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[2015/07/28 17:05]

様々な業種・視点からアナログゲーム業界を見る「ブシロードTCG内覧会」セミナー(後編) ( 2 / 3 )

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店舗告知における動画の活用方法
カードキングダム サンダー様・238SV様

続いての講演は、カードショップキングダムさんから、動画などでもおなじみのサンダー氏(成田氏)と238SV氏(渡辺氏)が登壇。
対戦動画はじめ様々な動画を投稿している経験から、『店舗告知における動画の活用法』について語っていただきました。
▲カードキングダム サンダー氏・238SV氏


動画は身近なコンテンツ

動画の話ということですが、そもそも私達がどういう動画を作っているのかを知らないお客様もいらっしゃるかと思います。

ですのでまずは、動画の一部を皆さんに見ていただこうと思います。

今日はバディファイトの動画を持ってきましたので、少しだけお付き合いください。


これで少しでも動画の空気感というものは伝わったでしょうか。

カードキングダムはカードの販売のかたわら、こういったカードゲームの対戦動画であったり、紹介動画などを作ってきた会社です。

▲動画配信サービス(YouTube)利用者数の推移▲動画配信サービスの利用状況と、趣味・娯楽としての重要性意識による利用率の差異

さてこちらのグラフ(※左グラフ)ですが、昨今では動画というものはとても身近なコンテンツとなってきました。

こちらはYouTubeの利用者数の平成23年のデータ時の推移データですが、右肩上がりで増えてきています。

実際電車であったり、皆さんのショップのデュエルスペースでも動画を見ている人をよく見かけるのではないかと思います。

動画というのはパソコンを持っている大人向けではないかと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、今はそんなことはありません。


次の資料(※右グラフ)ですが、今度は動画を見ている年齢層のグラフです。

10代から20代の若い人ほど(動画を)見ているというグラフになります。

実際にカードゲームを遊んでいる年齢層は10代、20代の方が多いかと思いますので、お店に来ているお客さまにとって動画というのはかなり身近なものと言えるでしょう。

この講演を見てくださっている方の中にも、実際動画をアップしている方や、常連さんが動画を撮っているよという方も多いかもしれません。

スマホがある今、動画というものはとても身近なコンテンツです。

そして、10代から20第がもっとも利用率が高い。

つまり、動画はこれからのお客様に向けた販促になるということです。


カードゲームと動画の親和性

例えばですが、新しくゲームを始める場合、構築済みデッキを買ってルールブックを読みますが、ルールブックを読んだだけではわかりにくい、実際に見た方が早い、やったほうが早いという経験が皆さんもあると思います。

つまりどういうことかと言いますと、見た方が早い=動画でやった方が早いということになります。

ティーチングで例えますと、ヴァンガードとヴァイスシュヴァルツを教える場合、ヴァンガードの方がアニメで動きをある程度やっている分教えやすいのではないかと思います。

これが動画の実際の動きを見た方が伝わりやすいということです。


普段店頭に立っている皆さんは、普段やっているティーチングやお客様との対戦を撮っただけで、実はもうこれで1つの動画コンテンツの完成になっているんです。

普段のことをそのまま撮れば良いだけですので、カードゲームと動画というのはすごく相性が良いということになります。


本当は面白さを伝えるには、スタッフが店頭で直接ティーチングを行うというのが一番なんですけれども、その次に来るのが動画かなというふうに思っています。

また、対戦動画なども面白さを伝えるには向いているかと思います。


カードショップと動画の親和性

カードゲームと動画の親和性が良いだけならメーカーさん、公式がたくさん作って上げるだけで良いということになります。

ではなぜ店舗で上げることに意味があるのか?

例えば店員さんが対戦している様子を撮るとします。

それを撮るだけでも、店頭でデュエルスペースがあって遊べることのアピールができます。

そして店員さんの雰囲気が伝わり プレイしているカードゲームの種類もわかります。

プレイしているということは、そのお店で取り扱っているはず。

こういった情報が入ってきます。


さらに、動画で店舗の様子を一緒に撮っておくことでお客様がショップの中に入る敷居が下がります。

そこがどんなお店で、どんな商品があるのか。

スタッフの雰囲気がわかるだけでも入店のしやすさが全然違ってきます。

最近だとビルの1F路面側に出店されているショップさんも多くなっていますが、ビルの4Fとか5Fとか上の方に店舗を構えてらっしゃるショップさんも多いかと思います。

そうなると上の方にあるので店内が見えない。

知らなくて見えない場所に入るのは勇気が必要になってきます。


そんな時に、動画で店内の様子を見ていれば、それは知っているお店になります。

心理的にも抵抗がだいぶ少なくなるのではないでしょうか。

つまり、特に外から見えない店舗では有効ということになります。


まとめますと、ショップで動画を撮ることで、お客様が来店するチャンスが増える
=お客様がお店に入りやすくなれば、それだけビジネスチャンスが広がるということになります。


