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[2017/08/22 18:40]

「ポケモンワールドチャンピオンシップス2017」 各部⾨で優勝者が決定、⽇本⼈選⼿も活躍

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※公式プレス情報を掲載しています。

「ポケモンワールドチャンピオンシップス2017」
各部⾨で優勝者が決定、⽇本⼈選⼿も活躍


ポケモンワールドチャンピオンシップス2017
実施⽇:8⽉18⽇(⾦)〜20⽇(⽇)※現地時間
開催場所/会場:アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイム市 Anaheim Convention Center
実施部⾨:『サン・ムーン』部⾨、カードゲーム部⾨、『ポッ拳』部⾨
詳細:http://www.pokemon.co.jp/ex/wcs2017/


 ポケモンバトル世界⼀を決める戦い「ポケモンワールドチャンピオンシップス2017(以下、「ポケモンWCS2017」)」が、8⽉18⽇(⾦)〜20⽇(⽇)にアメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイムにて開催されました。
 「ポケモンWCS2017」は、第13回⽬の世界⼤会で、38の国と地域から700名以上の招待選⼿が技を競い合いました。3⽇間にわたる激戦の末、『サン・ムーン』部⾨、カードゲーム部⾨、『ポッ拳』部⾨でポケモンバトル世界⼀のプレイヤーが決定。世界チャンピオンの名誉と賞⾦を獲得しました。現地の様⼦を交えながらレポートいたします。

カードゲーム部⾨

■⼤会のまとめ

 カードゲーム部⾨は、ポケモンカードゲームXY「ガイアボルケーノ」「タイダルストーム」以降から「サン&ムーン」シリーズまでが使⽤できるレギュレーションで⾏われました。
⽇本からは2016年にカードゲーム部⾨のマスターディビジョンで優勝したイトウシンタロウ選⼿、同じくジュニアディビジョンで優勝したサダヒロシュント選⼿をはじめ、今年の国内シリーズで優秀な成績をおさめた強豪プレイヤー達も参戦しました。
Day1予選では⽇本⼈選⼿が快進撃を続け、ジュニア8名、シニア4⼈、マスター10名の計22⼈が翌⽇のDay2に駒を進めました。Day2では、Day1を突破した選⼿にDay2から出場する選⼿(ジュニア9⼈、シニア7⼈、マスター21⼈の計37名)が加わり、各国代表選⼿達と熱い対戦を繰り広げました。
本⼤会では、ジュナイパーGX軸の構築とダストダス軸の構築、この2種のデッキの使⽤率が最も⾼く、次点で多かったのがサーナイトGXとメガレックウザEXでした。そんななか、決勝に進んだ6⼈(ジュニア・シニア・マスターで各2⼈)が選択したデッキは、3⼈がサーナイトGXで、その他は、ダストダス+グソクムシャGX、アローラキュウコンGX、ゲッコウガBREAKでした。


■決勝の様⼦と結果

<ジュニア決勝>
Tobias Strømdahl選⼿(サーナイトGX) 対 ハセガワミナキ選⼿(サーナイトGX)

 Tobias選⼿とハセガワ選⼿は同系のデッキを使⽤。どちらがより早く、より多く、サーナイトGXまで進化させられるかが勝敗をわけるポイントとなりました。1勝1敗で迎えた3試合⽬、先にサーナイトGXまで進化させたのはTobias選⼿。最終的には3匹⽬のサーナイトGXまで進化させ圧倒的な盤⾯を作り、勝利を勝ち取りました。サーナイトGX同⼠の戦いで、ふしぎなアメは両選⼿ともに採⽤しているカードですが、ハセガワ選⼿は1枚、Tobias選⼿は4枚と⼤きな差がありました。より早くサーナイトGXへ多く進化させることが勝利へとつながるため、ふしぎなアメを多く採⽤したTobias選⼿が優勢なマッチアップとなりました。

<シニア決勝>
Michael Long選⼿(ゲッコウガBREAK) 対 Zachary Bokhari選⼿(アローラキュウコンGX)

 ゲッコウガBREAKを使うMichael選⼿は、2017年シーズンのあるゆる⼤会で優勝してきた実績のある選⼿です。対するZachary選⼿が使うのはアローラキュウコンGX。1試合⽬はゲッコウガBREAK対策で採⽤されていたギラティナが⾒事に刺さり、アローラキュウコンGXを使うZachary選⼿が勝利しました。第2戦もギラティナを使いながらZachary選⼿が優勢に試合を運び、残りサイド1枚のところまで詰めました。誰もが試合終了だと思っていたなか、Michael選⼿は試合を諦めていませんでした。絶体絶命のピンチをMichael選⼿はケロマツのワザ「あわ」でアローラキュウコンGXをマヒにし時間を稼ぎます。Michael選⼿が⾒つけた勝ち筋は相⼿の「⼭札切れ」、ケロマツの「あわ」を駆使しながら⾒事に2試合⽬は勝利しました。しかし第3試合は、Michael選⼿が引きたいカードを引けずもたつくなか、Zachary選⼿は引きたいときに引きたいカードをすべてひき続け、圧倒的な⼤差で勝利しました。

