共鳴する音叉の塔
白で出てきた紫苛めとしか思えないネクサス(もちろん紫以外にも十分な効果があります)
コスト4以下の召喚時効果というと真っ先に思いつくのがドラグサウルス。
このカードはそれに耐性があるので他のネクサスに比べてかなり割られにくい。
それ以外にも最近よく見るメイパロットやミツジャラシといったコアブスピリットや上にも軽く書いた紫のキャントリップスピリット辺りがこのネクサスの対象になるスピリットだ。
レベル2は白では初のドロー効果。相手に依存する効果だが、逆に相手との手札差が(基本的には)つかなくなる効果とも読み取れる。
手札が増えない白にとってこの効果は朗報だ。
このネクサスを採用する場合の問題はレベル1効果が「双方の場」に影響することだ。
白で採用しうるコスト4以下の召喚時効果持ちと言えば、白速攻におけるヘルブリンディやメタルディーバグあたり。(他色を見始めるときりがないので割愛w)
特に注目したいのは「メタルディーバグ」だ。
白という色はアドバンテージが稼ぎにくい色であり、大型のスピリットにはバウンスという一時凌ぎにしかならない術で対抗するしかない。レーヴェンのような強力な召喚時効果と場での制圧力を合わす持つスピリットが環境に存在するのもバウンスの評価を下げる
しかしメタルディーバグは相手依存とはいえ序盤に出てきた強力なスピリットを除去し(重コストスピは召喚時多くのコアがトラッシュに行ってしまうため、召喚ターンはコアが少ないまま場に居ることが多い。基本的にコア除去しない白相手ならなおさら)、戦力を整えることができるおよそ白らしからぬスピリットである。
共鳴する音叉の塔を(例え1枚でも)採用する場合はこういったカードの採用を控える必要がある。
「音叉の塔でドローできるならメタルディーバグでアド稼ぐ必要ないじゃん」と思う方もいるかもしれないが、共鳴する音叉の塔が場にある状況で相手がドロー効果を使ってくることはあまりない。
ストロングドローにしろダブルドローにしろBP上昇効果があるのだからよほど相手の手札が悪くない限りBP上昇の方に回されてしまうだろう。手札の増えないストロングドローならなおさらだしダブルドローの赤ならVFを引くまで使用を控えるかもしれない。
このカードのレベル2効果は良くも悪くも「抑止力」なのだ。ドロー効果ではない。(←ここ重要)
そしてその抑止効果を常時発揮させるためには1コアを常に占有されてしまう。もともと慢性的なコア不足問題を抱える白にとっては無視できる問題ではない。
以上のように多大なメリットと癖のあるデメリットを併せ持つこのカード。採用の際は一度じっくりと考えてみてはいかがだろうか?
……なんでこんな堅苦しい(そうでもない?)文章書いてんだろw
昨日小論文の書き方みたいな話聞いたからかもw
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テーマ:日記 | 投稿日時:2010/05/25 07:44 | |
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すきゃる さん | [2010/05/25 12:34] |
そですね。 音叉の塔、強いとはいえそういう面も持ってると思います。 久々にバトスピのモチベが上がったんで、後で自分もバトスピ関連の記事書くかもしれません。 |