リア王についての考察
tocageには登録していたものの、自分の筆不精と記事になるようなネタがあまりなかったのでこれが初投稿になります。
よろしくお願いします。
自分でリア王を使っていて、このカードの裁定がいろいろと面倒なので考察してみました。
何が面倒なのかというと、
リア王が効果解決した後にキャラクターとしてセットされる部分、
その後コストを支払わずにアタック宣言可能という部分、
ついでに言うと勢力がない部分ですね。
セットされた直後のアタック宣言に対してガード宣言ができるのはルールサマリー(3-1-a)にて記載されています。
では、そのガード宣言のあとにさらにレスポンスはできるのか?
と疑問に思われた方も多いと思います。
そこでQ&Aを調べたところ、QA-1777 にて詳細が載っていました。
Q.「降下猟兵メイド“ソラ・エニシダ”」のアビリティ『このカードがセットされた場合、≪あなたの任意のあなたの手札のパーマネントカード1枚≫を、コストを支払ってこのキャラクターにセット宣言可能。そのカードは必要ファクターを無視してセットされる。』に対して、レスポンスすることは可能でしょうか?
A.レスポンスが処理され、「降下猟兵メイド“ソラ・エニシダ”」がセットされた時に使用宣言されますので、レスポンスすることは不可能です。
この回答により、レスポンスが処理された後の宣言は、
ルールサマリーにてできるガード宣言以外、レスポンスをすることができない、ということになりますね。
この裁定の意味はかなり大きいです。
リア王を使用宣言した段階では、リア王はまだプロジェクトカードの状態なのでキャラクターとして場に出ておらず、十字祓などでしか対象に取る事ができません。
レスポンスの処理が終わり、効果解決時にやっとキャラクターとなってアタック宣言してきますが、
その時にはキャラクター1人を対象とするテラーや幽体剥離をレスポンスで使用宣言するタイミングがない、ということです。
もちろん一度キャラクターとしてセットされた後にはテラーも剥離も使えますが、
最初の使用宣言時のアタック宣言時にはペネをほぼ消されず、剥離もされずにワンパンできるのはとても大きいですね。
(ラプラスの悪魔みたく、全体範囲のものでは消すことができますが)
なお、QA-1777のついでになりますが、緊急発進でアタック宣言させたキャラクターに対して、
浅間智やツィオのエフェクトは打つタイミングがない、ということにもなります。
緊急発進が解決されるまではアタック宣言されていないため、エフェクトの対象に取る事ができないので。
ちなみに、リア王がセットされてキャラクターとなった後でも、リア王がプロジェクトカードなのには変わりないため、
十字祓などのプロジェクトを対象とするカードで捨て札することができます。
そして、お散歩従士が場にいて、リア王(キャラの状態)も含めて支配キャラが5体以下の場合には、
その十字祓で捨て札されないということもQ&Aにて載っていました。
「QA-1272」
Q.すでに場に存在している《ジン》を目標に、《魔切り》の使用宣言をされました。これにレスポンスで、《冬の神“ペルセポネ”》のエフェクトを、《ジン》を目標に使用した場合、この《ジン》は、《魔切り》の効果を受けずに、捨て札にならずにすむのでしょうか?
A.はい、その通りです。《ジン》はキャラクターでもあるので、《ジン》に対して《冬の神“ペルセポネ”》のエフェクトが効果を発揮している場合、《魔切り》の効果で捨て札されることはありません。
それと、リア王(キャラ状態)は勢力がない、というのも利点のひとつですね。
パニッシュメント・アサルトや極秘プロジェクトで勢力を指定する際に、勢力なし、というのを指定することができないためです。
(QA-1081を参照)
さらには勢力なしにステルスのスキルを付与すると、通常ではガード不可能になることもQ&Aに載ってますね。
(QA-1578を参照)
こんな感じでリア王デッキを使用していて周りから言われたことや自分で感じたことを考察してみました。
皆さんの参考になれば幸いです。
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テーマ: | 投稿日時:2013/07/05 05:00 | |
TCGカテゴリ: アクエリアンエイジ | ||
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