我が名は中二召喚士

スコーピオンの毒にやられました。

右を見ても左を見ても強力なカードが多く、毒熱が加速するカードセットでしたね！

そんなわけで誰得なスコーピオンのレビュー。
いつもの魔属性レビューは保留。
なんかネフティス構築にまだ違和感が・・・

さて、スコーピオンは今回4、2、2から4、4に完全移行した感じですね。
と言うのも、バーンナイトが予想通りかなり優秀で、パピルサグパーティーの後攻時の壁役が不要になったことがその要因の１つ。
また、先攻時もバーンナイトかアンタレスがパピルサグと組んで安定して11点出せるので、4、2、2パーティーとほぼ同等の打点が出せます。
これにより、従来より格段にバーバリアン・ブラッドの価値が高まり、結果デック全体もさらに強くなったように思います。

メインパーティー以外も、アンタレスは割と誰と組んでも(ただしブリガンディーネはのぞくw)強く、個人的には前評判以上のユニットだと思います。
特にパピルサグを集中的に狙われて落とされても、戦線が維持出来るのは嬉しい限り。
いや、まあそれでもバーンナイトの方が強いですがw
バーンナイトは行動完了に目が行きがちですが、地味にバーン・アウトとコンボ出来て、さらに対応幅を広がったりもします。

またブリガンディーネもパピルサグやアンタレスと組んでしまわない限り強い。
まあ別にブリガンディーネの役割はパピルサグが出るまでのつなぎなので、パピルサグと組んで強い必要はないけど。
むしろ同じくつなぎとして採用しているスルトとリミット10地形で組むと割と洒落にならない強さだったりしました(^^;

スパークの追加も大きいですね。
火属性待望の万能ダメージ対抗です。
2Dなので過信は禁物ですが。
こちらの打点が届かず、奥の手のバック・ドラフトやブレイズ烈火弾が通じないガンロックにも、攻撃後に１枠普通タイミングで打ち込めたり、痒いところに手がとどく。
電撃ダメージなので、耐性火炎にも効くのもポイント。

全体としては今回トップクラスの強化幅だと思います。
が、相性の良し悪しもそこそこ別れます。
夢魔相手には恐らく有利がつきますが、ガンロック相手には大きく不利。
攻撃で貫けないのはやっぱり辛い。
またバック・ドラフトやホーリー・ブレイズが届かない防御力８を越える大型も苦手です。
特にべリアルは耐性火炎も相まってブレイズ烈火弾が当たらないのがかなり辛いです。
カドモスより辛いかも・・・(--;)
あと相変わらず対抗は手札頼りで、消耗が大きいです。
万能対抗が少ないため、腐る対抗も多いことがそれを加速し、山札切れを起こしやすいので、運用には注意が必要。

とは言え、対抗数、基礎値ともにさらに高い水準にまで高まり、バック・ドラフトやホーリー・ブレイズも以前よりストレスなく撃てるので、スコーピオンは今回も私のイチオシです！