ちている場合、その力を取り込んで使用することができる。大量の負のオーラを浴びた相手は、混沌の渦に呑み込まれ、翻弄されることとなる。
(8)
《マルコキアス》は巨大な体躯と黒鳥の翼を持つ、冥界の猛犬。《アビス・ハウンド》や《アビス・ガルム》等とまとめて『冥犬』と呼ばれることが多い。翼による飛行を可能とし、多彩な魔法も扱うことから、性能的にはドラゴンに匹敵する。しかし本質的には狼に近いため、俊敏な動作と獰猛な性格が特徴である。
(9)
現世と奈落を繋ぐ、赤い渦。それは《煉獄門》と呼ばれている。ある日突然、奈落にある『煉獄城』の大広間から、現世の街に行き来可能な経路が出来てしまった。門を通じて異界のウコバチやハウンドが大量に現れ、街は空前の大混乱。この一連の事件を解決したのは、黒い翼の天使を伴った少年、それに竜に愛されし少女だった。
(10)
《冥神プルートー》は冥界を司る神の一柱。元々は奈落に住まう者ではなかったが、奈落に堕ちたことでその力を取り込み、より強大になった。暗黒と絶望を支配する常闇の権化――しかしプルートーの表情は常に憂いを帯びている。
彼が望むは、単なる殺戮にあらず。彼が望むは、未知なる強者との出会い。それもただの強者ではなく、自身を支配し、従えることができるほどの、強者を。
(11)
奈落に住まう者の全身からにじみ出る紫のオーラ―このオーラこそが、『ディアブロ』と呼ばれる『悪霊』の証である。《アビス・オーラ》はそのオーラを一時的に増量し、身に纏う呪文。敵に放って攻撃することも、自身を覆って守ることも可能となる。
(12)
頭に生えた山羊の角。手にした巨大なバルディーシュ。そして全身を覆う、漆黒の甲冑。
《エリゴールの闇騎士》は、エリゴールの一族。彼らは戦場に現れる時、常に頭部全体を覆う兜を被ってい る。それは闇の一族として生きるが故の宿命なのか―その素顔は、一族以外の誰も、知ることはない。
(13)
《アビス・エンチャンター》は山羊の髑髏を被った小悪魔。非常に小柄で力も弱く、呪文を使うこともできないが、奈落の生物を強化する力を持つ。彼の杖が描く魔法陣が、ディアブロの纏う紫のオーラを活性化させるようだ。なぜ奈落の住人でない小悪魔がこのような力を得るに至ったのか?その理由は、文字通り闇に包まれている。
(14)
《ヘル・ブレイズ》は紫色の焔で敵を消滅させる呪文。その焔は焔にあって焔にあらず。熱も光も発することなく、ただ触れた物が跡形もなく消去されてゆく。 強いて言うならば、堕ちた者が持つ特有の「黒い 炎」に近い性質を持つ。
(15)
絶望の具現、暗黒の使徒―奈落の住人にしてエリゴール一族の長たる《煉獄の闇騎士エリゴール》には、畏怖と忌避が込められた呼称が数多く存在している。一族の主の証となる「煉獄斧」を振りかざし、周囲に撒き散らすは闇と混沌。纏うオーラは通常の紫ではなく、血を流し込んだかのような熔岩の色。その異質なオーラは遠目からでもその存在が確認できるほどであり、災厄の兆しとして恐れられている。
(16)
《奈落の魔女フルーレティ》は、世界に奈落を顕現させる悪魔たちのリーダー格。奈落の落とし子たる彼女は、胎内が奈落に通じているとも言われている。
勘違いされている事が多いが、ディアブロたちの目的は世界を奈落で埋め尽くすことではない。エリゴールやフルーレティの身から溢れる瘴気が、結果的にその周囲を奈落にしてしまうだけなのである。しかし、単なる現象にすぎないその結果も、六門世界の住人からすれば侵略以外の何物でもない。結局彼らは、互いに自分たちの領域を守るため、争わざるをえないこととなる。
(17)
《フォカロル》はダゴンの眷属たる悪魔の一種。基本的に生息域は水中で、猛烈な速度で泳ぐことができる。 特筆すべきは『魔海』と『奈落』、異なる二種の瘴気を放つ点にある。一口に『瘴気』と言っても、魔海と奈落は全く違うものであり、それらがどのようにして体内で共存しているのか、謎の多い生物である。
(18)
リオン・ミッシェル・チェトケルが召喚した《黒い翼の天使デオネア》は、のすべてが常軌を逸している。召喚の方法は、門を用いた通常の召喚ではなく、刺青を媒介とした憑依召喚。『天使』の名を持ちながら、純白の聖から漆黒の魔に堕ちたデーモン。そして新たにその身に宿した、異界『奈落』の瘴気の力。
静かに昏い炎を体の内外に灯し、デオネアは魔剣姫を倒すべく己を高めている。
(19)
《バイオ・レイヴン》は赤く目の輝く、不自然な色の翼を持つ巨大なカラス。体に『汚れ』と呼ばれるなにかしらのエネルギーを纏うことで身を守る習性を持つ。この汚れは伝染する。問題は、汚れを伝染された者はそれによって助かるケースが多く、一概に害鳥と言えないことにある。
(20)
ダークエルフに心臓を抉り出されて絶命した《不死鳥エスメラルダ》。通常、生命の源たる心臓がなければいかに不死鳥といえど復活は不可能なのだが、その死体が奈落に飲み込まれたことで異常な事態が発生した。奈落の瘴気が血液の代わりに身を満たし、エスメラルダはディアブロ化して転生。『煉獄鳥』として再誕したのだ。紫色の炎に全身を包み、焼き尽くしたものを奈落へ墜とす。
―そこに、かつての優しき不死鳥の面影は、微塵も残っていなかった。

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テーマ:バックボーンストーリー投稿日時:2014/04/17 17:43
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