(1)
美しきエルフたちの住まう国、『緑の風の王国』。六王国時代以前はドワーフたちの『鉄と鋼の王国』と犬猿の仲だったが、一人の人間が双方の信頼を勝ち得、それ以来両国の間柄も修復された。
同じエルフの王国であっても、植物との共存を主とし、『歌姫』を擁する『秘密の花園』とはまた異なり、比較的人間の部族に近い生活が営まれている。
(2)
《緑の風の王ディミトリアス》は『緑の風の王国』を治める長。
悠久の自然を愛し、風に溶け込むかのような調和をみせる王が奏でる旋律は、聞く者の心に沁み渡り、あらゆる災厄からその身を守るという。
誇り高く、一族を束ね護る王の優しき魔力に呼応して、緑の国の民はひとつとなる。
(3)
《緑の風の魔女ハーミア》はディミトリアスの妻。政務においては偉大な王の後ろに一歩引いて控えているが、魔女の名にふさわしい絶大な魔力を持っているため、有事の際には他者を補佐しつつ自らも前線に出る。
悠然たる王と粛然たる妃。一国の主として理想的な二者であるが、私生活において夫は妻に頭が上がらないことは、公然の秘密である。
(4)
《妖精騎士グリフレット》はエルフが誇る妖精騎士の一人。妖精騎士の中でも若い方で礼儀正しく、先輩の妖精騎士たちに対しては常に敬意を払っている。
弓の扱いを得意とし、弓への思い入れとこだわりは人一倍。目上の者に対しても、弓に関してだけは議論になっても喧嘩になっても決して譲ることはない。
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テーマ:バックボーンストーリー | 投稿日時:2014/06/20 15:48 | |
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