まるる@新聞さんのブログ

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【WS】【コラム】起動効果を封じることによるメタについて

今回は、主にネオスタンダードにおいて起動効果を封じるメタについて考察したいと思います。
長いので、見る方は覚悟してくださいね(笑)


起動効果を封じることができるカードは以下の2種類

リトルバスターズ!EXから
“無表情で無愛想”佳奈多


LB/W02-E11
カード名:“無表情で無愛想”佳奈多
カテゴリ:キャラクター
色:赤
レベル:2 コスト:1 トリガー:1
パワー:8000 ソウル:1
特徴:《委員長》・《双子》

【起】[①]次の相手のターンの終わりまで、相手は舞台にいるキャラの【起】を使えない。

それから、禁書目録&超電磁砲から
“幻想殺し”当麻

ID/W10-006
カード名: “幻想殺し” イマジンブレイカー当麻
カテゴリ:キャラクター
色:黄
レベル:1 コスト:0 トリガー:0
パワー:4500 ソウル:1
特徴:《特徴なし》

【永】 記憶 あなたの思い出が2枚以上なら、舞台のこのカードのレベルを-1し、パワーを+1500。
【自】[①]このカードがアタックした時、クライマックス置場に「すべてを打ち消す力」があるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、次の相手のターンの終わりまで、相手は舞台にいるキャラの【起】を使えない。




上条さんは低レベル帯から効果を狙っていけるカードですが、CXが必要なので、恒常的に狙いにくい点、デッキに組み込みにくい点から今回は考えないことにします。


さて、“無表情で無愛想”佳奈多ですが、今はあまり見かけませんが小川集中が使えた時代にメタとして多くのデッキに採用されていました。2/1キャラという点、1コストで相手の集中を封じれることを見ても優秀なカードであったことがわかります。


今回はネオスタンダードの考察ということで、リトルバスターズについて考えます。佳奈多は赤色ですが、リトバスの赤には優秀な回収カード「忙しい佳奈多」を始め、強力な0相打ち「“好奇な視線”唯湖」や1相打ち「“クールでお茶目”唯湖」、使いやすい集中の「水鉄砲 葉留佳」などがあり、タッチ赤のような構築でも問題なく投入できるカードであると思います。


ここで、起動効果を封じるメリットを考えます。起動効果といえば最も有名な「集中」を始め、パワーを上げたり、ドローをしたりと、様々な種類があります。そこで、ネオスタンダードにおいて起動効果が優秀、またはメインのカードとなっているタイトルをあげてみます。


まずは「ミルキィホームズ」

「浮き輪でプカプカ シャロ」や「チア衣装のエリー」等、後列二枚レストでレベル置場のカードを操作するカードが存在し、現在のデッキ構築のメインとなっています。「魔女っ子シャロ」等、レベル置き場を入れ替えることで効果が発動するカードが多数存在し、この効果にとても依存しているタイトルとなっています。


次に「ダ・カーポ」

小川集中というコンボができる唯一のタイトルで、特に《新聞》デッキや《スポーツ》デッキは後半以降でも集中に依存することが多く、どのレベル帯でも手札が潤沢なことが多いデッキとなっています。他にも《鍋》デッキ等では「アツアツな二人 萌」の起動効果による優秀な手札交換ができるタイトルでもあります。


「ゼロの使い魔」

「虚無のルイズ」「セーラー服のシエスタ」等、優秀な集中持ちが数多く存在するタイトルとなっています。


「ギルティクラウン」

「桜満 集」という強力な起動効果を持つエンドカードを有してるタイトルで、「うつむく集」という優秀な集中持ちもいます。


「アイドルマスター」

「アイドルとしての才能 愛」の起動効果、「明るい親子 愛&舞」に各種回収カードのコンボによってデッキトップに大量のカードを盛ることができます。他にも「歌の女神 千早」の回復効果などが起動効果です。また、集中持ちも多くいます。


