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[2013/05/29 10:00] |
チーフプロデューサーのインタビュー掲載!新規TCG『コロッサス・オーダー』を大紹介!
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▲セガトイズの新規TCG 『コロッサス・オーダー』 |
4月20日発売のVジャンプ6月特大号からマンガ連載がスタートした
新規オリジナルTCG『コロッサス・オーダー』。
公式サイト等でも詳細は未だ詳細が発表されておらず、謎に包まれていたタイトルですが、今回、プロデューサーのポール・アダチ氏と赤羽卓美氏にインタビューをすることができたので、そちらをお届けしようと思います。
▲今回インタビューに応じてくれた 左:赤羽卓美氏 右:ポール・アダチ氏 |
群雄割拠の中での新規TCG立ち上げ
DuelPortal(以下「DP」):
セガトイズと聞くと子供向けの『ホビー』をまず思い浮かべます。
今回「TCG」の参入となりましたがTCG業界は今、新規TCGの発表ラッシュに沸く
「群雄割拠」の時代に突入しています。
▲新規参戦を控えるオリジナルTCG3タイトル |
多くのメーカーが凌ぎを削る今このタイミングで敢えてTCG業界参入に踏み切ったのでしょうか?
ポール・アダチ氏(以下「ポール」):
私(※ポール氏)がウィザーズ社を2007年に退社して、セガトイズに入社したのが2010年9月になりますが、コロッサス・オーダーのアイデアの基礎はセガトイズ入社前から既にわたしの中にありました。
セガトイズ入社後2012年の初め頃に会社にそれまでに温めてきた企画を提案しました。
企画の承認が降りて開発に着手したのが2012年の4月頃になります。
その頃はまだ今のように新しいTCGが次々に出てくるという状況ではありませんでした。
(※ブロッコリーのZ/X -Zillions of enemy X-の第1弾発売が2012年7月)
DP:
ヴァンガードやZ/Xなどの新規TCGの成功を受けての新規TCG企画ではなくポールさん自身が長年あたためてきた企画の発表がこのタイミングであったということですね。
メインターゲットはどの層に向けているのか?
DP:
現在コロッサス・オーダーはVジャンプで発表・コミカライズを展開中ですが、メインのターゲットはどの年代を設定しているのでしょうか?
ポール:
コロッサス・オーダーは元々ターゲットを狙ってのものではなく、まずは「ゲームシステムありき」です。
「ゲームシステムありき」が良いと考えて開発しました。
出来上がったゲームは、多少勝負の時間が長い、できることが多い、攻撃対象が3つ、勝利条件が2つあるなどややコア向け、その中でも戦略的なものを好むユーザーがターゲットになります。
年齢的には中学生~大学生以上になるでしょう。
今後のメディア展開
DP:
現在判明しているVジャンプ誌上での展開以外にアニメやコンシューマゲームなどメディア展開は予定されているのでしょうか?
ポール:
コロッサス・オーダーのカードゲームと漫画の世界はリンクしていますが、プレイ漫画ではありません。
Vジャンプではコロッサス・オーダーの漫画は漫画として、漫画の力で頑張って欲しい。
セガトイズはカードゲームの力で頑張っていきます。
そうしてやった結果を見て次のステップを決めていきたいです。
私は、定番の成功パターンは好きでは無いんです。
新しいことをやりたいし、企業としての宣伝というだけではなくてユーザーの望むようなメディア展開をしていきたいです。
DP:
先ほど(※テストプレイ中の雑談のなかで)プロモーションの手法の1つとして映画という話も出ましたが、状況次第ではそういったプロモーション・メディア展開もあり得ると?
ポール:
勿論、状況次第ではありますが、映画も面白いと思います。
映画はどうしてもプロモーション期間が短くて上映期間の1ヶ月くらいで盛り上がっても、すぐ収まってしまいます。
TCGのリリースが先にあれば盛り上げられると思うし、個人的にはすごくやりたいと思っています。
スタンダードになりつつある無料冊子の配布
DP:
「Z/X -Zillions of enemy X-」から始まり最近ですと「ジーククローネ」などでも行なっている無料冊子配布ですが、コロッサス・オーダーでは無料冊子の配布は考えていますか?
