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始めはベトナム代表選手から。
１３歳でTCGを始めて以来遊戯王一筋というHuy選手と、小学生時代に漫画やアニメで遊戯王に触れたのがきっかけでプレイし始めたというHai選手。
Huy選手は昨年の大会に続き２年連続での参加です。

イベントに参加しての感想として「いろいろな国の人と対戦できて楽しい！（Hai選手）」「今回は運も悪くて、残念ながら負けてしまった。昨年よりも皆さん強くなっている。（HUY選手）」と話すお2人。

今回初参加のHai選手は、試合前日に秋葉原を訪れ「TCG好きなプレイヤーにとって天国のようなところ」と興奮気味に話します。
２回目となるHuy選手も、やはり秋葉原を楽しんだ様子。「町の看板が前回から変わっていた。ベトナムではゲームや漫画の看板は無いので印象に残った」と話していました。

TCGの魅力について尋ねると２人とも「たくさん考えるのが楽しい。そしてラック（運）も大事。やらないではいられない」コメント。さらに、Huy選手は「キラキラなカードも大好き」と楽しそうに話してくれました。

▲ベトナム代表 Huy選手(左)とHai選手(右)

続いてはインドネシア代表選手。
地元にも多くのプレイヤーがいて、高校の友達とプレイしているというRahakim選手と、小学校の頃に従兄弟に教えてもらって遊戯王を始め、過去には他にWIXOSS、ヴァイスシュヴァルツ、カードファイト!! ヴァンガードも遊んだことがあるというRifaldhy選手。
２人とも今回初の参加となります。

今回のイベントについて「言語の違いによる不便さはあるが、それぞれの国でスタイルが違って面白い」と話すお2人。
前日の秋葉原観光については「思い描いていたとおりの街。オタクの天国(Rifaldhy選手）」「ログホライズンという作品で秋葉原を知った。とても面白い場所。ゲームもフィギュアもいっぱい。シングルカードも初めて見たのでびっくりした（Rahakim選手）」と回答。「故郷の友人からもいろいろと買い物を頼まれた」と笑いながら話してくれました。

TCGについては お2人とも「ゲームを通して、いろいろな人に会い、話し、遊べることが楽しい。やめられない」と、たくさんの人と交流できる点に魅力を感じているとのこと。今回のようなイベントがあればまた出たいと話していました。

▲インドネシア代表 Rahakim選手(左)とRifaldhy選手(右)

続いては兄弟で参加のタイ代表選手。
７～８歳頃にTCGを始め、遊戯王の他にマジック:ザ・ギャザリング、カードファイト!! ヴァンガードをプレイしたというお兄さんのThitikorn選手と、お兄さんの影響でプレイし始めたというThitipong選手。

日本には何度も訪れたことがあるというお2人。初めての時はタイには無いたくさんのアニメグッズや、大きなTCGショップなどに驚いたようですが、今ではもうかなり慣れた様子。日本の食べ物も好きな様子で、Thitipong選手はカレーライスが好きと話していました。
秋葉原のTCGショップのポイントカードも複数持っていて、秋葉原観光に同行した日本人スタッフが逆に驚かされたとのこと。

TCGは「やる度に異なる場面があって、それぞれの状態に合わせて考えてプレイしていくのが楽しい」とコメント。
今回のイベントでは「タイでは“オルターガイストデッキ”はあまり使われていない。国によってプレイスタイルも違って面白い」と話し「次回も是非勝ち抜いて参加したい」と次への意気込みも語ってくれました。

▲タイ代表 Thitipong選手(左)とThitikorn選手(右)

最後に、今回ゲストプレイヤーとして参加された日本人プレイヤーの「山本選手」と「つむぎ選手」に他国選手とプレイしての感想をお聞きしました。

「見知らぬ人とも、言語の壁を超えて楽しめるコミュニケーションツールに成りうるところ」にTCGの魅力を感じるというお２人。
「すごく楽しかった。日本では見られない構築も多くて目新しく新鮮に感じた（山本選手）」「言葉は伝わらないはずなのに、同じ場面で笑い合えたり、熱くなれるのは素晴らしいこと。いつもと違った緊張感もあり楽しかった。（つむぎ選手）」と、今回のイベントは２人にとって思い出に残る幸せな時間であったようです。

▲山本選手	▲つむぎ選手

次のページでは対戦に参加した各選手のデッキを紹介！

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TCG Asia Championship