<マスター決勝>
Diego Cassiraga選⼿(サーナイトGX) 対 スズキナオト選⼿(ダストダス+グソクムシャGX)

 1試合⽬は終始優位に対戦を進めていたスズキ選⼿、しかしDiego選⼿は相⼿の⼭札切れに勝機を⾒出し、それが⾒事にはまり⼤逆転を決めました。2試合⽬は逆の展開になり、Diego選⼿のひきが強く、強い盤⾯を作り続けて有利に試合を進めます。スズキ選⼿は諦めず、Diego選⼿のサイドが残り2枚になったとき、起死回⽣のNを使います。Nはお互いのプレイヤーが⾃分の⼿札を⼭札に戻し、⾃分のサイドの枚数分⼭札から引きなおすカードです。
サイドを残り2枚までとっていたDiego選⼿は⼿札が2枚に減り、スズキ選⼿の逆転ムードが漂いました。スズキ選⼿が巻き返していきそうにも思われたなか、Diego選⼿が⼀番上から引くカードですべての問題を解決し、そのまま勝利をものにしました。

■ポケモンWCS2017優勝者(カードゲーム部⾨)
・ジュニアディビジョン
 Tobias Strømdahl選⼿(ノルウェー)
 使⽤デッキ:サーナイトGXとオクタン

・シニアディビジョン
 Zachary Bokhari選⼿(アメリカ)
 使⽤デッキ:アローラキュウコンGX+オクタン

・マスターディビジョン
 Diego Cassiraga選⼿(アルゼンチン)
 使⽤デッキ:サーナイトGXとオクタン
<マスター優勝 ディエゴ選⼿><シニア優勝 ザッカリー選⼿><ジュニア優勝 トビアス選⼿>


『ポッ拳』部⾨

 本⼤会の『ポッ拳』部⾨は『ポッ拳POKKÉN TOURNAMENT』Wii U版を使⽤、Day1は2試合先取制(1試合=2ラウンド先取制)、Day2の決勝トーナメントは3試合先取制(1試合=2ラウンド先取制) で⾏われました。
⽇本⼈選⼿4名がトップ4に進む快挙となりました。決勝戦、TONOSAMA選⼿がテールナーを使って華麗なバトルを⾒せ、「ポケモンWCS2017」の世界チャンピオンに輝きました。
<『ポッ拳』部⾨トップ4><『ポッ拳』部⾨決勝戦の様⼦>

■ポケモンWCS2017優勝者(『ポッ拳』部⾨)
・TONOSAMA選⼿(⽇本)
 使⽤キャラクター:テールナー
<優勝TONOSAMA選⼿><テールナー>


『サン・ムーン』部⾨

 本⼤会の『サン・ムーン』部⾨では『ポケットモンスターサン・ムーン』を使⽤、対戦ルールは「ダブル」で⾏われました。4〜6匹のポケモンを⼿持ちまたはバトルチームに登録し、そのうち4匹を選出したのち2対2でバトルを⾏う形式です。3⽇間にわたる激闘の末に世界チャンピオンは次の通り決定しました。
■ポケモンWCS2017優勝者(『サン・ムーン』部⾨)
・ジュニアディビジョン
 Nicholas Kan選⼿(オーストラリア)
 使⽤ポケモン:ポリゴン2、カビゴン、カプ・コケコ、ウインディ、ガブリアス、ギャラドス

・シニアディビジョン
 Hong Juyoung選⼿(韓国)
 使⽤ポケモン:ポリゴン2、カプ・コケコ、カミツルギ、ウインディ、オニシズクモ、バンバドロ

・マスターディビジョン
 オオツボリョウタ選⼿(⽇本)
 使⽤ポケモン:ワルビアル、エルフーン、カプ・コケコ、カプ・レヒレ、
 ガラガラ(アローラのすがた)、テッカグヤ
<ジュニア優勝 Nicholas選⼿><シニア優勝 Hong選⼿><マスター優勝 オオツボ選⼿>


 3⽇間にわたり開催した「ポケモンWCS2017」。⼤会の結果や試合の模様を取材した記事は以下のウェブサイトでも随時更新いたします。この夏、熱い盛り上がりをみせたポケモンバトル世界⼀の戦いを振り返りご覧ください。

<「ポケモンワールドチャンピオンシップス2017」公式サイト>
http://www.pokemon.co.jp/ex/wcs2017/

<ポケモンカードゲーム「トレーナーズウェブサイト」特設ページ>
http://www.pokemon-card.com/info/2017/20170818_000850.html
<『サン・ムーン』部⾨マスターの決勝戦><閉会式の様⼦>



©2017 Pokémon. ©1995-2017 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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©2017 BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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