1月22日のブシロードウィンターカードファイト!2011 in名古屋にご参加された皆様、お疲れさまでした。
初めてこちらでブログを書かせていただきます、ブランチスタッフのYです。
今回は名古屋で行われた「ウインターカードファイト」にChaosTCGのジャッジとして参加させていただきました。
(ヴァイス、Chaos、VSの3タイトルのジャッジ資格を持っておりますので店舗にご来店の際にもお気軽にお尋ねください)
ということで、一番近いところから参加者の皆様を見ていた私なりに、今回の大会での使用デッキ(パートナー)傾向についてお話をしてみたいと思います。
尚、ジャッジとして担当していたのは「ChaosTCGのスタンダード大会」となります。
まず、全体の感想としては、実に色々なデッキを見ることができて楽しかったということです。
デッキ使用率の私の予想として、開催前までは生徒会の一存の知弦などの貫通をメインにしたデッキが多いのではないか?また、新作のそらのおとしものfから、レアのニンフをパートナーにする人も何人かいると思っていましたが、スタンダード大会ではいなかったようです。
そんな中でも使用率が高かったのは、現在の貫通環境を対策した耐久型デッキ、OS:ビジュアルアーツの<神の使い「神奈備命」>をパートナーにしたデッキでした。
その次に多く見られたデッキたちは以下のとおりです。
・生徒会の一存の<"制服"の「紅葉知弦」>
・Navelの<夏の夜「芙蓉楓」>
・アクアプラスの<押しかけ女房「リアンノン」>
そして、この乱戦状態を見事に勝ち抜いて優勝を果たしたのは…、
OS:ストライクウィッチーズの<「ミーナ」中佐>をパートナーにした、バルハルタワーと呼ばれるタイプのデッキでした。
ちなみに使用していたプレイヤーは1人だけです。
※説明しよう!バルハルタワーとは・・・
<「ミーナ」中佐>を基軸として、
<敵陣偵察中「ハルトマン」&「バルクホルン」&「ミーナ」>、
<海上訓練中「バルクホルン」&「ハルトマン」>へとレベルアップを重ね、
自分のレベル以下の攻撃力を持つ相手キャラクターのブロックを制限するデッキです。
レベルアップを重ねていき、カードが多く重なるためタワーと言う事ですね。
このデッキが神奈備命やリアンノンなどの攻撃力の低いパートナーが多かった今回の大会で有利に働き、優勝を勝ち取ったのではないでしょうか。
現在のスタンダード大会での環境についてですが、「このデッキなら絶対勝てる」ようなデッキがなく、
デッキ同士の相性を考えさせられる面白い環境だと思います。
OS毎に見ても、近年タイトルであるビジュアルアーツはもちろん、
アクアプラスやストライクウィッティーズ、恋姫無双のパートナーが上位まで勝ち残っているのも構築次第で様々なタイプのデッキが生まれる可能性を秘めている環境なのではないでしょうか。
間もなく発売される新作、OS:アージュやOS:グリザイアの果実でまた面白いデッキが生まれるのが楽しみになる大会でした。
番外編「個人的に大変印象に残ったデッキのお話」
最後に、私が個人的に「おお!」と注目したデッキを一つご紹介させてください。
パートナーがOS:VIPお試しパックの<恥ずかしがり屋「飛鳥一華」>という、
スキル「反射」を持つキャラクターの地属性統一デッキでした。
基本的に地属性統一デッキでは耐久力が高く、ガード時に1枚ドロー出来る「芙蓉楓」をパートナーにすることが多いのですが、これは反射を持つキャラを採用して反撃していくデッキのようです。
よくあるデッキパターンに対して、独自のアイデアを加えたデッキはやはり面白いですね。
惜しくも勝ち残れなかったようですが、ぜひまた「あっ」と言わせるオリジナルのデッキで頑張って欲しいです!
ここまでお付き合いくださった皆様、誠にありがとうございます。
これからもカード・ブランチスタッフとして、ジャッジとしてTCG業界を陰ながらサポートしていきます!
それでは皆様のご来店をお店にてお待ちしておりますね!!
テーマ:カード雑記 | 投稿日時:2011/01/23 19:13 | |
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2011年01月のブログ |