リゼロ デッキ紹介〜気高く貴き存在「ベアトリス」
前回に引き続きリゼロのデッキレシピを紹介します
今回紹介するのは昨年の全国決勝で入賞された方のレシピを参考に最近よく公認大会などで使っている、
気高く貴き存在「ベアトリス」のデッキレシピになります
まずはレシピから、
【パートナー】
気高く貴き存在「ベアトリス」
自分の手札を公開することによって様々な効果を発動することが出来る特殊なテキストを持ちます
メインでは公開した手札の種類によって、バトルでは公開した同じ種類の手札の枚数によって効果が変わってくるので状況に応じて様々な動きがとれる一方で、同じ種類のカードを複数抱えつつ相手にはそのカードを公開しながら戦うので他のパートナーとは違ったプレイングを要求されるパートナーになります
【フレンド】
一番優先度の高いフレンドは、
有能な青髪のメイド「レム」になります
登場条件・パンプ・ドロー・控え室除去と優秀です
次に優先度が高いのはラムとスバルになります
ラムは回収によるパートナーテキスト成立の補助とキャラ事故防止、スバルはキャラ覇王orスキル無効エクストラで相性の良い方を使います
基本的にはこの三枠は固定したいです
残り一枠は乱入ループ要員のエルザとヴィルヘルムになります
5ターン目以降はエルザが二枚あれば通称杉並ループで、エルザが一枚でもヴィルヘルムがあればヴィルヘルムでエルザを戻してからエルザを乱入させることで復帰兼アタッカーを維持していきます
ですが、パートナーの性質上キャラの枚数が少ないのでキャラを登場出来るのなら多少は妥協して次の動きを考えることも重要です
【イベント】
イベントはバトルで使用する防御札を中心に散らすことを意識して配分してあります
失策互換、かぼちゃ弁当互換、くるくるベア子などは手札の消費を抑えやすいので枚数を多く積んであります
懇願互換に関しては無茶する麗互換があればそちらを採用したかったです
(環境に御聖院がいたので結果オーライ?)
悪夢互換は唯一メインで使うイベントですが、枠をあまり割きたくなかったので除去orセット割りということで採用
ラドン互換でも良いと思いますがそこはお好みで
【セット】
パートナーテキストの性質上イベントの比重が多くなるので枚数は少なくなります
フレンドのサイズ的に比較的焼きに弱いので焼きメタを採用
手札を減らさず貼れるのが地味に優秀です
【エクストラ】
智樹互換のレムのエクストラは復帰・キャラ展開・パートナーテキスト成立の補助とこのデッキの要と言って良い程活躍します
死に戻りの枚数に関しては前回のレムを紹介した時と同じ理由で3枚にしていますが、
してあげたくてしたこと「エミリア」&「ナツキ・スバル」を採用しているので使用するタイミングが微妙に変わってきます
(詳しくは後述で)
【デッキの回し方】
まず、パートナーテキストですがメインの方はキャラとイベントを公開して行くのが基本になります
セットは枚数の関係上オマケ程度に考えて手札に温存するようなことはしません
次にバトルの方は出来る限り三つの選択肢全てを取れるように動くことが重要になります
レムやラムのテキストで手札の管理をし出来る限り早い段階で5枚公開が成立するようにしたいです
ここで重要なのが、
『5枚公開するための手札はイベント』で揃えるのが望ましいですが、
『キャラ3枚やキャラ5枚を公開する』という選択肢も忘れないことです
早い段階で5枚公開を成立させたいと言いながら矛盾しているようにも見えますがこれを意識するかどうかで動き方が違ってきます
例えば、初手が
{レム、イベント4枚}や{レム、キャラ1枚、イベント3枚}
でスタートした時は、
開始時ドロー、ベアトリステキスト・レム登場2引1捨・レムorベアトリスエクストラ・レムテキスト
と、7枚まで山を見れて6枚まで引いて手札を入れ替えることが出来るので1ターン目からイベントを5枚揃えられる可能性が高いです
ですが、
{キャラ5枚}や{キャラ4枚、イベント1枚}
でスタートした場合は初手にレムさえいれば、イベントを5枚揃えることが出来る可能性も十分ありますが失敗することももちろんあり、レムがいない場合は尚更イベントを5枚揃えることは難しいです
その代わりキャラのネームが複数なら2ターン目以降のキャラ事故が起こりづらいというメリットもあり、
{レム以外のキャラ、イベント4枚}
という状況に比べれば、イベントを5枚揃えることは出来てもキャラの登場が止まるといった事故になるよりは、
