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深き者ども

(1)
エレメンタル・ストームによる「水」の元素の変質のひとつ、トレンチ。その歪みにより魔界六皇子の一柱《魔海神ダゴン》の封印が弱まり、いっしょに封印されていた「深き者ども」が魔海から解き放たれてしまった。
《深き者どもの王》は、魔海より現われし「もの」どもの長。その身から放たれる瘴気は、澄み渡る海域を淀み濁る腐海へと変えてしまう。
魔海の瘴気に当てられ、混沌化してしまったスキュラが《深淵姫アシラト》である。 理性を失った彼女は、スキュラたちの住まう紺碧の宮殿に単身で乗り込み、かつての仲間を虐殺。殺戮の限りを尽くした彼女の相貌に現れる感情は、喜悦なのか哀惜なのか――
(2)
《バブル・クラブ》は深海でひっそりとたたずむ巨大な甲殻類。口から作られる泡には溶解の力があり、海上を往く船の底を溶かして沈没させるため、海賊たちからも「深海の青い悪魔」と恐れられている。
《ポイズン・バブル》は猛毒の黒い泡で対象を包み込む呪文。深淵に潜むものにしか具現化できない力であり、禍々しい現象を巻き起こす。巨大な泡に呑まれたら最後、脱出することは叶わず、体を内外から溶かされることとなる。
(3)
「もの」どもは、大海嘯に乗ってやってくる。
「深き者ども」は《魔海神ダゴン》の忠実なる下僕である、深海の住人。一説によると、ギルマンたちが魔海に侵されてしまった姿――とも言われている。一頭の「王」とそれに連なる無数の「もの」を集団の単位としており、王に率いられた「もの」ども魔海の瘴気を己の糧に。トレンチの影響で逆流する大津波を味方につけ、あらゆる妨害をものともせずに「もの」どもは突き進む。
(4)
最初、深き闇より響く声に誘われたのは、人魚族の姫君テティス。暗黒に墜ちかけたテティスを救ったのは、彼女の母たる女王アエリアの愛であった。
テティスは闇に呑まれずに済んだが、その代わり、母が犠牲となった。
ハイドラと呼ばれる人格に乗っ取られたかつての女王。深淵の巫女となった彼女は、珊瑚の里を後にする。
それは、海に終わりをもたらすために。深淵の悪夢――魔海神を目覚めさせるために。
(5)
海の底に潜む、深淵の巨人。《深淵姫アシラト》らと同じく、魔海の瘴気に当てられて混沌化してしまった。元々は海の守護神として崇められていたが、変貌後は海上を行く船を襲う災厄となる。巨人の一種でありながら戦闘には道具よりも呪文を多用する稀有な存在である。
(6)
「水」の元素を司る偉大なる龍。頭部は白磁の仮面に覆われている一方、胴体部分はエメラルドグリーンの清浄な水から成っている。普段は深海に潜んでいるため、姿を表すことはめったにない。《ミヅチ》が身動ぎするだけで「水」にまつわる災害が引き起こされると言われている。
(7)
魔海で巨大に育ったカサゴの一種。
一日で大量の餌を必要とする大喰らいであり、海上を往く船は恰好の獲物とみなしている。
外観は著しく異なるが、その巨大さと、荒海と砂漠それぞれの領域で神出鬼没の存在であることから「大海の大砂蟲」と呼ばれることもある。
(8)
魔海神の復活により濃度を増した魔海の瘴気は、大いなるドラゴンをも取り込む。
《ディープ・ダイバー》は死体が魔海に流れてしまい、アンデッドになった《ウォーター・ドラゴン》。 生前とは異なり清らかな海に棲むことはできなくなったが、腐毒のブレスを吐いて周囲を朽ちさせる。
竜としての誇りと威厳を失い、害を撒き散らす存在に変えられてしまった彼であるが、かつての知性をも喪失した今は、何も考えることはない。
(9)
《キラー・オクトパス》は深海に住む大タコ。八本の脚は鮫や海豚を軽々と絡め取れるほどの長さだが、主食は海中で群れを成している小魚やプランクトンである。
ある海洋生物学者の観測によると、《キラー・オクトパス》が一日に摂取する獲物の量はその巨大な体躯を維持するには明らかに足りないほど少ないため、体内に何らかの特殊なエネルギー器官を持っていると考えられている。
(10)
かつての古代帝国期。
当時繁栄を極めていた魔法帝国オーリリアを、恐怖のどん底に陥れた魔王がいた。
その名は《魔海神ダゴン》。冥界の六皇子の一柱にして、偉大なる海の巨大なる魔王。
時は流れ、現代。
海を空に映したかのような、雲ひとつない晴天の日。 水平線の彼方から、巨大な影が近づいていた―

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テーマ:バックボーンストーリー投稿日時:2014/03/27 19:22
TCGカテゴリ:
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