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[2017/04/28 12:30]

5月25日リリース予定!新作TCG「白猫プロジェクトTCG」について、開発責任者 コロプラ KMP氏に迫る!

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5月25日リリース予定!
新作TCG「白猫プロジェクトTCG」について、
開発責任者 コロプラ KMP氏に迫る!

3月26日に秋葉原で、翌週の4月1日に静岡、4月2日に福岡でそれぞれ発表会&体験会が行われた、新作「白猫プロジェクトTCG」。
2014年にリリースされ、多くのファンに支持されているゲーム「白猫プロジェクト」を原作としたTCGということで注目を集める本作について、開発責任者からお話を聞くことができましたので、ここでご紹介します。

インタビューさせていただいたのは、白猫プロジェクトTCGの開発責任者を務める株式会社コロプラのKMP氏。
ソーシャルゲームがフューチャーフォン(ガラケー)からスマートフォンに移行するタイミングで入社。カジュアルゲームブランド「Kuma the Bear」で様々なスマートフォン向けのカジュアルゲームのキャラクターデザイン、UIデザインを手掛けてきたという同氏。
その後、キャラクターライセンスの商品開発の経験を経て、リアルイベントの企画に携わるようになったのが、今回のTCG化に繋がったとのこと。

今回の記事では、そんなKMP氏から本作の魅力やそこに込められた想いを語っていただきました。
是非最後までチェックしてみてください。

▲お話しいただいた開発責任者 KMP氏


まずはファンに向けて、リアルな交流の場を作りたい

DuelPortal:本日は宜しくお願いします。
さて、先日の発表会で「リアルな交流のために」とのお話がありましたが、改めて今回TCG化に至った経緯について教えていただけますでしょうか。


株式会社コロプラ KMP氏(以下KMP氏):昨年(2016年)の夏頃に、京都でリアルイベントを開催して、そのイベントの中で参加されたユーザーさんと交流する機会がありました。
その交流の中でお会いしたユーザーさんから、白猫(今回のTCGの元となるアプリゲーム「白猫プロジェクト」。以下「白猫」)や、黒ウィズ(同社開発のアプリゲーム「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」。以下「黒ウィズ」)などで、もっとリアルで遊ぶためのアイテムが欲しいという話があって、それがずっと引っかかっていました。
そこで、リアルに遊ぶ為のアイテムはどういうものが良いかとうことをいろいろと考えて最終的に今回のトレーディングカードゲーム化の企画が立ち上がりました。


DuelPortal:ではまずは白猫ファンの方に向けた施策を中心に?

KMP氏:そうですね。企画当初から、白猫ユーザーさんがいかにリアルで遊べるもの、楽しんでもらえるかということを考えてきましたので、カードゲームファンの方にももちろん遊んでいただきたいですが、まずは白猫ユーザーさんに向けたものになっています。

イベントもカジュアルなもの、みんなでワイワイ楽しめるような、初心者でも気にせずに一緒に遊ぼうよ!といったお祭り感の強い内容で開催していきます。
一方で、真剣に対戦したいという方のご意見があることも認識していますので、そういった方向けにも何かできないかと考えています。
その場合は、ターゲットが分かり易いよう、告知ポスターなどでもお祭りイベントは「明るく可愛い」、ガチなイベントは「ちょっとシリアスでカッコイイ感じ」とビジュアルでもわかりやすくしていこうと思います。


DuelPortal:白猫ファン向けということで、ゲーム性以外にファングッズとしての側面も出てくると思いますが、そのあたりで何かこだわったことはありますか。

KMP氏:まずはゲームが面白いのは当然として、収集するというのもTCGの特徴だと認識していますので、コレクション性にももちろん力を入れています。

最上位のレアリティにはホロ加工のカードに金箔と銀箔が入っていてファンの方が手に取った時に「お、カッコいいな」と思ってもらえるものを目指しています。

その他のカードにもゲーム内の特徴的なセリフや、そのキャラのシチュエーションを考えた描き下ろしイラストも多く入れていますので、そういった点でも目を引くのではないかと思います。

描き下ろしイラストについてはレアリティに限らず、下のレアリティでも高レアリティと同じくらいの気合を入れたイラストを使っています。

また、全体のデザインも、このゲームが長く続いて、今遊んでいる方が年齢を重ねていっても、遊び続けたいと思えるようなデザインを心がけました。

アプリゲームの白猫も、見やすいインタフェースであったり、シンプルで見やすい色づかいであったりといったデザインをしていますのでそこを飲み込んで、さらにその先を行けるようにデザインしていますので、そのあたりも見てもらえると嬉しいですね。

