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[2015/09/11 10:00]

戦乱のゼンディカー プレビューカード《影響力の行使/Exert Influence》

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今の「ゼンディカー」を支配しているのは、人間でも、コーでも、マーフォークでも、吸血鬼でも、ゴブリンでも、エルフでもない。
「ゼンディカー」の支配者は恐るべき捕食者、「伝説のエルドラージ」が1体、邪悪な調和の元に一つにまとめられた想像と破壊、《絶え間ない飢餓、ウラモグ》とその血族たち。
時間そのもののごとく貪欲な力の前に為すすべもなく倒されていくゼンディカー人。
その絶望的な戦いの中に一筋の光明を見出すことが出来るかもしれない、そんなカードを紹介しよう。

▲《影響力の行使/Exert Influence》
影響力の行使(4)(青)
ソーサリー
収斂-クリーチャー1体を対象とする。それのパワーが影響力の行使を唱えるために支払われたマナの色の総数以下であるなら、それのコントロールを得る。
「心を操るわけではありません。そもそも、あれに心があるかどうかも分かりません。私はあれの意思を支配するんです。」
Exert Influence(4)(U)
Sorcery
Converge-Gain control of target creature if its power is less than or equal to the number of colors of mana spent to cast Exert Influence.
“I can't control its mind ― I'm not even sure it has one. But I can dominate its will.”


「エルドラージ」に心があるかは分からない。
だが意思はあり、それを支配することで「エルドラージ」の血族すらもコントロールできる。
5色全ての力を結集させ、「エルドラージ」に反旗を翻す時が来た。
最悪の敵がもし味方になるのであれば、それは最強の味方足り得る。
そんな夢のようなことをイラストの女魔術師は実現しているのだ。

新規キーワード能力「収斂/Converge」により、唱えるために使用した色マナの種類が増えるほど支配できるクリーチャーの範囲は広がっていく。
しかもその支配はターン終了で終わることはない。
ただしマジックの世界におけるマナの色は5種類。
パワーが6を超える超大型のクリーチャーに我々は全くの無力・・・というわけでもない。
「精神を抑えれば支配できるというのに。なぜ肉体と戦うのだ?(パワーを範囲内まで下げてしまえばいい。)」
《ジェイス》なら言う・・・かもしれない。
▲《束縛なきテレパス、ジェイス》▲《蛙変化》

パワーを落とすことが可能であれば、如何に「エルドラージ」であろうともその支配は容易い。


ここまで何度も登場している言葉、「エルドラージ/Eldrazi」
そもそも「エルドラージ」とその血族とは一体何なのか・・・
▲《無限に廻るもの、ウラモグ》▲《真実の解体者、コジレック》▲《引き裂かれし永劫、エムラクール》



もっとも知名度があるであろう「エルドラージ」「ゼンディカー」の神話にも名前の名残を残す3体の「伝説」
疫病の象徴、寄生者と宿主との見えざる繋がりの象徴、そして有り余るものの象徴、《ウラモグ》
冷酷な狂気を携え現実を切り刻む怪物、恐慌の混乱、謎に包まれた罠、思考を掻き混ぜるもの、《コジレック》
そして最大でもっとも恐るべきもの、具現化した荒廃、感情や物質を超えた虚無の霊気、《エムラクール》
彼ら「伝説のエルドラージ」以外にも大型の「エルドラージ」は複数存在する。

彼ら「エルドラージ」は、次元と次元の狭間であり”霊気”と呼ばれる純粋なエネルギーに満ちている「久遠の闇」から生まれた。
「久遠の闇」にある穢れの無いマナに色はなく、「エルドラージ」たちもその影響を受け無色である。
そして彼らは周囲の環境を己に都合のいいように歪める事ができ、無機物や動植物、重力さえも思いのままに操る。
「ゼンディカー」の吸血鬼や天使はその最たる犠牲者だった。
抵抗勢力の一人《エメリアの盾、イオナ》も、その力は「エルドラージ」により堕落させられ、無色である「エルドラージ」に影響を及ぼすことができない。
▲《エメリアの盾、イオナ》

「エルドラージ」の本体は「久遠の闇」の中にあり、目に見えているものは”霊気”の影が投影されたものなのだという。
そのため物理的な破壊は「エルドラージ」にとって意味はなく、物理的肉体に拘束している”面晶体”の力によって封印せざるを得なかった。
しかし今や”面晶体”ですら長い封印の間に「エルドラージ」によって侵食され、彼らの力になってしまっている。

そして次元に顕現した「エルドラージ」の肉の延長であるものたちが血族だ。
中型の血族は「エルドラージ・ドローン」、小型の血族は「エルドラージ・落とし子」とそれぞれ呼ばれる。
血族たちはその次元のマナが混じっているため中には色を持っているものもいる。
落とし子は上位エルドラージが吸収したマナを受け取り蓄え、その落とし子たちが吸収されることで新たな上位エルドラージが孵化するのだという。
そして血族たちは本体がいなくなると萎びて死んでしまう。


「エルドラージ」本体と繋がっている血族をコントロールできる術がある。
希望はきっと、ここにある。

ゼンディカー・ブロック最後のエキスパンション「エルドラージ覚醒」発売から5年と6ヶ月。
舞台は再び「ゼンディカー」へ戻り、全プレインズウォーカー(プレイヤー)注目の戦いの火蓋が切って落とされる。
果たしてゼンディカー人は自らの次元を取り戻すことが出来るのか。
それとも「エルドラージ」の完全勝利で幕を下ろしてしまうのか。
そして残り2体の「エルドラージ」の行方は・・・

マジックストーリーの動向が気になる日々はまだまだ続きそうだ。

(C) 1995-2015 Wizards of the Coast LLC, a subsidiary of Hasbro, Inc. All Rights Reserved.


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