キャラの登場をしつつ、手札にキャラを3枚以上揃えていた方が強い場合もあります
実際、キャラ3枚公開で守る際にイベントを3〜4枚持っている状況でもわざわざ相手に持っているイベントカードを見せる必要はないので決して弱いとは限らず、むしろ相手にはキャラばかりを引いていて事故だと思わせながら、きちんと盤面を作りながら手札を整えるといった動きも出来ます
このように、マリガンを含めて初手から相手に合わせてどう動くべきかのプランをきちんと立てて行くことがベアトリスにとって最も重要な事になります
また、手札を公開するというコストをメリットととるかデメリットととるかも重要です
デメリットとしてはやはり相手にどんな防御札を持っているかわかっている状態で試合をしなくてはならないことですが、
これは相手に特定の攻め方を強要出来る場合もあります
わかりやすい例で言えば、スキル無効がいる状態での棄権などがありますが、相手はスキル無効に棄権をうたれる前提もしくはうたせるように・うたせないように動きますが、こちらには事前にそうなるであろうという想定があるので第一アビリティで相手のやりたい動きを阻害するような動きも出来ます
公開していない6枚目のイベントが手札にあったり、予め山札の上に仕込んでおいて先にパートナーテキストを使ってからドローをして入れ替えるといった動きをすることで相手の想定を外す動きが有効になる場面もあります
かぼちゃ弁当互換・Rレム・エミリア&スバルのエクストラと死に戻りの組み合わせなどは時にこういったトリッキーな動きも可能だということを覚えておくと対応出来る幅が広がります
また、中盤以降は残りの山札にどのイベントが残っているかを把握しておくことも重要になります
ベアトリスは基本的には5ターン目以降を想定しているデッキになるので終盤になってもテキストを発動出来るように手札の管理は残数も気にしながら行っていきます
このように、臨機応変に相手に合わせて上手く手札と盤面をコントロールしながら、アドバンテージを取って行くデッキになります
【採用を見送ったカード】
・大罪司教怠惰担当「ペテルギウス」
・在庫を抱えた商人「オットー」
本来受けに寄ったデッキなので採用したいのですが、今回は盤面を作る上での安定感を優先しヴィルヘルムの枚数を増やしてあります
要調整枠
・剣聖「テレシア」
攻めに関してはもちろん、パートナーテキストと合わせると西崎などの連パンを止められたり中々使い勝手が良いのですが枠が……要調整……
・ラジオ体操の真髄
エルザが出るまで基本ワントップなので採用したいところですがメタを優先しました
枠が(以下略
【デッキ相性】
ワントップや専用フレンドのシステムに頼るようなパートナー相手にはかなり有利に戦えます
逆にパートナーテキストを前提にした構築なので一度付いた山差を捲ることも過剰に手札消費をされ続けると5枚キープも中々難しいのでメインでパートナーを裏にされて序盤に山差をつけられたりすると手札の要求枚数が増えてコンセプトが崩れ不利な試合になりやすいです
(そこは棄権と死に戻りを上手く使って立ち回ります)
ただ、ベアトリスは出たとこ勝負なところもあるので相性云々よりも対応出来るかどうかの方が重要なので有利な相手でも不利な相手でもきちんと最善になるようにプランを立てることが重要です(二回目)
【総括】
ベアトリスは手札を公開しながら戦う特殊なパートナーで、他とは違った動きや対応力で上手く戦況をコントロールしながら戦うパートナーです
普段とは違った手札管理や残りの山の把握などの必要なことや駆け引きが多いため使用者を選ぶパートナーではありますが、他とは違った魅力も持つパートナーでもあります
実際に使ってみるとわかるような勝ち筋もあるのでコントロール系のデッキが好きな方には是非オススメしたいパートナーです
そんなこんなで、気高く貴き存在「ベアトリス」のデッキ紹介でした
こんなgdgdな内容にお付き合いいただいた方はありがとうございます
次は銀髪のハーフエルフ「エミリア」か血染めの花嫁「プリシラ」辺りのデッキを紹介しようと思います
ではでは〜
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テーマ:デッキ紹介 | 投稿日時:2017/01/29 16:01 | |
TCGカテゴリ: ChaosTCG | ||
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