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[2011/05/17 21:00] |
モンスター・コレクションTCG新規発表会【質疑応答編】
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先日行われたモンスター・コレクションTCG新規発表会。
その最後に行われたユーザーからの質疑応答。
質疑応答には、グループSNE・ゲームデザイナーの加藤氏、富士見書房の稲垣氏、高木氏、ブシロードの大河内氏が登壇。
(左から 大河内氏、高木氏、稲垣氏、加藤氏)
進行にブシロード代表取締役の木谷氏を迎えてスタートしました。
40分間に及ぶ白熱した質疑応答の内容を全掲載しましたので、ご覧ください。
※掲載にあたり、画像は新規発表会の一部より抜粋、一部注釈入りとなっております。
Q:ユーザー
「ブースターの「アルフレアの不死鳥」が1パック7枚入りということですがレア・アンコモンなどの封入率は?」
A:大河内氏
「封入率は最終調整中です。今より集めやすくなることを約束いたします。」
Q:ユーザー
「ファイターネームは引き続き使えますか?」
A:稲垣氏
「ファイターネームは魂の名前なので、今後も使って頂ければと思います。」
Q:ユーザー
「現状の総合ルールやフロアルールに改定が加わったりしますか?それとも0から作っていくのですか?」
A:大河内氏
「引き継ぎさせて頂きます。新しいカードを見て頂いた通り、表記などの違いから若干の変更は加わるかもしれませんが、根本的には何も変わらないと考えて頂いて大丈夫です。」
Q:ユーザー
「ルールは変わらないということでしたが、7月末までは現状のまま、8月の商品が出ても何も変わらないということでいいですか?」
A:稲垣氏
「はい。基本的なルール解釈は引き続き同じで、8月に新しいカードが出たらそのカードのルールが加わっていくだけです。」
Q:ユーザー
「ジャッジについても変わらないですか?」
A:稲垣氏
「ジャッジの方々にはきちんとご案内をお送りします。」
Q:ユーザー
「【アルフレアの不死鳥】【ソラステルの堕天使】のカードの種類はどれくらいになりますか?」
A:大河内氏
「アルフレアの不死鳥は154種類です。 エクストラブースターの方は仕様確定前なので、また新しいホームページなどで発表しますのでお待ちください。」
Q:ユーザー
小耳に300とか聞いたのですが……。
A:加藤氏
「1ブロックの環境はだいたい250種類くらいでできてると思ってて下さい。」
Q:ユーザー
「予選の形式が地区決勝大会などに変わって、最終的に全国大会の人数は現状より絞られていくようになってしまうのでしょうか?」
A:大河内氏
「先ほど発表させて頂いた通り、これまでと同じように店舗で権利を獲得して頂いて全国大会に来て頂くというラインと、地区決勝大会を勝ち抜いた方には権利獲得と弊社交通費負担で全国大会に来ていただくという2つのラインを作らせて頂きました。なので全国大会の人数がいまより絞られるということはないです。」
A:木谷氏
「今までの流れをそのまま残しながら、各地区決勝の方が加わると考えて頂ければと思います。地区決勝は新規のユーザーや一人で不安な方などがタッグでいっしょに参加してもらったり、という感じにこれからの方の参加を促しやすくするために設けます。」
Q:ユーザー
ジャッジ主催公認大会・特別大会は、今後どんな形でやらせてもらえるようになりますか?
