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今年７月、突如情報が舞い込んできた「第18回モンスター・コレクションＴＣＧ全日本選手権」。
８月１５日（土）に開催された西日本予選に引き続き、東日本予選、そして決勝大会が９月５日（土）、６日（日）に開催されました。
第１弾リリースの1997年より、20年近くも愛され続けてきたモンスター・コレクションTCGの大会の様子をご紹介します。


まずは９月５日（土）開催の東日本予選から。
会場は、幕張メッセなどで知られる千葉県・幕張にある「幕張勤労市民プラザ」。サポート休止後もモンコレを愛し続けたモンコレファイターの皆さんによって、東日本大会は開始となりました。

▲会場の千葉市幕張勤労市民プラザ	▲開会を宣言するグループSNE加藤氏

真剣勝負でも楽しさやこだわりを忘れないのがモンコレファイター。
比較的新しめな『風神竜』『エルキュリア（エルフ・ワルキュリア混合デック）』や、過去の大会でも結果を残した『ミノタウロス』などに交じって、ブシロード版の最初のトライアルデック「剣姫」をベースとした『猫ドラジェ』デックや、ブロック２で登場した『アヌビス』、扱いの難しい『レミング』など、ほとんどすべてのタイプが揃っているのではないかというほど、多種多様なデックが参戦していました。

▲東日本予選大会の様子	▲『剣姫』vs『黙示録の魔剣』の新旧ドラジェ対決

全５回戦の戦いの結果、予選１位通過を果たしたのは『風神竜』。その他『エルキュリア』『ミノタウロス』『亡霊』『歌姫』『アヌビス』などが翌日の決勝大会にコマを進めました。都合により決勝進出を辞退したプレイヤーの中には『インセクト』デックを使用するの姿も見られ、どんなデックタイプでも勝ちに行けるゲームだということを改めて感じました。


明けて翌日。９月６日（日）はいよいよ決勝大会。
会場は「新横浜プリンスホテル」。「モンコレ全日本選手権発祥」のイベントである「Japan Game Convention（JGC）」にて開催となりました。
「Japan Game Convention（JGC）」は、テーブルトークRPG、ボードゲーム、トレーディングカードゲームなど、あらゆるアナログゲームファンの祭典。モンコレ決勝大会の他にも、様々なアナログゲームの販売や新作ゲームの先行プレイなどでにぎわいました。

▲様々なアナログゲームメーカーのブースが出展。もちろんモンコレのグループSNEも出展しています。	▲様々なゲームが体験できるプレイスペースも多数。こちらは10/17にタカラトミーから発売の「アルスラーン戦記 ボードゲーム」のプレイ卓
▲モンコレ大会エリアには有志の方によるシャドウボックスも展示。 モンコレの歴史を彩ってきたカードの数々。

決勝大会へ出場するのは、予選大会を勝ち抜いた３０名の皆さん。ある程度人気のデックタイプもあるものの、この日も様々なデックが登場。参加者のデック分布は以下の通り。

▲第18回モンコレ全日本選手権デック分布

▲決勝大会の様子。『ドラゴンJr』のロゴ入りプレイマットも懐かしい	▲決勝参加者にはグループSNEさんからささやかな（？）プレゼントも

同系デックのぶつかり合いなどで最大勢力の『風神竜』『エルキュリア』が全滅するなどの番狂わせも経て、ベスト４に残ったのは、カイムマスターさん（亡霊デック）、ディンディンさん（ミノタウロスデック）、葉月蒼さん（歌姫デック）、フジワラさん（歌姫デック）の４名。
この中から、第１８回全日本選手権の王者が決まります。

▲【準決勝】葉月蒼さんvsフジワラさんによる歌姫対決	▲【準決勝】ディンディンさん（ミノタウロス）vsカイムマスターさん（亡霊）

決勝戦は カイムマスターさん VS 葉月蒼さんによる『亡霊』と『歌姫』の戦い。お互いに一進一退の攻防の末、勝利を手にしたのは『亡霊』デックを使うカイムマスターさん。長い緊張状態からの解放に、対戦直後は脚をもつれさせるような一幕もありましたが、自身初となる全日本選手権優勝の喜びを興奮混じりに話していました。

▲【決勝】カイムマスターさん（亡霊）vs葉月蒼さん（歌姫）	▲大量のコモンドローンが歌姫の守る本陣を襲う

▲決勝戦を勝ち抜いた上位入賞者の皆さん。 左からグループSNE加藤氏、準優勝 葉月蒼さん、優勝 カイムマスターさん、第3位 ディンディンさん、グループSNE杉浦氏

次ページでは加藤氏、杉浦氏へのインタビュー＆上位入賞者のデックレシピを掲載！ ⇒（２ページへ）

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