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公開範囲:Lv.2(全体に公開) | 更新日[2009/10/24 02:08] |
カテゴリ: | ブログテーマ:ルールまとめ |
フィーカス 置換効果(または置き換え効果)はルール上結構大切なことであり、ややこしいルールなのでしっかり覚えておきたいもの。 置換効果とは、あるカードがある場所から別の場所に移動するとき、そのかわりに別の場所に移動する(あるいは、別のカードをその場所に移動する)という効果です。テキストでは、「AからBに置かれるとき、かわりににCに置く」と表現されています(例:このクリーチャーが破壊されるとき、かわりににマナゾーンに置く)。 置換効果にはちょっとややこしいルールがあります。 1.置換効果はどの効果よりも先に処理をする たとえば「シャーマン・ブロッコリー(破壊されるとき、かわりにマナゾーンに置く)」に「邪魂転生(自分のクリーチャーを好きなだけ選んで破壊し、選んだクリーチャーの枚数×2枚ドロー)」を使った場合、通常は「カード処理中にほかの効果は割り込めない」というルールが存在するため、いったん「邪魂転生」の効果をすべて解決し終わってから次の効果を解決するのですが、置換効果が割り込んだ場合は先に解決します。 今回の場合、「邪魂転生」の効果でまず「シャーマン・ブロッコリー」を破壊するわけですが、このとき「シャーマン・ブロッコリーの「このクリーチャーが破壊されるとき、かわりにマナゾーンに置く」という置換効果が割り込むので、先にこの効果を処理します。 その後、「邪魂転生」の効果でカードを2枚引きます。 通常はカードの効果が発動する場合、そのカードの効果をすべて処理し終わった後別のカードの処理をするのですが、先に置換効果を処理しないと、その先のカードの効果が処理できないため、このような順番で処理を行います。 2.置換効果が重複した場合は選択できる たとえば「墓地に置くかわりに手札に戻す」と「墓地に置くかわりにマナゾーンに置く」が重複した場合、手札に戻すかマナゾーンに置くかは任意に選べます。「シャーマン・ブロッコリー」に「スパイラル・オーラ(クロスしたクリーチャーが破壊されるとき、かわりに手札に戻す)」がクロスされた場合などが該当します。 3.置換効果は連鎖しない 最もよく用いられる例として、バトルゾーンに「聖凱亜キング・アルカディアス(多色クリーチャー以外のクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、かわりに墓地に置く)」がバトルゾーンにいるときに、相手のターン中に相手が「腐敗聖者ベガ」を出したところ、そのカードが「緑神龍アーク・デラセルナ(相手のターン中に手札から墓地に置かれるとき、かわりにバトルゾーンに出す)」だった場合などが挙げられます。 この場合、相手が手札を捨てさせることによって、「緑神龍アーク・デラセルナ」が手札から墓地に送られ、「このクリーチャーが手札から墓地に送られるとき、かわりにバトルゾーンに出す」の効果が働き、バトルゾーンに出ます。次に「聖凱亜キング・アルカディアス」の「多色以外のクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、かわりに墓地に置く」の効果が発動するわけですが、ここで「置換効果は連鎖しない」のルールが適用されるため、「聖凱亜キング・アルカディアス」の効果は発動しません。 つまり、「Aに置くかわりにBに置く」の後に続く「Bに置くかわりにCに置く」の効果は使えない、ということになります。 主な置換効果について例を挙げておきます。これらは連続して使用することはできません。 ・このクリーチャーが破壊されるとき、墓地に置くかわりに手札に戻す。 ・このクリーチャーが破壊されるとき、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。 ・このクリーチャーが破壊されるとき、墓地に置くかわりにシールドに置く。 ・このクリーチャーが手札から墓地に置かれるとき、かわりにバトルゾーンに置く。 ・このクリーチャーが破壊されるとき、バトルゾーンにとどまる。 ・クリーチャーがバトルゾーンに出るとき、かわりに墓地に置く。 基本的に「~のかわりに」とつく効果が置換効果ですが、すべてがそうかというとそうでない場合があります。 たとえば、メタモーフのような紛らわしい効果もあります。 キャノンボール・スリング ・S・トリガー ・パワー2000以下の相手のクリーチャーを1体破壊する。 ・メタモーフ(自分のマナの枚数が7枚以上の時に使える):パワー2000以下のクリーチャーのかわりに相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。 一見「~のかわりに」とついているので置換効果か?と思われがちですが、見るとわかるとおりカードの移動が起こっていません。 これは単にメタモーフすることにより、効果が変更されることを示しているので、置換効果ではありません。 簡単に見分けるには「~かわりに」という言葉を捜せばよいのですが、「カードの移動を伴うかどうか」ということも考慮しましょう。 |
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