A:大河内氏
「弊社においても引き続きジャッジ開催はサポートしていきます。受け付け方法が若干変わるかもしれませんが、きちんとかたまり次第ホームページで案内いたしますので、またご確認頂ければと思います。なので引き続きよろしくお願いいたします。」
Q:ユーザー
「公認はしてもらって大規模なイベントや特別大会を開催します、というときに今までは公式ページなどで告知して頂けたのですが、ブシロードさんは、そういったときどういう形でサポートして頂けますか?」
A:大河内氏
「今ままで通りホームページなどで告知させて頂くということでいいですか?社長?」
A:木谷氏
「それは、現状の当社のカードゲームでも内容に応じて(告知協力を)やらせて頂いてます。もちろん公式が宣伝して集まって頂いても問題がないかどうかは判断させて頂いています。真面目に自主的に開催しているものに関してはきちんと告知させて頂いてますし、場合によってはゲストも派遣しています。ですから、そこは変わらないと考えて頂いて問題ないです。」
Q:ユーザー
「今後も「神霊獣の咆哮」など既存のセットが使えるとのことですが、品薄になっている商品もあると思うのですが、そういったものが新しいユーザーさんたちが手に入りにくくなると思うのですが、その辺りはどのようにサポートして頂けるのでしょうか?」
A:大河内氏
「新規ユーザーの方には基本的には「ブランニュー」で遊んで頂いて、現在企画しております「ブロック戦」などに参加して頂ければと考えております。ですが、もし新規のユーザーの方が、過去のセットでやりたいという声が多ければ前向きに検討させて頂きます。」
A:木谷氏
「当社のカードゲームでは3年前に作った商品の再販をしているものもあれば、1年で再販しないものもある。マーケットの状況に応じて再販すべきと判断すれば、再販します。今回の場合は、ブロッコリーさんから引き継いでいる部分もあるので、(現状販売中の商品)再販の方法については検討しなければいけないですが、マーケットが欲するものはきちんとやらなければいけないので、そこは心配なさらなくても大丈夫です。」
Q:ユーザー
「その再販などが必要な入手困難なカードについてですが、「神霊獣~暗黒卿」は現在でも必須なカードで既に入手困難なカードもあるわけですが、そこはどれくらい売られ続けるますか?またそれらがブシロードさんからでる製品で再録という可能性についてはどうでしょうか?」
A:木谷氏
「一番簡単なのは絵違いで収録という形ですね。」
A:加藤氏
「そういうのもありますね。新しく収録されるものは、今までと同等かそれ以上に必ずなるか、同名亜種カードなどになると思うので、そういう考えでいいと思います。またそういう(再録が熱望される)カードがあれば、ブシロードさんやSNEにメールを送って頂ければ叶うかもしれません。」
A:木谷氏
「当社なんですが、プロモカードなどを多く出している印象があるのですが、実は(カードゲームの実戦において)使えるカードはほとんど出していないです。必須のプロモカードは出していないんです。
万が一絶対必要だというものがあれば、なんらかの形で再入手できるようにします。なのでその点においては心配なさらなくて大丈夫です。再録に関してですが、今貴重になっているカードで、それをご商売にしているお店さんや価値があることを楽しんでいるコレクターさんもいらっしゃるので、その方たちの気持ちも考えて再録は判断しなければならないと考えています。ですからマーケットになくなりました、では再録します、じゃなくて理想はなるべく再販したい、と思っています。
それでどうしようもなくなったら再録する、コレクションの価値を下げないんだったら絵違いで再録する、ということで考えつつやらせて頂きたいと考えております。
短絡的にはいかないと思いますので、お店やお客さんなど在庫状況や市場価格とかゲームの中でどれくらい必要かとか考えながら今後検討させて頂きますのでご安心下さい。」
Q:ユーザー
「例えば、マジック:ザ・ギャザリングのような毎年改訂される必須カードを収録した基本セットのようなものを販売されるということはありませんでしょうか?」
A:大河内氏
「再録されるという状態を考えるのであれば、スターター(構築済みデック)に、などわかりやすい形を取らせて頂きます。」
Q:ユーザー
「イラストレーターの起用についての質問なんですが、ブロッコリーから発売されているもので、今までの日本のファンタジーを支えてきた方の採用率が落ちてきたのではないかと思っていまして、その辺のイラストレーターの採用とまたブロッコリーから描いてくれはじめたイラストレーターも、またブシロードでも描いていただけるのでしょうか?」
A:稲垣氏
「そうですね。伝統のある、人気のあるイラストレーターさんは、今後も引き続き描いて頂きたいなと思います。
何かご希望の方とかいらっしゃいますか?」
Q:ユーザー
「るりあさんとか、鈴木理華さんとか最近ワルキュリアをを描いてないなとか……。」
A:稲垣氏
「あー、なるほど。わかりました。交渉して参ります(笑)