ポール:
やります。
それはいろいろなショップ様からもお話されることでもありますし、それが必要なことであればやります。
正直、個人的な話をしますとあまり(無料配布は)好きでは無いです。
これは余談になりますが、例えば全く他業種の企業が「カードゲームが流行っているから、プロモーションとして無料のカードゲームを作ってみようか」という宣伝をしたとします。
そういったものが濫造されることで「カードゲーム」が何かのおまけというイメージがつくと皆さんや我々も含めて今までお金を出して買ってきたカードの価値が落ちるのではないか。
それが恐いですね。
今は良くても5年後、10年後どうなっているかはわからないので。
ただ、だからと言って頑固に「ダメです」というのではなくて、望まれることであればやっていきます。
DP:
無料冊子の配布は既に決定のようですが、その配布方法はどういったかたちになるのでしょう?
ポール:
配布内容はハーフデッキのシートと、漫画をいれた冊子形式を考えています。
配布方法に関してはショップさん等の店頭に置いてもらい、自由に手に取ることができるかたちになります。
ユーザーの導入口として、それ以外にWEBで体験アプリも開発中です。
こちらはルールを覚えることを主眼に置いた、ハーフデッキを使った体験版的なアプリを考えています。
iOS、Androidで7月上旬頃には公開できると思います。
公認大会やイベントは?
DP:
公認大会や公式イベントの開催は考えていますか?
ポール:
ショップの公認大会は7月から開催できるようにキットを用意します。
公式大会や大型イベントについてはフロアルールなども含めて議論しているところです。
イベントのやり方についても差別化したい、ちょっと他とは違うことをやりたいと思っています。
参加したユーザーが出てよかったと思えるような、ちょっと特別な体験をして欲しいですね。
DP:
他社TCGで特に意識しているタイトルはありますか?
ポール:
マーケティング的には、同時期に出るタイトルは全部ライバルになりえます。
ただ、ゲーム的には全然違うものと見えていますので、特別あのタイトルを倒したいという感じでは無いです。
よその企業さんのパイをただ取るだけではあまり面白くない。
我々のゲームをきっかけに新しい層がショップに来てくれたら、良い仕事ができたと思います。
見えない領域である「ロカス」の存在が既存のTCGには無いかけひきを生み出す新作TCG「コロッサス・オーダー」。
「かけひき」や「戦略」という言葉を見ると「難しいのでは?」と考えてしまいがちですが、実際に体験してみると、意外にもすんなりと遊べるのも印象的でした。
ポール氏のお話によれば、無料体験版を近々カードショップで配布するとのことなので、興味のある方は是非この新感覚のTCGを体験してみてください。
テーマデッキ&拡張パック第1弾 7月5日(金)発売!
©SEGA TOYS・SHUEISHA
※掲載画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合があります
※掲載画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合があります
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コロッサス・オーダー 鳴動編 テーマデッキ「ピアディン」
発売日:2013年7月5日 価格:1,540円(税込) 発売元:セガトイズ 商品構成:カード51枚/ルールブック1冊/プレイマット1枚/ロカスマーカー(白)1個 カード構成:(コロッサスカード:1枚/フォロワーカード:23枚/アクションカード7枚/ジェムカード2枚) ・レアリティ別(ユニーク:1枚/レア:2枚/アンコモン:8枚/コモン/20枚)※レアの仕様は拡張パック収録カードとは異なります |
コロッサス・オーダー 鳴動編 テーマデッキ「ヴァルデン」
発売日:2013年7月5日 価格:1,540円(税込) 発売元:セガトイズ 商品構成:カード51枚/ルールブック1冊/プレイマット1枚/ロカスマーカー(黒)1個 カード構成:(コロッサスカード:1枚/フォロワーカード:23枚/アクションカード7枚/ジェムカード2枚) ・レアリティ別(ユニーク:1枚/レア:2枚/アンコモン:8枚/コモン/20枚)※レアの仕様は拡張パック収録カードとは異なります |
コロッサス・オーダー 鳴動編 拡張パック第1弾
発売日:2013年7月5日 価格:299円(税込) 発売元:セガトイズ カード種類数:140種+パラレル4種(パラレルはウルトラレア仕様) ボックス特典:コロッサス・オーダー「特製コロッサスカード」(全4種から1枚をランダムで封入) 【初回限定】カートン特典:コロッサス・オーダー 特製プレイマット |
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