店頭でも気軽に作れる動画を紹介

もしかしたら今日ご来場いただいている方の中には、カードキングダムのメインチャンネルに上がっているような、エフェクトが入っていたり 数字が入っていたり、負けると爆発したり、そういった動画を作りたいと思う方もいらっしゃるかと思います。

ですがあれらは、専門の知識や技術を持った人員を雇って、専門の機材を用意して作っているものですので、あまり気軽にできるといったものではないかと思います。

折角こういう場でお話させて頂いていますので、店舗でも手軽に作れる、負担の少ないものを紹介していこうと思います。


こちらはこちらは私(※238SV氏)が初めて動画を編集したものになります。

編集ソフトとグーグル先生に色々やりかたを聞きながら、簡単な編集ではありますが作らせて頂いたものになっています。

カードキングダム川口駅前店ではこういった簡単な編集で上げられるものを中心にアップしています。


動画を撮る時に必要なもの

動画を撮る時に必要なもの

・スマートフォン or 動画が撮れる機材。
・自宅のPC(高性能でなくても可)
・動画編集ソフト(フリーのものでも可)
・対戦動画を撮るなら三脚(撮影機材を固定できるもの)
私(※238SV氏)はiPadで動画を撮っていますが、スマートフォンで動画の機能があるものであれば充分です。

家庭用でビデオカメラがある方はそれでも問題ないです。

それから自宅のPC、これは高性能なものでなくても構いません。

パソコンの性能で変わってくるのはアップするための動画の変換の部分で、処理速度が速くなりますが、それほど気にならないレベルかと思います。


次が動画編集ソフトです。

「動画編集ソフトが無いとできないんでしょ?」と言われる方もいらっしゃいますが、無くてもできます。

Windowsのムービーメーカーなどは最初から入っていて、編集機能もありますのでこちらでも充分作れます。

最近ではスマートフォンで動画を編集するようなアプリもありますので、探していただければすぐに見つかるかと思います。

次に対戦動画を撮るのであれば三脚があると便利です。

最近では対戦動画を撮りたいというお客さんも増えてきていますので、量販店さんで言うとすぐ対応してくれるみたいです。


まずは、常連さんとコミュニケーションを取るためと割り切って

再生数ですが、最初は本当に伸びません。

川口駅前店でもいろいろと「対戦動画」なり「紹介動画」なり「ラジオ」なり色々やらせて頂きましたが、5回とか10回とか毎日そのくらいのペースでしか伸びません。

再生回数だけだと一桁のこともあります。

本当にやる意味があるのかなということもありました。


ですが、絶対見てくれている人がいて、常連のお客様はかかさず見てくれたりしています。

常連さんが動画見たよと話しかけてくれると、共通の話題ができるようになりますので、コミュニケーションツールとしても優秀ではないかと思います。

まずは、常連さんとコミュニケーションを取るためと割り切って、どんどん上げていってみてください。


とは言ってもやったことの無いことですから、動画を撮るのはハードルが高いよという方もいらっしゃるかなと思います。

そういう方は、是非動画を作るのではなく、流行っている動画を一緒に見ましょう。

10代、20代のお客様は動画を見ていて、面白いと思う動画がある。

その感覚と見ていない我々の感覚が離れていってしまうのは非常に恐ろしいことなのかという風に感じます。

仕入の面でも、これは流行らないだろうと思ったものが爆発的に売れるといったこともありうる世界になってきてしまうので、まずもって動画を見ましょう。


そのうち、お客様やスタッフからカードゲームで動画を作りたいという意見が上がってきた時に、いい機会だから作ってみようかな、となって頂ければと思います。


講演の内容をまとめると

今カードキングダムのメインチャンネルの動画がたくさんの方に見ていただいているのは、継続して動画を上げ続けてきたからというのがあります。
いきなり何万再生といくわけではありません。

それでも5年後10年後に動画コンテンツがあることは当たり前の世界になっています。

どうせやるなら早いうちに活用していくほうがお客様にとっても、みなさまにとってもメリットがあると思います。

いつも皆様からお客様にカードゲームを教えているそのティーチングの風景を動画にするだけで、とても面白い物になると思います。

動画は今や身近なコンテンツ、どんどん活用していきましょう。

また次こういった講演の機会がありましたら、動画を撮るのはもう当たり前になっていて、より面白い動画を撮るにはどうやるのといったテクニックの話ができる、そんな時代になっていることを望みます。


次ページは『海外のゲームマーケットから見る国内の展望』 ⇒(3ページへ)

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