考察って楽しいよね！(簡単とはいっていない)

前回の記事でどういうゲームなのか、勝利条件、試合の流れについて解説しました。後半は公式のPDFに丸投げしてましたが。
今回の記事では勝利条件の達成のために何が必要なのかを解説します。


公式PDFのままゲームを解釈すると、どんなにATKの値が高くても、どんなにDEFが低くてもキャラでガードさえしてしまえば関係ないということになりますね。流石にそれでは全然ダメージが通らなくて山を削るのも一苦労です。もちろん相手のガードできる体数を減らす手段もあり、そういった方法で手数で押し切ってダメージを入れる戦術もあります。が、一般的にはキャラ同士のバトル時に相手の山を削っていくのが主流です。どうするか。【貫通】というスキルが重要になってきます。せっかくなのでスキルについての説明をしておきましょう。


スキルについては現在主流の物を説明しておきます。
【貫通】:自身のATKが相手のDEFを超過した場合、その超過分だけ相手の山にダメージを与える。
【先制攻撃/先制防御】:自身のATKで相手のDEFを超過した場合、相手からのダメージを受けない(=キャラが裏にならない)

とりあえずこの2(3)点を抑えておけば良いでしょう。先制攻撃と先制防御の違いはアタック時に発動するか、ガード時に発動するかです。どちらの場合もこのスキルを持っているキャラクターのATKが高いことが重要ということですね。ちなみにお互いのキャラがそれぞれ先制攻撃、先制防御を持っていた場合は実質的にスキル無効となります(=お互いに同時にダメージ判定をすることになるため)。


つまり貫通を持ったキャラで攻撃することで相手のキャラを倒した場合、超過した分だけ山を削れるということです。更にその際、先制攻撃を持っていれば自分のキャラの耐久値が低くてもキャラがやられてしまうことがありません。もっとも攻撃した以上はキャラがレストになっているため基本的にガード出来なくなる点は了承してください。このゲームはガード用にキャラを残しつつ、いかに少数精鋭でダメージを通していくかを考えるのが基本になります。


貫通を軸にしてダメージを通すだけでなく相手のキャラを裏にしたり、あるいはレスト状態にしてキャッチ面を減らすことで大打点を通す作戦もあります。初心者の方はもしかしたらこちらから入った方が勝ち筋を見つけやすいかもしれないのでオススメです。相手のキャラを裏にする方法といえばTD収録のONLY MY NOTEや、春香と千早のエクストラキャラでまとめてダメージを与えて裏にするのが一般的です。



相手のキャラをレスト、あるいはリバースにするカードは雪歩の単騎エクストラキャラやフタリの記憶、そして極めつけが隣に…ですね。



単騎エクストラの有用性についてはまた次回に説明します。フタリの記憶の強力な点はリバースにできる点ですね。通常1ターンに1つしか状態が回復しないため、相手ターンをまたいでもそのキャラはレスト状態になっています。つまりそのキャラは2ターンの間ガードすることも攻撃することもできなくなるということですね、強い。隣に…は一見コストが重く見えますが、その代わりキャラをレストにすることが出来るテキストになっています。雪歩と見比べてもらえば気付くかもしれませんが相手のパートナーをレストにすることが出来るということです。基本的に耐久の高い防御の要であるパートナーがガードキャラに選べないということはかなり不利な状況のため、ここぞという時に撃つと試合が終わることもよくある強力なカードです。このカードに関しては対策無しでは負けてしまう試合が多いため、ややピンポイントメタではあるもののBrand New Day!を投入することをお勧めします。




このように相手のガード体数を減らして攻める手段でも相手の山を削ることが可能です。パートナーキャラにあった戦略をとって効率的に攻めていきましょう。


こちらがやりたいことは当然相手もやりたいことですよね。そのため防御手段が必要になります。
具体的には、【貫通】を防いだり、裏のキャラ、レストのキャラをガード可能にするカードがあります。



貴音のスキル全てを無効にするテキストはつまり、バトル相手の【貫通】【先制攻撃】がなかったことになるということです。貫通がなければ超過分のダメージを受けることはありませんので安心してガード出来ます。
また、これらのイベントカードを手札に抱えておいて、相手の攻め方に合わせて守っていくことが重要になります。


まとめ:山を削るためには【貫通】スキルや相手のキャラをガード不可にして打点を叩き込もう！
　　　 当然相手も同様に攻めてくるので防御札を握る必要がある。