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昨日３月２７日（日）、ドレッドノート最初の日本王者を決する大会「ドレッドノート GrandChampionship2015 決勝大会」が、KADOKAWA本社にて開催されました。

東京、名古屋、大阪の３会場で開催された「Championship」、そして３月２６日（土）の前日予選のいずれかを勝ち抜いてきた、総勢６２名の強豪プレイヤーたちが、会場に集結。
ドレッドノート2015年度の最強の座をかけた戦いの火蓋が切って落とされました。


剱持P、馬原Dと、グループSNE 加藤氏、杉浦氏、河端氏、そして強豪の戦いを一目見ようと集まったドレッドノートプレイヤーの見守る中、GrandChampionship2015はスタート。開始を告げる「ドレッドノート！バースト・オン」の掛け声にも力が入ります。

第１回となるChampionship東京では青黒が優性で始まり、新カードの登場ごとに環境が目まぐるしく動いてきたドレッドノートですが、今回の戦いで多くのプレイヤーが最強と選んだのは Chapter4でも大幅に強化された「黒黄」。
《エイリッヒ・ダルマイヤ》に《ガウリ・メタシン》や《王塚シダルタ》などを組み合わせたデッキが人気で、全体の半数以上がこの「黒黄」を選択しました。
その他では「赤単」「青黄」「青黒」などが人気。キャスターでは《テオ・マグノリア》《華岡 ヒトミ》《三取 タイガ(Chpater4)》などもよく使われていました。

▲厳かな雰囲気の大会の様子	▲《サーガラ》《ラティ》など強力カードの多い「黒黄」が人気
▲剱持P、馬原Dによる実況。大会の様子はニコ生でも配信されました。

さて、ここからは一時サブイベントのエリアに目を移してみましょう。
今回のメインイベントはもちろん「決勝大会」ですが、それ以外にも様々なサブイベントが行われました。

中でも注目は、今回初となる新勢力「緑」の体験会。コストの大きなカードが使いやすくなる新要素「刻印」や、キャスター自身が攻撃に参加できるようになるアーツの追加など、今までとは異なるプレイ感で、体験者からも好評の声が上がっていました。

▲挑戦者を迎え撃つ河端氏（左）と加藤氏（右）	▲緑のカードについて説明する杉浦氏
▲新勢力「緑」の体験会の様子
▲試合実況の合間にはドレッドノートクイズも。かなりの難問揃い
▲対戦に疲れたらちょっと一息。KADOKAWA刊の雑誌やコミックが読めるブース

▲《クリストファ・ブルボン》	▲《不二夜 ベルタ》	▲《魔剣 グラム》
▲《オーディン》	▲《スカジ》	▲《棘のルーン ソーン》
▲《スレイプニール》	▲《ロヴン》	▲《イチイのルーン エオー》

いよいよ決勝戦。長い戦いを勝ち抜いてきたのは、いずれも「黒黄」デッキを操る「ヒデさん」と「鯖さん」の２人。
大勢のプレイヤーに見守られながら、最後の戦いが始まりました。
毎ターン手に汗握る攻防が繰り広げられましたが、序盤から《サーガラ》を引き込み猛攻をみせる鯖さんが一歩勝り、初の最強の座を手にしました。

▲戦いに望むヒデさん（左）と鯖さん（右）	▲息を飲む展開が続く決勝戦

決勝戦の熱気も冷めやらぬ中、ドレッドノートGrandChampionship2015は無事閉幕。
鯖さん、ヒデさんはじめ、上位入賞者にはそれぞれ記念品と賞金が授与されました。

▲優勝　鯖さん	▲準優勝　ヒデさん
▲BEST4　玄さん（左）おっきゅんさん（右）	▲BEST8　左からESさん、伊茶門さん、もかぞうさん、ざっぱさん

今回のGrandChampionship開催に先駆けて、ドレッドノートを手掛けるグループSNEの加藤氏、杉浦氏、河端氏にGrandChampionshipと、新勢力「緑」の加わる新たなシーズンについてのコメントをいただいてきましたので、こちらでご紹介します。


グループSNE 加藤氏（以下、加藤氏）
ユーザーの皆様にはもちろんのこと、扱ってくださっているショップ様に「やっとグラチャン（グランドチャンピオンシップ）まできました、今までありがとうございます！」の気持ちでいっぱいです。そして「これからもよろしくお願いします！」ですね。
どんなデッキが入賞するのかが楽しみですねー！　８回戦を勝ち抜くための安定志向として、あのへんが強いんじゃないかという予想はあるんですが、それだけに少数派のデッキを個人的には応援したいですね！

グループSNE 杉浦氏（以下、杉浦氏）
１年を締めくくる総決算ということで、期待に胸をふくらませています。ドレノは環境変化を楽しんでいただけることを心がけてカードデザインやバランスを調整してきたのですが、その試みの結果が見られるのが楽しみです。

グループSNE 河端氏（以下、河端氏）
なにより「いよいよだ……！」という感慨が大きいです。Chapter4まで来るとカードプールが広がり、個性のあるデッキがたくさん組めるようになったので、会場にいらっしゃった皆さんには勝敗もさることながら「おお、こんな面白いデッキがあるのか」という発見を楽しんでいただけたらと思います（私も楽しませていただいてます）。


加藤氏
新規様おいでませ、そして復帰を考えてくださっている皆様おかえりなさい！　
今回から追加される「緑」だけを使っても、十分に戦えるように、存分に楽しめるように、心がけてデザインしましたのでぜひ遊んでみてほしいです！
また、今までずっと遊んでくださっていた皆様には、他の色にはない「緑ならではの味」を存分に味わっていただければうれしいです！
かなりイケますよ、緑！　

杉浦氏
まずは新規ユーザーさんや以前にドレノを遊んでいた復帰組の皆さんに、ぜひ新色の「緑」に触れていただければなと。題材としてなじみ深い北欧神話と、カードの揃えやすさ、そしてコンセプトが絞られているぶんの濃縮された強さを感じていただけると思います。もちろん従来ユーザーの皆さんにも、新たなギミックや環境変化を楽しんでいただけるものに仕上がっているはずです。

河端氏
待ちに待った「緑（北欧神話）」追加！　ということでストーリー面でも「ミズガルズ」という緑勢力のメンバーたちが出てきます。既存メンバーたちと同様、個性さまざまに活躍する様子を描いていく予定ですので、毎週更新の公式ストーリー「Dreadnought Episodes（https://dreadnought-tcg.com/story）」を楽しんでいただけたら幸いです。


加藤氏
競技性前提のゲームですので、うまい人になかなか勝てずに心折れる人もいるかもしれません（加藤もです！）。しかし負けた経験値は必ず反映されていくゲームですのでいっしょにがんばっていきましょう！　
末永く愛されるゲームになってほしい！　――とも思っていますので、皆様もお力添えをよろしくお願いします！

杉浦氏
ドレノのユーザーさんは本当に熱意にあふれる紳士ばかりで、イベントなどでもそのパワーを分けていただいています。毎セットごとの環境変化や新コンセプトを送り出すのはももちろんですが、カードプールが広がることによる意外な発見なども盛り込めていけたらなと思います。これからもドレッドノートで遊び尽くしていただけますようお願いします。

河端氏
ストーリー面から、特定のキャスター（キャラクター）を好きになってくださっている方も多いようでとても嬉しいです。個人的にはキャラ性重視のデッキ構築も好きなので、特に「ここから始める」という方には、お友達同士でそういう趣味嗜好全開の限定構築戦などをやって楽しんでいただけると嬉しいなぁと思います。
これからもドレッドノートをよろしくお願いいたします！



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