以上が、自分から見た佳奈多が特に刺さるタイトルです。
他にも、(ここからは自分の個人的な印象ですが)集中持ちをよく見るタイトルとして
「ペルソナ」「シンフォギア」「KOF」のレスト4枚集中の回収カードを有してるタイトル、
「まどマギ」「フェアリーテイル」「SAO」「化物語」「シャイニングフォースイクサ」の特徴サーチや回収、
「灼眼のシャナ」「Rewrite」「リトルバスターズ」などの、何度か使える系の回収集中などがありますね。


集中の他にも「アクセルワールド」「Angel Beats!」「なのは」には起動効果でパワーを上げたり、効果を付与するカードの採用率が高かったり、「ビビットレッド・オペレーション」「なのは」等には起動効果で早出しするカードがあります。



さて、こうして挙げてみると、様々なタイトルに起動効果は採用されると見れます。特に、最初の方に挙げたタイトルには起動効果に大きく依存しているタイトルであることがわかりますね。


それでは、佳奈多の刺さり具合うを見てみましょう。佳奈多はレベル2のキャラなので効果を使えるのは少なくとも中盤以降となってしまいます。なので、特に有効なタイトルは、実は集中持ちのタイトルより起動効果を持つレベル2以上のあるタイトルということになります。「ミルキィホームズ」「ギルティクラウン」「アイドルマスター」のメインデッキには刺さりそうです。もちろん、状況を見て相手の集中を封じるのは重要ですから、他のタイトルにも使っていけそうです。


特に「ミルキィホームズ」「アイドルマスター」には、相手の後列にさわれるカードが極端に少なく、もともとレベル2にも恵まれないタイトルであるため、佳奈多を後列においてしまえば絶望的です。「ギルティクラウン」には「篠宮 綾瀬」という後列に簡単に干渉できるカードがあるので、盤面を取ることができれば「桜満 集」の効果を使うことができるかもしれません。


自分も本来、ミルキィホームズに対するメタになると思って採用したカードですが、アイドルマスターのトップ盛りを防いだり、ビビッドレッドにドッキングさせなかったりと広範囲に刺さることが分かり、この記事を書いてみようと思った次第なのです。


そして、重要なのがこのカードの弱点です。まずは、このカードを使用するにあたって、毎ターン1コストを払い続けなくてはなりません。効果を使ってるので当然ですが、逆に相手は本来使うはずであったコストが残るわけですね。ここでコスト差でゴリ押しされないように立ち回る必要があるわけです。それから、このカードをどう守るかということです。このカード自体2/1のキャラカードなので、複数枚積むのに抵抗があります。かといって守るために後ろに置くと応援が減り、盤面の全体的なパワーが下がってしまいます。幸い、パワーは8000と十分にあるので後列がしっかりとしていれば守ることもできますが、恒常的に使っていくとなるとやはり後列に置くのが安全だと思います。相手のタイトルによって扱いを変えていくプレイングが重要になります。また、1コストのキャラなので、「WAS」等の各種イベントやCXシナジーなどに焼かれることが多いです。この点も、序盤から相手の控え室やトリガーをよく確認し、デッキの内容を把握していく必要がありますね。



リトルバスターズはアニメによって追加された後、まだ公式で結果を残してはいませんが、強力なタイトルに対するメタとして刺さるので、今後新しいタイトルが起動効果に依存しているものだった場合などで、上位に浮上してくることがあるかもしれません。


以上、“無表情で無愛想”佳奈多を使ってみた感想のようなものになってしまった部分もありましたが、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。ありがとうございました


登録タグ: WS  ヴァイスシュヴァルツ  コラム 

あなたはこのブログの 2236 番目の読者です。


テーマ:WS コラム投稿日時:2013/07/05 18:32
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ  
表示範囲:全体
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現在“7件”のコメントがあります。
アルド希少種 リタレン さん [2013/07/05 22:21]
なのはにも起動封じるカードありますよ。
標準のアバター まるる@新聞 さん [2013/07/05 22:58]
>>リタレンさん
コメントありがとうございます
「時空管理局提督リンディ」ですね、見落としてましたありがとうございます

