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寒さも日に日に厳しくなってくる１２月。
この時期は朝起きるのも、出勤や通学で外に出るのも辛いものですが、もう少しすればクリスマスやお正月など、たくさんのイベントが待っています。

年末に近づくと家族や友達同士など、何かと人が集まる機会は増えるもの。
そんな時期は、みんなでテーブルゲームで遊んでみてはいかがでしょうか。

トランプやUNOなどに代表されるカードを使用したものや、将棋やチェス、あるいはスゴロクのようなボードを使用したもの。
人狼のようなトークを楽しむものなど多種多様なテーブルゲーム。
そんなゲームが一堂に会する国内最大規模のイベント「ゲームマーケット2016秋」が、昨日１２月１１日（日）、東京ビッグサイトで開催されました。

テーブルゲームを取り扱うメーカーやショップ、個人サークルなど、テーブルゲームに関わる様々な人がオススメのアイテムを出展したイベントには、１２０００人もの来場者が訪れ、大きな盛り上がりを見せていました。

▲気持ちの良い晴れ空広がる東京ビッグサイト	▲会場は老若男女様々な来場者で大盛況

皆さんが普段プレイしているトレーディングカードゲームも含め、ほとんどのテーブルゲームは相手と向き合って楽しむゲーム。
勝ち負けという競技性のあるものもありますが、「人と人との関わり」という点も大きな魅力と言えます。

『「みんなでたのしく」過ごせ、「人を思いやる心」を自然に育める、そういうイベントでありたいと願っている』というゲームマーケットの理念のとおり、会場はどのブースも和やかな雰囲気。老いも若きも、小さな子供たちも同じテーブルを囲んで同じゲームを楽しみ、終始楽しげな話声などが聞こえてきます。

ファンタジーな世界を扱うもの、童話のような雰囲気を楽しむもの、通勤や料理など日常生活の一コマを切り取ったようなものなどテーマも多彩。自分の好みにあったものを手に取るも良し、誰と遊ぶか、どんなシチュエーションで遊ぶかと想像しながらぴったりなものを選ぶも良し。たくさんのゲームの中から遊びたいゲームを選ぶことができるのも、こういった大きなイベントならではです。

▲探索やバトルを楽しむものもあれば、美味しい和食を作ろうというコミカルなものも （左）フルムーン 人狼の森 [グループSNE] （右）おいしい和食 [KUA]
▲海外の絵本のようなアートも目を引くカードゲーム「果実の収穫 〜THE FRUIT HARVEST〜」（GALLERY OUCHI）	▲コミカルな忍者のイラストが楽しい「にん にん ★ にんじゃ」（あそびつながるラボ/DokyoGames）
▲カバンに入れて持ち歩けるお手軽サイズなゲームもたくさん（百年ゲーム）	▲アニメキャラクターを扱ったゲームも（ムービック）
▲会場では様々なゲームや関連する書籍などを販売
▲芸術作品のようなチェス（左）や、指にはめて回すユニークなダイス（右）など、眺めるだけでも楽しい。

テーブルゲームの中には、もちろんトレーディングカードゲームも含まれています。
ここからはトレーディングカードゲーム関連のブースをご紹介します。

まずは「Magic：the Gathering」（ウィザーズ・オブ・ザ・コースト）のブース。
ブース内では来場者に体験用のデッキを配布し、希望者にはその場でルールを覚えられる体験会を実施。
黒を基調とした落ち着いたテーブルでは、多くの来場者がトレーディングカードゲームの元祖でもある“マジック”を楽しんでいました。
テーブルゲームの世界にトレーディングカードゲームというジャンルを生み出した「Magic：the Gathering」は、今回のイベントにふさわしいタイトルといえるかもしれません。

▲来場者でいっぱいのブース	▲関連アイテムも多数販売されています。

対照的に「赤」を基調としたこちらは、12月9日に最新弾が発売されたばかりの「Force of Will」。登場キャラクターの色鮮やかなアートも目を引きます。
こちらでも多くの来場者がゲームを体験。
カードのアートを描いたイラストレーターも来場し、盛り上がりを見せていました。

▲キャラクターアートが目を引くFowブース	▲モニターの説明を見ながらゲームを体験

３つ目は、様々なTCGタイトルをリリースするブシロードのブース。
今回は「ラブライブ！スクールアイドルコレクション」を出展。カードの展示や体験会が行われました。
今年夏に放送されたアニメも大人気の「ラブライブ！サンシャイン!!」。
作中のアイドルAqoursのスタンドポップが並ぶブースには、多くの方が足を止めていました。

▲Aqoursのメンバーが並ぶブシロードブース	▲ラブライブ！スクールアイドルコレクションを体験

最後は一風変わったタイトル。実在の動植物の写真を使用したカードゲーム「超リアル生物TCG　ワンダー・ライヴズ」のブースです。
「遊べる！生物のすごい能力大図鑑」とも呼ばれる本作は、それぞれの動植物の生態をイメージした能力も特徴的。
遊びながら動植物について学べるゲームは、親子連れも多く訪れるゲームマーケットにぴったりではないでしょうか。

▲超リアル生物TCG　ワンダー・ライヴズ	▲パンダやワニなど実在の動植物が活躍

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様々なテーブルゲームが並ぶゲームマーケットの様子、いかがだったでしょうか。
こちらで紹介したのは、数あるブース、数あるゲームの本当にほんの一部。数えきれないほどのたくさんのゲームが登場していました。

カードゲームとはちょっと違った、でも本当に楽しいゲームの数々。
カードゲームの対戦の合間に、テーブルゲームにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

ゲームマーケットは関東では春と秋、関西では冬の年３回開催。次回は３月１２日（日）に神戸国際展示場で、関東では５月１２日に東京ビッグサイトで開催されます。
今回のレポートで興味を持ったかたは、是非チェックしてみてください。



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