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[2018/05/23 10:00] |
マジック:ザ・ギャザリング革新的ドラフトセット『バトルボンド』先行カードプレビュー《よりよい品物/Greater Good》
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6月8日発売のマジック:ザ・ギャザリング新製品『バトルボンド』。
双頭巨人戦向きのドラフトセットである今弾であるが、再録カードの内1枚のプレビュー機会をいただくことができた。
そのカードはこちら。
このカードの初出は1998年発売の「ウルザズ・サーガ」。
そう、公式に「Biggest Mistake」と言わしめるあのセットだ。
《時のらせん/Time Spiral》や《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》。
《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》や《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle》といった
マジック:ザ・ギャザリングに触れていれば一度は見聞きしたことのあるであろう超強力カード達。
そんな彼らと一緒のセットで生まれた《よりよい品物》もまた、強力なカードの1枚だ。
・エンチャントであるため、《よりよい品物》が破壊されるまで複数回の起動が可能。
・起動にマナがかからないため(クリーチャー以外の)コストを残しておく必要がない。
・カードを引いた後に捨てるため、カードの取捨選択がしやすい。
・パワーが4以上のクリーチャーをコストにすることで手札を増やすことができる。
と、良いことづくめだ。
また収録当時のルールでは、戦闘ダメージをスタックに乗せることが可能であったことも追い風であった。
クリーチャーがブロックされ、相討ちになりそうなときも、戦闘ダメージをスタックに乗せた後《よりよい品物》の生け贄に捧げることで無駄なくクリーチャーを活用できた。
パワー偏重型で死亡しやすいクリーチャーなら猶更恩恵は大きかった。
当時の構築戦だけでなく、現在のモダン構築でも《よりよい品物》と《けちな贈り物/Gifts Ungiven》、そして《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》を使った「グレーター・ギフト」と呼ばれるデッキタイプの名前の由来にもなっている。
コンボデッキだけでなく、クリーチャー主体のビートダウンデッキでも活躍できるカードだ。
さて、「ウルザズ・サーガ」で生まれ、「第9版」で再録され、そのどちらでも力を見せてくれた《よりよい品物》であるが、そのカード名に関しての逸話がある。
実はこのカード、珍しく公式から「日本語名は誤訳である」と明言されているカードである。
日本語名《よりよい品物》は英語にすると「Better Marchandise」となってしまい、本来の《Greater Good》の意味ではないという。
「より多くの利益」といった訳が本来の意味に近いようであるが、今ではその言葉も必要ない。
このカードがプレイヤーにとって「よりよい品物(カード)」であることは変わらないのだから。
マジック:ザ・ギャザリング、革新的ドラフトセット『バトルボンド』は6月8日(金)発売!
双頭巨人戦向きのドラフトセットである今弾であるが、再録カードの内1枚のプレビュー機会をいただくことができた。
そのカードはこちら。
▲《よりよい品物/Greater Good》 |
よりよい品物(2)(緑)(緑) エンチャント クリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたはその生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい枚数のカードを引き、その後カード3枚を捨てる。 「死から得られる知恵がある。自分自身であれ、別の誰かであれ。」――ゴルガリの死者の王、ジャラド | Greater Good(2)(G)(G) Enchantment Sacrifice a creature:Draw cards equal to the sacrificed creature's power,then discard three cards. "There's wisdom to be gained in death ―― whether it be one's own or someone else's" ――Jarad, Golgari Lich-Lord |
このカードの初出は1998年発売の「ウルザズ・サーガ」。
そう、公式に「Biggest Mistake」と言わしめるあのセットだ。
《時のらせん/Time Spiral》や《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》。
《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》や《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle》といった
マジック:ザ・ギャザリングに触れていれば一度は見聞きしたことのあるであろう超強力カード達。
▲《時のらせん/Time Spiral》 | ▲《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》 |
▲《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》 | ▲《ガイアの揺籃の地/Gara's Cradle》 |
そんな彼らと一緒のセットで生まれた《よりよい品物》もまた、強力なカードの1枚だ。
・エンチャントであるため、《よりよい品物》が破壊されるまで複数回の起動が可能。
・起動にマナがかからないため(クリーチャー以外の)コストを残しておく必要がない。
・カードを引いた後に捨てるため、カードの取捨選択がしやすい。
・パワーが4以上のクリーチャーをコストにすることで手札を増やすことができる。
と、良いことづくめだ。
また収録当時のルールでは、戦闘ダメージをスタックに乗せることが可能であったことも追い風であった。
クリーチャーがブロックされ、相討ちになりそうなときも、戦闘ダメージをスタックに乗せた後《よりよい品物》の生け贄に捧げることで無駄なくクリーチャーを活用できた。
パワー偏重型で死亡しやすいクリーチャーなら猶更恩恵は大きかった。
当時の構築戦だけでなく、現在のモダン構築でも《よりよい品物》と《けちな贈り物/Gifts Ungiven》、そして《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》を使った「グレーター・ギフト」と呼ばれるデッキタイプの名前の由来にもなっている。
▲《けちな贈り物/Gifts Ungiven》 | ▲《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》 |
コンボデッキだけでなく、クリーチャー主体のビートダウンデッキでも活躍できるカードだ。
さて、「ウルザズ・サーガ」で生まれ、「第9版」で再録され、そのどちらでも力を見せてくれた《よりよい品物》であるが、そのカード名に関しての逸話がある。
実はこのカード、珍しく公式から「日本語名は誤訳である」と明言されているカードである。
日本語名《よりよい品物》は英語にすると「Better Marchandise」となってしまい、本来の《Greater Good》の意味ではないという。
「より多くの利益」といった訳が本来の意味に近いようであるが、今ではその言葉も必要ない。
このカードがプレイヤーにとって「よりよい品物(カード)」であることは変わらないのだから。
▲《よりよい品物/Greater Good》ウルザズ・サーガ仕様 | ▲《よりよい品物/Greater Good》第9版仕様 |
マジック:ザ・ギャザリング、革新的ドラフトセット『バトルボンド』は6月8日(金)発売!
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