カラクリニートさんのブログ

７月に発売された"ABYSS RISING"で登場した太陽風帆船と今回の改定で制限解除され無制限になった緊急テレポートを使い、安定して先行から展開して行ける様に考えたカラクリデッキです。
カラクリは、二重召喚を内蔵しているカラクリ小町 弐弐四や簡易融合を絡め、高速で大量のドローソース付シンクロモンスターを展開したり、ナチュル・ビーストによって相手の魔法カードを阻害する戦い方を得意としています。
このデッキは、従来よりもその長所をされに伸ばし、先行１ターン目でカラクリ大将軍 無零怒やナチュル・ビーストをシンクロ召喚していく為の構築になっています。
基本的にカラクリデッキが１ターン目から動くためには、カラクリ小町 弐弐四や簡易融合が無くてはなりませんでしたが、☆３チューナーを特殊召喚でき、小町の役割を果たす事が出来る緊急テレポートや☆５機械族非チューナーを特殊召喚でき、簡易融合の役割を果たす事が出来る太陽風帆船を投入しているので、キーカードが初手に揃う可能性が高まっています。

罠の採用に関してですが、神の宣告、神の警告は現環境で必須カード化してますので、説明を省かせて頂きます。
聖なるバリアーミラーフォースーの採用理由としましては、甲虫装機の衰退により、罠カードが機能する前に割られる可能性が減った事、カラクリには激流葬の様な味方を巻き込む全体除去を採用し辛い事、カタストルやクリスティアなど、カラクリが突破し辛いカードを出された場合の除去手段が欲しい事などが主な採用理由になります。
奈落の落とし穴に関しましては、ミラーフォースと同じく甲虫装機が衰退して、機能し易くなった事に加え、環境のメタに上がってくると思われる暗黒界に効果的だからです。

まだ新環境でどのデッキが頭角を現すか分かりませんが、このデッキで気になる点としましては、暗黒界は先行でナチュル・ビーストを出す事が出来れば、ほぼ完封出来ると思うのですが、先にグラファを出され、門を貼られてしまうと打点が越えられなくなってしまいます。
また、アースが準制限カードに緩和された代行天使も新環境で結果を残す可能性が有りますので、クリスティアを先出しされるのも、非常に脅威となります。
なので、新環境にて暗黒界や代行天使が大幅に増える様なら、メインのミラーフォースを次元幽閉に変更するのも有りかと思います。
その他にも新環境の上位候補として六武衆やガジェットが有りますので、それらへのメタとしてライオウの採用率が増えるかも知れません。
カラクリデッキもサーチや特殊召喚を多用する為、ライオウは脅威となりますので、もしライオウが増える様なら、メインのカラクリ忍者 九壱九をカラクリ無双 八壱八に変更するなどが必要になるかも知れません。
そして、一番脅威に感じているのがレスキューラビット系のデッキで、特に高レベル特殊召喚を完封するヴェルズ・オピオンは大変な脅威になります。
サイドに入っているカラクリ忍者 参参九やエクストラのゼンマイン、マエストロークは、ほぼこのカードへの対抗策となっています。