力の蒼猫2号店ブログ

CARDSHOP蒼猫亭2号店の日常ブログ。
技をお求めの方は1号店へw

カレンダー
<<2015年
01月
>>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最近のブログ
最新のコメント
お気に入りブログ
ユーザー情報
オウナア
非公開/非公開
3日以上
ブログテーマ
TCGカテゴリ
このブログの読者
滅んだTCGは何が悪かったのか!?

結論から言ってしまえば、イノベーションがなかったということ。
わかりやすくいえば、新鮮味や斬新な面白さがなかったということです。

TCGの歴史も20年ほどになってくれば、
ある程度TCGとして成立させる方法論は確立してきてるわけです。
なので、買ったのに遊べない!や、面白さがわからない!
なんてものは、よほどのことがないかぎりありません。

ただ、無難に遊べるからといって、面白いとは限りません。
あれ?これどこかで見たような…みたいなものは、
元からあるそのゲームをやった方がプレイヤーもすでに確保されているし、
なんせ、これまでの実績があり、安心できます。

TCGの世界では二番煎じは生き残れません。

例えば、TCGの元祖MTGに対して、
DMは攻撃されたときに発動するシステム、
シールド・トリガーでイノベーションを起こしました。
さらにこれをブシロードはデッキからカードがめくれる効果に応用し、
キャラTCGでイノベーションを起こしました。

MTGがコストを支払って、呪文を使用するのに対して、
遊戯王はコストの概念をなくしてしまいました。
BSは時間とともにリソースが増加するコアを開発しました。

MTGがライフ20を削り合うのに対して、
ポケモンは倒されたポケモンの数、
GWはデッキをライフの代わりとしました。

つまり、いま市場に残っているTCGは、
何かイノベーションを起こしたものだけが残っている!
といって過言ではないわけです。

ただ、今現在カードを使ったギミックというものは限界に来ており、
今後私たちを新鮮な驚きに導いてくれるものが現れるのは、
少し難しくなってきたのでは?というのが私の感想であり、
これが最近多くのTCGがコケた原因であると思います。

それを考えるとTCGが終わるのは、
イノベーションを起こせなかったメーカーの責任になると思うのです。

メーカーがイノベーションを起こす商品を作れば、
ショップや問屋が何も言わなくても、
プレイヤーは喜んでドンドン買っていきます。

それを商品が売れないことを流通やプレイヤーのせいにする人もいますが、
大抵は感情論であり、支離滅裂な心の叫びであったりするので、
是非とももう少し筋の通ったお話が聞きたいところではあります。

最後に私はここのブログを読んでいて思うのは、
終わったTCGのプレイヤーが泣き言や恨み言をいわずに、
いままで楽しませてくれてありがとう!
というコメントを書き込んでいる人がほんとに多いことです。
終わりが決まっても、最後まで応援しようという姿勢は素晴らしいと思います。

この一事をとっても、
TCGが終わるのはプレイヤーにも責任があるという意見には、
個人的にはなかなか賛同できません。

登録タグ:

あなたはこのブログの 737 番目の読者です。


テーマ:コラム投稿日時:2015/01/22 23:35
TCGカテゴリ:
表示範囲:全体
前のブログへ 2015年01月のブログ一覧へ
ブログ一覧へ
次のブログへ
現在コメントはありません。