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[2013/06/27 14:20] |
モンコレ公式サイトにて、モンコレの魅力を紹介するコラム『モンコレの世界』第14回『黄金の獅子宮』を公開中!
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モンコレ公式サイトにて連載中のコラム
『モンコレの世界』 第14回を公開中です。
『モンコレの世界』 第14回を公開中です。
第14回は、先週「今日のカード」でも紹介された『黄金の獅子宮』。
蜃気楼の向こうの宮殿の緩やかな時の中で生きる女性のみの種族、バステトの物語です。
※以下、モンコレ公式サイト「モンコレの世界(14)」より引用。
引用元:http://moncolle-tcg.com/movie/moncolle_world14.html(別ウィンドウが開きます)
引用日:2013年6月24日
【蜃気楼の向こう】
はるかなる昔日、宮殿が築かれた。
その煌めく黄金色の建築物の数々は、人目につかぬとある場所に、秘密裏に造られたのだった。
世界の南東、火と風のエレメントの強さゆえに大きく広がった砂と乾燥の広がる場所、カラマン砂漠。
そこには古代帝国期より、「最後の皇帝」が築いた帝国があったと言い伝えられる。
しかし、その「最後の皇帝」の配下にはない、異なる王国が密かに存在しているという伝説がある。
わずかに残る目撃例によると、その宮殿は蜃気楼の向こう側にあるのだという。
宮殿には古く忘れ去られた種族が住み、ゆるやかな時の流れをたゆたっているというのだ。
その忘れられた種族は、人の女のような姿を持ち、女だけで獅子のように精強な軍隊を持つという。
砂漠で野垂れ死にそうになっていた若者が、その黄金の宮殿に紛れ込んだという昔語がある。
そしてその昔語によると、男が三日三晩の歓待を受けて宮殿をあとにしたとき、元の世界では十年以上の年月が流れていたという。
【バステトの姫君】
バステトのことを知る数少ない識者の話によると、バステトの王国には「王」が不在であるという。
その実権は、王妃とその愛娘にあるらしい。
ラーラと呼ばれる王妃は、バステト内で広く慕われてはいるものの、自身の権力の多くを娘に譲っており、表立って兵を動かすような指示はしない。
バステトの兵力の大半は、ラーラの娘である「姫」の配下にあると考えられる。
これまでに歴史上に残るわずかなバステトの記録によると、砂漠で出会うほとんどのバステトは「レオーネ」と呼ばれる姫の指揮下にあったというのだ。
こうした話の不思議な点は、いつの時代であれ「王妃ラーラ」と「その娘のレオーネ」という名が、バステトから聞かれるということだ。
そのため、「“ラーラ”は王妃に与えられる名」で「“レオーネ”は実権を持つ姫に与えられる名」という説まであったほどだ。
しかし近年、「リオネット姫の配下」と名乗るバステトとの遭遇例が報告されはじめる。
これまでの「レオーネ姫の配下」と名乗っていたバステトは、充実した武装に身を包む軍事色の強い集団であった。
それに比べ「リオネット姫の配下」たちは、錫杖などを手にする魔法使いを連想させる装束であることが多いようだ。
これにより、バステトという種族の内部には、いくつかの派閥が存在することが明らかになった。
また、“ラーラ”や“レオーネ”や“リオネット”といった名が、代々襲名する名ではなく、個人名を表すものであるという説が有力ともなっている。
だとすれば、バステトは信じられないほどに長命な種族ということなのだろうか?
異説としては、バステトの住まう「黄金の獅子宮」と呼ばれる場所は、時の狭間を漂う“異界”であるため、現世とは時間の流れが異なる、というものもある。
▲黄金の蜃気楼 | ▲リオネットの光導師 | ▲リオネットの盾髪騎士 |
⇒続きはモンコレ公式サイト「モンコレの世界(14)黄金の獅子宮」へ
カードの1枚1枚に多くの物語があります。
背景世界を知ることでカードへの思い入れも強くなり、ゲーム自体もより一層楽しめます。
もうすぐ登場する、新たなバステトの物語を一緒に紡いでみませんか?
次回「モンコレの世界(15)」もお楽しみに!
© GROUP SNE/FUJIMISHOBO,BUSHIROAD
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