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今年も統率者の季節がやってきた。

今回は前回までとは少し構成が変わり、4種類の統率者構築済みデッキが発売される。
総数56種の新規カードは「ヴィンテージ」もしくは「レガシー」での構築に使用可能だ。

デッキリストはこちらを参照→http://mtg-jp.com/publicity/0019403/

それぞれのデッキは……
◎「猫」をテーマにした白緑デッキ「猫の獰猛」
◎「吸血鬼」をテーマにした白黒赤デッキ「吸血鬼の渇き」
◎「ドラゴン」をテーマにした全色デッキ「ドラゴンの支配」
◎「ウィザード」をテーマにした青黒赤デッキ「ウィザードの秘儀」
となっている。

気になるカードを少しだけピックアップしてみよう。
「吸血鬼の渇き」収録の統率者候補《エドガー・マルコフ》。

▲《エドガー・マルコフ》

名前からわかるとおり彼は《ソリン・マルコフ》の関係者、というか祖父である。
そしてイニストラード次元に吸血鬼が生まれる原因を作った「吸血鬼の祖」でもある。
たった一人の孫ソリンを不老不死にする望みは悪魔に利用され、《オリヴィア・ヴォルダーレン》ら11人の仲間とともに血魔術の儀式によってイニストラード最初の吸血鬼となった人物だ。
吸血鬼となったエドガーはソリンに自分の血を飲ませ、ソリンを吸血鬼、不老不死にした。
そのショックでソリンにプレインズウォーカーの灯が灯り、今に至るという。


続いては「ドラゴンの支配」収録の《復讐の神、大口縄》。

▲《復讐の神、大口縄》

神河次元における人間の世界と神の世界を隔てるという「世界の帳」を司る神がついに顕現。
「神河謀反」でド派手な全体除去をかましてきたイラストの本体である。

▲《最後の裁き》

自分に逆らった者に容赦なき制裁を加える神は統率者戦でも乱をおっぱじめる気満々だ。


最後にこちらも「ドラゴンの支配」収録だが同時に「猫の獰猛」のテーマである「猫」タイプも持っている《ネコルーの女王、ワシトラ》。

▲《ネコルーの女王、ワシトラ》	▲《猫・ドラゴントークン》

フレーバーテキストにある「マダラ」というのはかつて「ドミナリア」に存在した「マダラ帝国」のこと。
「マダラ帝国」最高の闘士《テツオ・ウメザワ》と協議の結果、美味な魚と引き換えにセカナ村の守護者となった。
《テツオ》がニコル・ボーラスを打倒した後は、彼女の子孫がかつてのマダラ帝国の領土を支配していったという。
「ネコルー/Nekoru」は「猫・竜」であるというのは公式の言。
トークンも含めてかわいい。







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