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[2010/05/16 17:00] |
「かもね」と「かける」と「よみな」のヴィクトリースパークスキット ( 1 / 4 )
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第5回「ついに決着!」
「かけこ、リングが空っぽだよ!」
「このエントリーが次のターンに繋がる」
「でも…手札もうないし、何が来たら次に繋がるのかな…」
「リタイヤは9対7、次のターンに相手のカードを3枚リタイヤに送ることができないとな…」
「この状態で一気に3枚リタイヤさせるのなんて無理かも!」
「ここまで頑張ったんだから、最後までカードを信じるよ!私は!」
「そうだ。信じればデッキは答えてくれるはずだ!」
「そんな漫画みたいな展開ないかも」
「エントリー!」
(かけるサイド)
「クレハ…」
「…厳しいな」
「防御力5500はあと1回の攻撃じゃ倒せないからターンエンドだよ」
「まだ負けたわけじゃないんだから!」
「…かけこの執念はすごいかも」
「焦っているな」
「そ、そんなことないかも!私の勝利はゆらがないかも!」
「もう1度予告しておくが、キミは川原さんには勝てない」
「まだ言うかー!さあかけこのラストターン!!」
「スタンドフェイズに私の場のレスト(横向き)になっているカードを全てスタンド(縦向き)に戻します。ドローフェイズ、山札の一番上からカードを1枚引きます。エネルギーフェイズに、エネルギーを置きません。キャラフェイズにエネルギーを2枚レストして、レベル2クレハをベンチに下げます」
(かけるサイド)
「さくら&大神…」
「スパークの効果でデッキの中の《リーダー》を1枚山札の一番上における」
(…私の引いたカードはアリシア・メルキオット………だったら!)
「また大神隊長でも呼んでくる?」
「私は山札の中からウェルキン・ギュンターを選んで、山札を混ぜて、一番上に選んだウェルキン・ギュンターを乗せます。…暁さん?この効果ってこれでいいんだよね?」
「ああ、問題ない。これで次にエントリーするカードはウェルキン・ギュンターだ」
「それでは、エネルギーを1枚レストして、さくら&大神をベンチに下げます」
(かけるサイド)
「あ!」
「どうした川原さん!」
(…エネルギーが残り1枚しかない。これじゃ手札のレベル2のアリシアが出せない。エネルギーフェイズにエネルギー置かなきゃダメだった!…違う。手札はこれ1枚しかないからアリシアをエネルギーに置いたら意味がないっ)
「この状態でどうやって私のカードを3枚もリタイヤに送るのか見ものかも!」
(…どうしよう)
「川原さん!」
(…今、私にできること。残り1枚のエネルギーでできること)
「エネルギーを1枚レストしてレベル1ウェルキン・ギュンターをベンチに下げます!」
「一か八かのパートナー狙い!?」
「最後まで望みは捨てない姿勢はきっと答えてくれる。このエントリーが勝敗を分かつ瞬間か…」
「これが一番大事なエントリー…私のデッキ、最後まで私に戦う力をお願いしますっ!」
(かけるサイド)
この剣でキミと繋がってるんだ
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