ブロッコリーさんのときに描いて頂いた方にもお願いしておりますので描かなくなった、ということはないと思います。もしこの方に描いてほしいというのがありましたらお気軽にメールでも頂ければ対応しますのでお願いいたします。」
Q:ユーザー
「Gレギュレーションになって極稀がキラカードになったんですが、そういった仕様は変わるのでしょうか?」
A:大河内氏
「今の仕様を引き継ぐと考えて頂いて問題ないと思います。」
Q:ユーザー
「紙質など変わりますか?」
A:大河内氏
「変わりません。混ぜて遊べるように配慮はしております。」
Q:ユーザー
「Gレギュレーションのときには、Gレギュレーション以前のカードであれば、スリーブに入れるのを前提で、使用可能であったと認識しているんですけど、読み替えが必要なカードがあったときに、ブシロードさんになったら前のカードは一切使用不可になるのでしょうか?」
A:稲垣氏
「読み替えが必要なカードにつきましては、新規ユーザーの方が大きく混乱すると思いますので、現状、富士見書房単独時代のものにつきましては、ブロック1以降の環境では使用をご遠慮頂く方向で考えております。」
Q:ユーザー
「ブロック制ということですが、後発のカードの方が強くなりすぎたりしないでしょうか?」
A:加藤氏
「カードゲームである以上、絶対にインフレは起こってしまうと思うのですが、可能な限り緩やかにいこうと思っています。
ブロック1~ブロック3くらいまでは同じ強さでやりたいなぁとは思っています。できるかわからないんですけどね(笑)」
A:木谷氏
「ブシロードはカードゲームをただ売ってるだけではないんですね。例えばChaosTCGは自社ラインなんですよ。なので自社にテストプレイチームもいるんですよ。
ですから他のタイトルもテストプレイすることが可能です。ブシロード社内でも(モンスターコレクション)を触らせて頂こうと思っております。」
Q:ユーザー
「大会の運営なんですが、現在ブシロードさんが開催している地区決勝大会に併設という形になるんでしょうか? モンコレユーザーはちょっと年齢層が高いので、ヴァイスなどやってる会場で大丈夫なのかちょっと心配で……。」
A:大河内氏
「(現行の地区決勝と)同日開催という形になります。」
A:木谷氏
「地区決勝大会はなるべくいっしょにしたいと思っています。理由は、当社のカードゲーム、もちろんタイトルによっても違いますが、中高生が非常に多いんです。なのでその人たちに見せたいです。モンスターコレクションを。こんなゲームもあるんだよっていうのをですね。
今やってるゲームと違ったゲーム性のものもあるんだよっていうのを僕はどんどん見せた方がいいと思ってます。」
Q:ユーザー
「現状のジャッジの引き継ぎ(※)なのですが、いつ頃から行うのか教えてください。7月の大会がそもそもできるのか?」
※実際は引き継ぎではなく、現行のジャッジに改めてブシロードからジャッジ資格を与える再登録という形でジャッジは移行する。
A:大河内氏
「ホームページで早い段階で告知します。6月頭には動けるかなと考えておりますのでよろしくお願いします。」
Q:ユーザー
「新商品が出てから、旧商品の流通状況はどうなるのでしょうか。」
A:大河内氏
「ブロッコリーさんの製品は弊社では取扱いができません。なので先ほどの話でもあったように、どうしても必要なカードがあれば、再録や新しいカードにして、という形になると思います。」
Q:ユーザー
「ということは、しばらくは古いものがないという状況になるんですか?」
A:大河内氏
「そうなります。」
A:木谷氏
「そこはご迷惑おかけすることになると思いますが、当社に移ってからは在庫はきちっと持ちます。すぐ切れました。手に入りませんという環境には今後していかないようにやっていくつもりです。」
ここからは事前に集められた質問より2つ紹介されました。
Q
公認大会の開催数と会場分布はどうなりますか?
A:大河内氏
「弊社で全力でバックアップしていきまして、現在月間約120か所のところ、250くらいを目指したいきたいです。」
Q
コラボタイトルはありますか?
A:大河内氏
「今回発表した「ゴッドイーター」とのコラボを紹介させて頂いたのですが、六門世界の世界観を壊すことはありません。
そこは宣言させて下さい。混ぜません!ゴッドイーターはゴッドイーターで遊べるように作らせて頂きます。」
A:加藤氏
「ルールは同じですが、基本的に混ぜて遊ぶようには作っていません。混ぜられることが嫌だなと思っている方は安心して頂けるかなと。」
木谷氏
「今回発表はしなかったんですが、初心者講習会に関してなんですが、9月~10月にかけて可能ならば100か所くらいで、土日を使って開催していきたいと考えております。まだまだ聞きたいことがおありの方がいましたら、ユーザーサポートに頂ければ、ホームページや発表会などできちんと答えていきたいと思いますので何卒よろしくお願いいたします。」
© GROUP SNE/FUJIMISHOBO,BUSHIROAD
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