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昨年３月の発表から約１年。「聖戦ケルベロス」「進撃の巨人」「絶対防衛レヴィアタン」と、従来のターゲットにとらわれない幅広い参戦タイトルや、ユニークな公式イベントで話題を提供してきたジーククローネ。
今回はジーククローネを手掛けてきたプロデューサー原田氏からのコメントをお届けします。
これまでの振り返りや今後の展開、そして気になる新規参戦情報など注目の内容満載です！

▲コメントいただいたプロデューサーの原田氏

昨年６月に「聖戦ケルベロス」、続いて９月には「進撃の巨人」、そして２月２０日には「絶対防衛レヴィアタン」と現時点で３つの作品を発売してきました。

初回の「聖戦ケルベロス」では、大きな期待をいただいていながら、さまざまな課題があったと認識しています。これまで弾を重ねるたびに、改善を実施してきました。
商品で言えば、封入率の改善やマニュアルの見直し、細かいところで言えばコスト表示部分もサイズや濃淡を調整して少しでも見やすくしたり、カードの色属性もマークだけでなくテキスト表示を加えたりしております。サポートでも、カードリストやQ&Aの公開タイミングを早めるなど、試行錯誤してきました。そのおかげもあってか、第2弾の「進撃の巨人」についてはお客様に喜んでいただけるような内容にすることができたと考えています。

販売の仕方やイベントについても、始めてカードゲームに触れる方も意識しながら、お客様にできるだけ楽しんで、そして体験していただけるよう工夫しながらやってきました。
「進撃の巨人」については、女性のファンが多いということは認識していましたが、イベントには正直びっくりするくらいの女性の方にお越しいただきました。
昨年１１月１４日の発売記念イベントや年末に開催したイベントにも、ありがたいことに新規の方、特に女性の方が足を運んでくださいました。


第３弾「絶対防衛レヴィアタン」については、作品ファンの方はもちろんなのですが、カードゲームプレイヤーの方々にもきっちり楽しんでいただける商品ができたと思ってます。
３タイトルの発売でカードプールもかなり増えたので、個々のカードの効果であったり、シナジーであったり、遊び方のバリエーションを増やせるよう意識しました。
遊んでいただいた方には非常に好評を頂いておりまして、ゲーム性としても魅力が伝わるものになったと思っています。

▲ゲーム性を意識して作ったという「絶対防衛レヴィアタン」 もちろん、声優サインや人気イラストレーターの描き下ろしなど、コレクション性にも手は抜いていない

９月に東京だけで開催したイベント（大交流祭）が、年末には大阪、そして今年４月には名古屋とエリアを拡大しています。

今更という話ではありますが、カードゲームはユーザー同士が触れ合う機会が非常に重要だと思っています。初心者講習会にしても、新規の方にも、既に遊んでいただいている方も一緒になって楽しんでいただけるような、ユーザー同士がコミュニケーションを取れるような企画、イベント作りに取り組んできました。

イベントはギスギスせずにカジュアルに楽しめるものにしていきたいと考えています。
カードゲームですので勝ち負けはもちろんありますし、どうやったら勝てるかを考えるのはとっても楽しいですが、負けても「もう1回！」と気軽にプレイしてもらいたいですし、ファンデッキを組んでみたり、自分なりに面白いカード、好きなカードを使って、楽しんでもらえるようなイベントにできればと思っています。
実際にユーザーの方からも、「イベントが楽しい！」という声をたくさんいただいています。
カジュアルさを大切にして、ワイワイガヤガヤやれるようなカードゲーム、イベントというのをこれからもやっていきたいと思っています。

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