最初はネタで書き出したけど
何か最近頑張っている謎のGW小説
現在、すでに1周年を迎え100話を超えました。
最初は続くとか思ってなかったんで
ノリだけで書いたんだけど
とりあえず、少し書きなおしてみた。
また、良かったら読んであげてください。
そんで、さらに良かったらサイトにも来てあげてください。
http://www.geocities.jp/bagz_far_roki/nobodyknowsg...
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Nobody Knows GundamWar
第1話 ”オープニングゲーム”
「俺の1番手は、このユニットだ!! 行けっ!パーフェクトジオング!」
ここは街の南西に位置するカードショップ”キリマンジャロ”
今日もこのショップのデュエルスペースで熱いバトルが繰り広げられているようだ。
「パーフェクトジオングだって!? 僕のカードは、百式だ!」
ここに二人の少年がいる。
方や青いカードを使う、真っ直ぐな目をした青使いの少年。
そして、赤茶の髪を持ち強気な目元が特徴的な赤使いの少年。
「ドロー、赤Gのカードを配備。パーフェクトジオングの攻撃で4ダメージだ!」
「僕のターン、ドロー! 青Gを配備、ガンダム試作1号機フルバーニアンのカードを配備するよ!」
青使いの少年、彼の名は”青井 ガン太” 名の通りガンダムを愛する連邦大好きっ子である。
「このカードは、場に出たターンにリロールする事が出来る! 宇宙と地球から攻撃し8ダメージ!」
「くっ……! やるなっ、こっちのターンだ!! ドロー」
カードを勢い良く引き赤Gのカードを配備した彼は”赤木 ギラ助”
連邦の対となるネオ・ジオンの使い手であり。熱いハートを持つ少年である。
「パーフェクトジオングを地球から出撃! 5ダメージだ」
「……格闘力が上がっている!?」
「ふふっ、このパーフェクトジオングは俺の赤国力の数だけ格闘力が上がるのさ」
二人は、ガンダムウォーを始めてまだそう長くは無い。
カードの知識も実戦で覚えて行っているような状態、知らないカードもまだまだ多い。
(迂闊に攻め続けるのはマズイ、防御力は上がらないみたいだから百式のカードを防御にまわそう)
「このターンユニットは出さずに、フルバーニアンのカードだけで宇宙から攻撃!!」
二人の性格もほぼ対になっている。
単純で真っ直ぐなガン太に対して、疑り深く策略家であるギラ助。その色が互いに物語る。
「甘いな! 攻撃も防御のさせないぜ! 俺のカードは、信号弾だ!」
「た、確か合計国力が同じユニットを2枚までハンガーに移すバウンスカード……」
「ふふっ、そうだぜ! フルバーニアンのカードと百式のカードに戻ってもらう」
表情に出やすいガン太。少し苦しそうな笑みを見せて2枚のカードをハンガーに置く。
「さぁ、俺のターン! 俺はノーティラスのカードを場に加える。こいつも場に出たターンに攻撃が出来るんだよ」
「くっ」
「宇宙と地球に分かれて攻撃に出撃! 全部で9ダメージだぜ!!」
苦しい表情は囮
嘘であったかのように不敵な笑みを見せて手札のカードからカードを引き抜くガン太!
「フフッ、僕にはこのカードがあるよ! 出撃後に、ガンダム試作3号機ステイメンをクイックプレイ!」
「な、なにっ!? まさか、あのカードが……!」
「その通り! ステイメンのカードを手札に戻し、ガンダム試作3号機に換装! 宇宙エリアをブロックだ!」
奇襲防御に対抗手段が無いギラ助は小さく舌打ちをしてノーティラスのカードをジャンクに置く。
地球に出撃していたパーフェクトジオングの攻撃は通りガン太の本国5ダメージが刻まれる。
「僕のターン、ドロー! よし、まずはハンガーから百式のカードを配備だ!」
「これ以上戦力を増やさせるかっ! 逆襲のシャア、このカードでユニットのプレイを無効に!」
赤が得意とするコントロール、バウンスカードにカードを無効にする打ち消しのカード。
「でも、ハンガーにはもう1枚、ガンダム試作1号機フルバーニアンのカードがある。このカードをプレイだ」
「ちっ、プリベントを持つユニットか……厄介だぜ」
「フルバーニアンのカードをテキストでリロールして! 宇宙エリアに試作3号機と攻撃! 8ダメージだ」
(くっ……このままじゃマズイか?)
ギラ助の本国が一気に削られて行く。
青が得意とする戦術の一つ”高機動” 赤いユニットでこれに対応できるカードはわずかである。
「俺のターン、ドロー!! よし、サラサ再臨のカードを引いた!」
赤はドロー、サーチも得意とする。本国の上から5枚のカードを確認するギラ助。
1枚のカードを見つけると素早くそのカードを手札に加えた!
「ははっ! あったぜ、このカードがあると信じていたぜ」
「何っ!?」
自信満々に手札から1枚のカードがテーブルに投げ降ろされる。
「転向! 俺の引いたカードはこいつだ」
「しまった!」
「その、試作3号機のカードはコマンドの対象にはならないがオペレーションの効果は受けるはずだぜ?」
強気かつ不敵な笑み。相手の主力カードを奪い一気に形勢逆転するギラ助であった。
さらに、このターンパーフェクトジオングのカードを出撃させ5ダメージをガン太に与える。
(くっ、僕の切り札が奪われた。でも、オペレーション破壊のカードは入っている。引けるか?)
「僕のターン、ドローっ!!」
カードを確認したガン太の表情に笑みは見られない。
「北極基地のカードを配備。一応フルバーニアンのカードで攻撃に出撃……」
「受けるぜ」
「カードを1枚引いてターン終了」
言葉使いから勢いが消える様子が確実に伝わってくる。
「ここで身を守る拠点カードかよ、そのフルバーニアンの攻撃も今の俺の前には痛くも何ともないぜ」
「……」
「俺のターン、転向のコストを支払い。カードをドロー」
勢い良く本国から引き抜いたカードを確認するなり
ギラ助はさらなる笑みを見せ大きく笑う。
「引きやがったぜ! 俺の第2の切り札!」
「何だって……さらなる、切り札を」
「このカードを配備するにはもう1枚Gが必要なんだが、それは俺の手札にすでにあるぜ」
ギラ助は静かに6枚目のGを配備する。
パーフェクトジオングの格闘力を上げるより、手札を多く持っているように見せかける事を優先していた。
しかし、その切り札の前にはもはやそのようなブラフは不要だということである。
「見せてやるぜ! 俺の切り札、真紅の粛清者をなっ」
(くっ……負けるものか、さっきギラ助がバカにした拠点のドローで、僕も切り札を引いたんだからねっ!)
互いに強気な視線が交わりあう。
続く…
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テーマ:日記 | 投稿日時:2008/12/22 23:26 | |
TCGカテゴリ: ガンダムウォーNEX-A | ||
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