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[2016/05/25 10:00] |
エターナルマスターズ カードプレビュー《イチョリッド/Ichorid》
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トーナメントで使用できる形で公式から一般に発売・発行されたほぼ全てのカードセットのカード、及びプロモーション・カードでデッキを構築するフォーマット『エターナル』。
『永遠』の名を冠するそのフォーマットと同じ名前を持つセットがついに発売される。
『エターナルマスターズ』にはマジックの歴史上において特に顕著な活躍を見せたカードが収録される。
その中の1枚をここに紹介しよう。
初出は「墓地」をテーマとしたオデッセイ・ブロック、その1番目の小型エキスパンションである「トーメント/Torment」。
2002年2月1日の発売から14年ぶりの印刷となる。(MagicOnline専用特殊セット「Vintage Masters」には収録済み。)
それまでマジックのメインストーリーであったウェザーライト・サーガが直前のエキスパンション「アポカリプス/Apocalypse」で完結し、新たな物語が描かれたこのブロック。
ピット・ファイターであるカマールを主人公としたミラーリを巡る「オデッセイ(長い冒険)」がここから始まったのだ。
そのためなのか、このブロックでは新しい試みがなされた。
責め苦や苦痛といった意味の名前を持つこのエキスパンションはマジック史上初めて色の収録配分が均等ではない、というセットだった。
「黒」の収録数が多い代わりに「白」と「緑」の収録数が減らされている。
この「黒い」エキスパンション「トーメント」を代表する黒のクリーチャーがこの《イチョリッド/Ichorid》だ。
ちょっと可愛いく聞こえる名前に反したおどろおどろしいその身体には、1ターンしか持たない脆さと、高いパワーが秘められている。
一度崩れたとしても、墓地に栄養となる黒のクリーチャーがいるかぎり何度でも戦場へと蘇る。
マナを使用せずに使える蘇生は重宝され、黒コントロールや「発掘/Dredge」をメインギミックとしたデッキで良く採用される。
少し調べるだけで複数の採用デッキレシピが発見できるのは、さすがエターナルマスターズ収録のカードと言えるだろう。
エターナルフォーマットの場合、墓地に置かれているカードの順番を勝手に変えてはならない、というルールがある。※マジック・イベント規定404.2
そのため墓地で他のカードに埋もれてしまった《イチョリッド/Ichorid》の効果を忘れないことを心がけよう。
ところでこの聞きなれない名前、膿漿や血液のような液体という意味の「Ichor」という言葉がもとになっているという。
発音は「áikɔːr」もしくは「-kər|-kɔː」。
英語圏のプレイヤーと対戦する時は「アイコリッド」や「アイコライド」と伝えてあげよう。
既に公開済みの《意志の力/Force of Will》や《不毛の大地/Wasteland》など、まさにエターナルレベルのカードが満載の今セット。
新規アートのカードもあり、プレイヤーとしてもコレクターとしても大注目の特別セットになっている。
発売まで日に日に公開されていくカードががとても楽しみである。
『永遠』の名を冠するそのフォーマットと同じ名前を持つセットがついに発売される。
『エターナルマスターズ』にはマジックの歴史上において特に顕著な活躍を見せたカードが収録される。
その中の1枚をここに紹介しよう。
▲《イチョリッド/Ichorid》 |
イチョリッド(3)(黒) クリーチャー - ホラー 速攻 終了ステップの開始時に、イチョリッドを生け贄に捧げる。 あなたのアップキープの開始時に、イチョリッドがあなたの墓地にある場合、あなたはあなたの墓地からイチョリッド以外の黒のクリーチャーカード1枚を追放してもよい。そうしたなら、イチョリッドを戦場に戻す。 3/1 | Ichorid(3)(B) Creature - Horror Haste At the beginning of the end step, sacrifice Ichorid. At the beginning of your upkeep, if Ichorid is in your graveyard, you may exile a black creature card other than Ichorid from your graveyard. If you do, return Ichorid to the battlefield. 3/1 |
初出は「墓地」をテーマとしたオデッセイ・ブロック、その1番目の小型エキスパンションである「トーメント/Torment」。
2002年2月1日の発売から14年ぶりの印刷となる。(MagicOnline専用特殊セット「Vintage Masters」には収録済み。)
それまでマジックのメインストーリーであったウェザーライト・サーガが直前のエキスパンション「アポカリプス/Apocalypse」で完結し、新たな物語が描かれたこのブロック。
ピット・ファイターであるカマールを主人公としたミラーリを巡る「オデッセイ(長い冒険)」がここから始まったのだ。
▲《ピット・ファイター、カマール/Kamahl, Pit Fighter》 | ▲《ミラーリ/Mirari》 |
そのためなのか、このブロックでは新しい試みがなされた。
責め苦や苦痛といった意味の名前を持つこのエキスパンションはマジック史上初めて色の収録配分が均等ではない、というセットだった。
「黒」の収録数が多い代わりに「白」と「緑」の収録数が減らされている。
▲トーメント エキスパンションシンボル |
この「黒い」エキスパンション「トーメント」を代表する黒のクリーチャーがこの《イチョリッド/Ichorid》だ。
ちょっと可愛いく聞こえる名前に反したおどろおどろしいその身体には、1ターンしか持たない脆さと、高いパワーが秘められている。
一度崩れたとしても、墓地に栄養となる黒のクリーチャーがいるかぎり何度でも戦場へと蘇る。
マナを使用せずに使える蘇生は重宝され、黒コントロールや「発掘/Dredge」をメインギミックとしたデッキで良く採用される。
▲《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》 | ▲《黄泉からの橋/Bridge from Below》 |
少し調べるだけで複数の採用デッキレシピが発見できるのは、さすがエターナルマスターズ収録のカードと言えるだろう。
エターナルフォーマットの場合、墓地に置かれているカードの順番を勝手に変えてはならない、というルールがある。※マジック・イベント規定404.2
そのため墓地で他のカードに埋もれてしまった《イチョリッド/Ichorid》の効果を忘れないことを心がけよう。
ところでこの聞きなれない名前、膿漿や血液のような液体という意味の「Ichor」という言葉がもとになっているという。
発音は「áikɔːr」もしくは「-kər|-kɔː」。
英語圏のプレイヤーと対戦する時は「アイコリッド」や「アイコライド」と伝えてあげよう。
既に公開済みの《意志の力/Force of Will》や《不毛の大地/Wasteland》など、まさにエターナルレベルのカードが満載の今セット。
新規アートのカードもあり、プレイヤーとしてもコレクターとしても大注目の特別セットになっている。
発売まで日に日に公開されていくカードががとても楽しみである。
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