公式に質問した内容の回答
もうすぐチャンピオンカーニバルですね。
表チャンカも裏チャンカもどんなデッキが勝ちあがるか楽しみです。
札幌のほうは土曜にミント札幌店さま、日曜は札幌市中央区民センターにて公認大会がありますのでご参加をお待ちしております。
今回は公認大会にて参加者から聞かれた質問の回答が公式から届きましたので、その内容について記載したいと思います。
はい。可能です。 みたいな簡単な回答が多かったので、根拠的なQ&Aといちジャッジとしての意見も交えて考察していきたいと思います。
Q.
ラブリーギフトで手札に加えるブレイクカードは、対戦相手に公開しないといけないのでしょうか?
A.
はい、その通りです。
Q&Aの戦士“エイラ・ロウ”(QA-2442)の裁定を見ると対戦相手に公開することがわかりますね。
皇帝印“伝国璽”(QA-1801)の裁定では非公開となってますが、ラブリーギフトはテキスト的にエイラ・ロウとほぼ同じなので、~~を選び、の時点で公開になると推測されます。
同じようなテキストのカードは全て公開するという考えで問題ないですね。
Q.
相手キャラクターのアタック宣言に対して、こちらのキャラクターA(通常のガード宣言)とシンクロのスキルを使用したキャラクターBで同時にガード宣言を行いました。
このガード宣言のレスポンスで通常のガード宣言をしたキャラクターAのみを何らかの効果で捨て札した場合、バトルは発生せずにシンクロによるガード宣言は取り消され、プレイヤーへのアタックが成立するのでしょうか?
A.
はい、ガードの主体のキャラクターが存在しなくなりますので、アタック宣言が本来の目標に与えられます。
QA-943 の裁定など、シンクロのアタック宣言に関するものはQ&Aがたくさんありましたが、ガード宣言時のものはほとんどなかったので公式に問い合わせてみました。
シンクロについてはかなりややこしいスキルですが、「味方の支配キャラクターと共同でバトルに参加できる」ものなので、共同となる味方がいなければ効果を発揮しないということですね。
ルールブックのシンクロの欄にも、バトルが行われなければシンクロの効果でのアタック宣言、ガード宣言は取り消されると記されています。
最初にバトルに入るか入らないかの基準はシンクロ側ではない元々の主体キャラのアタック、ガード宣言が有効かどうかで判断され、
さらにはシンクロ側のアタック、ガードも成立した場合にのみシンクロが効果を発揮し、共同でバトルが行われるもの、という認識で問題ないと思います。
Q.
手札にキャラクターカードが1枚も無い状態で、「EX0903 花園の幻」 の使用宣言はできるのでしょうか?
A.
はい、可能です。
QA-1417、QA-1903、QA-2275 などを見ると、効果対象が適正でない場合は使用宣言自体ができないとなってますが、
「その後、」以降の効果対象については宣言時には適正でなくてもいい、ということですね。
ちなみに、
使用宣言の段階で対象にしたキャラクターを手札に戻し、その戻したキャラクターカードを再びセットするのも可能。
再びセットされたキャラクターは手札に戻す前のとは別のキャラクターとして扱われる。
手札が花園の幻1枚のみの状態でも使用宣言可能。(使用宣言した時点で手札が0枚でも大丈夫)
という回答も公式からいただいています。
Q.
「0799 ナイトクラブバニー」を追加の2コストを支払って▼を持つブレイクしていないキャラクターにセット宣言しました。
このセット宣言にレスポンスで「0316 ヴァイタルドレイン」を使用宣言する場合、Xのコストは本来のブレイクカードのコストの1なのでしょうか?
A.
はい、その通りです。追加で支払うコストはブレイクカードのコストではありません。
QA-2317、QA-2430 にて、追加のコストはブレイクやプロジェクトのコストとは見なされていないのがわかりますね。
ヴァイタルドレインはブレイクカードのコストを参照にするカードなので、追加のコストは関係ないということですね。
なお、過去に参加者からの質問があったものを思い出して記載しておきます。
これは公式の回答ではなく他の似たようなカードのQ&Aとルールブックにていちジャッジとしての回答ですが、根拠は全てQ&Aで説明されているので大丈夫だと思います。
Q.
プレイヤー1が自分の勢力エリアのパワー0のキャラクターAにラーズグリーズをブレイク宣言しました。
それのレスポンスでプレイヤー2がキャラクターAにラーズグリーズをブレイク宣言しました。
これ以上お互いにレスポンスがなく解決した場合、最終的にはどういう状態になりますか?
A.
逆順解決によりまずはプレイヤー2のラーズグリーズがキャラクターAにブレイクされてセットされます。
対戦相手のキャラクターをブレイクしたため、キャラクターAは捨て札になります。
そしてプレイヤー2のラーズグリーズのアビリティが発動します。
その後、プレイヤー1のラーズグリーズは、プレイヤー2のラーズグリーズを目標にブレイクされます。
ファクター等が足りていてプレイヤー1のラーズグリーズのブレイクが成立された場合、プレイヤー2のラーズグリーズはブレイクされたために捨て札となり、ネームレベルキャラクターなのでプレイヤー2のダメージ置き場に置かれます。
この回答の根拠については公式Q&Aの 聖女“ジャンヌ・ダルク”(QA-1294)に記載されています。
相手プレイヤーの横取りブレイクによってネームレベルキャラクターがダメージに置かれるのもルールブックの26Pに記載されてます。
結果的には先にブレイク宣言したプレイヤー1のラーズグリーズが場に残り、プレイヤー2のラーズグリーズはダメージに行ってしまいますね。
もちろん先にセットされるプレイヤー2のラーズグリーズのアビリティでプレイヤー1のファクターが足りなくなれば横取りされないですが。
ちなみにキャラクターAではなくて他のキャラクターにプレイヤー2のラーズがブレイクすれば、先にブレイク宣言したプレイヤー1のラーズグリーズがダメージに置かれます。(プレイヤー1のラーズがちゃんとファクター等を満たしていてセットされた場合ですが)
すでに場に出ているネームレベルが後からセットされた場合、後からセットされたネームがダメージ置き場に置かれてしまうのはQA-357、QA-616にて載っていますね。
ちょっとややこしくなってしまいましたが、とりあえずこんな感じです。
チャンカ直前ではありましたが公式に正式な回答をいただけたので参考にしていただければ幸いです。
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テーマ: | 投稿日時:2014/02/20 22:29 | |
TCGカテゴリ: アクエリアンエイジ | ||
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