早い段階から使える点、CXなどを使用せず単体だけで使える点で使えそうなカードですが、恒常的に使えるカードではないので残念ながら今回のテーマには合いませんね・・・

ところでこのブログは追記機能ないのでしょうか、ミスできないのは難しいですね
メイドかもね 紅焔 さん [2013/07/06 01:44]
「“無表情で無愛想”佳奈多」の致命的な弱点は
Lv.2ということで
出てくるのが非常に遅いということ
こいつが場に出てくるまでには
もう準備はできているから
出てきたとことで
だからどうしたの?
ってなる
∴ZM使ってるけど
「“無表情で無愛想”佳奈多」使ってくる奴はお客様だよ
標準のアバター まるる@新聞 さん [2013/07/06 01:49]
>>紅焔さん
コメントありがとうございます
そうですね、ですので、刺さるのはレベル2以降に起動効果をメインに使うタイトルということになります。佳奈多で集中を止める場合には、こちらが盤面を制圧している場合になります
状況を見て相手の集中を封じるとはこういうことになりますね
暁よみな あきさく さん [2013/07/06 06:29]
はじめまして。参考になりました
記事に追記したい時は編集すれば大丈夫ですよ。

起動封じの佳奈多は私もリトバスでの採用を考えましたが、枠の関係や使い勝手の問題で見送りました。
ネックとなったのは、まず一番止めたい1レベルでのデッキクラッシュ集中が止められないことと、早だし等のタイミングを選ぶ起動以外は毎ターン打ち続けない限り発動を許してしまう点であまり環境にあってないかなとも思ったからです。
起動封じは相手によっては非常に強力ですが、リトバス自体のデッキが3レベを沸かせられるので、あまり高レベル帯のパワーにこだわらないこともあり、不確定で相手依存の佳奈多に毎ターン1コスト払うよりはコストを生かして回復や盤面にコストを割くべき場面の方が多いと思います。
もちろんピンで刺して運用するのは非常に強力なカードですが、必要以上に意識して使う必要のあるカードでもないかなと思います
暁よみな あきさく さん [2013/07/06 06:29]
はじめまして。参考になりました
記事に追記したい時は編集すれば大丈夫ですよ。

起動封じの佳奈多は私もリトバスでの採用を考えましたが、枠の関係や使い勝手の問題で見送りました。
ネックとなったのは、まず一番止めたい1レベルでのデッキクラッシュ集中が止められないことと、早だし等のタイミングを選ぶ起動以外は毎ターン打ち続けない限り発動を許してしまう点であまり環境にあってないかなとも思ったからです。
起動封じは相手によっては非常に強力ですが、リトバス自体のデッキが3レベを沸かせられるので、あまり高レベル帯のパワーにこだわらないこともあり、不確定で相手依存の佳奈多に毎ターン1コスト払うよりはコストを生かして回復や盤面にコストを割くべき場面の方が多いと思います。
もちろんピンで刺して運用するのは非常に強力なカードですが、必要以上に意識して使う必要のあるカードでもないかなと思います
標準のアバター まるる@新聞 さん [2013/07/06 12:30]
>>あきさくさん
貴重なご意見、それから編集についてありがとうございます

確かに、メイド服の美魚による回復圧縮デッキの場合はストックが足りなくなるので採用は難しいかもしれません。
このタイプには、おめかし小毬等のレベル2の枠を、争うカードもありますし。

今度レシピをあげてみようと思いますが、自分は一枚積みにして、必要だと判断したら回収するというようにしています。

ただ、ミルキィに対するメタとしての性能は目を見張るものがありますので、メタカードらしく環境に左右されるカードでありますね。