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[2015/03/02 18:45] |
『カードゲーム文化振興協会』設立を発表!“来る2016年のカードゲームを創る”研究発表が行われました。
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『カードゲーム文化振興協会』設立を発表!
“来る2016年のカードゲームを創る”研究発表が行われました。
“来る2016年のカードゲームを創る”研究発表が行われました。
昨年の11月、ドクター・オーでも有名な大河内卓哉氏を講師として、デジタルハリウッド大学で“来る、2016年のカードゲームを創る”と題しして開催された特別企業ゼミ。
その研究発表が、昨日3月1日、デジタルハリウッド大学にて行われました。
▲研究内容について語る大河内氏 | ▲特集記事の反響について話す 電撃オンライン菊池氏 |
今回の企画はどうして始まった?
冒頭で「カードゲームに危機感を感じている」と語る大河内氏。
カードゲームが売れる理由として掲げた
1.友人と楽しい時間を過ごしたい
2.凄いと言われたい(対戦による強さの証明、買い方による賢さの誇示など)
3.格好よくなりたい(憧れからくるごっこ遊び、好きなキャラクターの模倣など)
というベネフィットが、台頭するスマートフォンゲームに追われてきていると指摘。
特に、今までカードゲームの強みであった「一緒に遊べる」という要素が、同じ要素を持ったスマートフォンゲームの台頭により強みで無くなってきていると話します。
▲国内業界市場から見るカードゲームとスマートフォン | ▲カードゲームとスマートフォンゲームを「物」「人」「時間」で比較 |
“来る2016年のカードゲームを創る”研究発表
こうして始まった「ZiO」プロジェクト。
目指したものは「ダウンロードによる完全無料&パックだけですぐに遊べるゲームデザイン」(「物」の要素)、「1人で遊べるモードの実装&3人でも4人でも複数人で遊べる」(「人」の要素)、「1ゲーム目標は4分以内」(「時間」の要素)の3つの要素。
当初定めていた90分の講義を3回という限られた期間では、とうてい1つのカードゲームを作るには足りず、フェイスブックなどを利用して仕事の後深夜まで情報共有を行ってきたと話す大河内氏。時にはパソコンの前で寝入ってしまうこともあったとか。
そのような努力の末、プロトタイプ「ZiO」は完成したと言います。
▲企画の中で目指したもの | ▲少ない時間を補うためフェイスブックを全力活用 |
▲ゲームを創る。試す。壊す。再構築。 | ▲苦心の末誕生した「ZiO」プロトタイプ |
▲11月の発表会は200名が参加 | ▲来場者へのアンケート結果。大学生の来場者が最も多く、TCG業界関係者は全体の20%程 |
将来のTCG業界への布石を打たなければという想いから始まった本企画。とは言え、この授業によって2015年のTCG業界は変わらないだろうと話す大河内氏。
「2016年、2020年、まだカードゲーム業界が盛んであることを祈って行った今回の企画。やった意味はあったと思う」と今回の企画を振り返り、締めくくりました。
▲発表の後には実際に「ZiO」を体験 | ▲盤面の様子。シンプルなルールながら読み合いが楽しい |
※ZiOのルールやフリーカードのダウンロードはこちらのサイトをチェック!
⇒ZiO カードゲーム(http://zio-card.com/)
そして重大発表!
▲政府認定のNPO法人「CCA カードゲーム文化振興協会」設立 |
カードゲームに触れることで、カードゲームに助けられたと幼少時を振り返る大河内氏。
「業界のために何かできないか」今回の授業にさらに新しい一歩を踏み出したいという想いで、政府認定のNPO法人「CCA カードゲーム文化振興協会」を設立したと発表しました。
具体的に何をするのかを発表するにはまだもう少し時間がいるとのこと。様々な施策が動いているということですので、今後の発表にもご期待ください。
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