▲デザインのこだわりはカード裏面にも


DuelPortal:かなり随所にこだわりが詰まっているんですね。
原作キャラのセリフやシチュエーションも盛り込まれているというのはファンにとっては惹かれるところがあるのではないでしょうか。


KMP氏:そう思います。
いま第1弾の製作が終わって、第2弾や夏に出るストラクチャーデッキの製作をしているんですが、もっとそれぞれのカードのバックボーンをイメージして、そのキャラクターがどういう世界観で生きているのかというところまでクローズアップしたものになるように進めています。
もちろん、描き下ろしイラストも鋭意制作中ですので、楽しみにしていていただけるとうれしいです。


白猫イベント会場の他、各地で体験会を実施

DuelPortal:そんなこだわりを見てもらうには、やはり一度体験してもらう必要があると思います。
白猫ユーザーさんにとってはTCGはあまりなじみの無い分野かと思いますが白猫TCGを知ってもらうための施策などはありますか?


KMP氏:TCGは初の取り組みになるので、どういうふうにユーザーさんに広めていくかはすごい悩んだところではあるのですが、白猫は今までにもリアルイベントを行なっていますので、そういったイベントの会場などで体験会を行ってファンを増やしていきたいと思っています。

アプリでイベントの開催やTCGの存在を知ってもらって、イベント会場でまずは一度遊んでもらって、気に入ったら手に取ってさらに遊んでもらう。
TCGのゲーム性だったり、コレクション性だったりというところについては良い物が作れたと思っていますので、それをいかに遊んでもらうか、場を作ることが一番のプロモーションだと考えて、そこを重点的に強化していく予定です。

▲先日開催された体験イベントも大盛況(2017.03.26 秋葉原)


DuelPortal:ユーザーさんの中には、距離的な問題などでなかなか大きなイベントには参加しづらいという方もいるかと思いますが、そういった方へのアプローチについてはいかがでしょう。

KMP氏:例えば地方の方など、大型イベントに参加しづらい方たちとも十分にコミュニケーションを取りたいと思っていますので、ゴールデンウィークを中心にできる限り全国を積極的にまわっていく予定です。

やはり遊んでもらう場を作るということに力を入れていきたいので、発売後も含めて、取り扱っていただけるショップ様なども含めて広くお伺いしていきたいと思っていますし、既にイベント開催に関して前向きなお返事もいただいています。


DuelPortal:ショップさんでの開催はどのくらいの数になりそうですか?

KMP氏:詳しい数はまだ調整中ですが、ゴールデンウィークだけでも想定していたものよりかなり多くなっていまして、うれしい限りです!

協力いただけるショップ様に少しでもお返しできるように、商品やイベント以外にもいろいろと考えていて、まず1つ、店舗POPまわりのフリー素材というような形で、ショップ様に自由に使ってもらえるデータを用意しようと思います。


DuelPortal:ロゴやカードのイラストのような素材をまとめて?

KMP氏:そういうものもありますが、それだけにはしないつもりです。
やはりフリー素材というと、ありものというか、既存イラストをそのままというのが多い傾向だと思うのですが、今回は描き下ろしのイラストも入れようと考えています。

お店の近くを通った(白猫の)ファンの方が「あれっ?」て思って足を止めてくれるようなものができたらと。


DuelPortal:それでTCGを知らない方がお店で白猫TCGを手を取ってくれると良いですね。

KMP氏:はい、それが理想です。

ショップ様の重要度は1番。積極的にコンタクトを取っていきたい

DuelPortal:ショップさんのお話が出たので、もう少し深く聞いてみたいと思うのですが、KMPさんから見て、カードショップさんはどいういった役割を持っていると思いますか?

KMP氏:今回初めてTCGという世界に入ってみて、今まで扱ってきたアプリゲームとは全く違う業界だと感じています。
その中でショップ様と言うのは、1番ユーザーさんに近い立ち位置にいると思います。
ショップ様が担ってくださっている役割としては、やっぱりユーザーさんの遊び場を提供してくれている存在であると思っていて、もしショップ様がいなかったら私達の本当にやりたいこと、白猫TCGのコンセプトでもある「遊ぶ場を作る」ということができなくなってしまう。そう意味でショップ様の重要度というのは1番ウェイトが高いと考えています。


DuelPortal:今後もショップさんとはさらに密にやりとりをしていきたいと?

KMP氏:もちろんです。なのでこちらとしては、もっと店長さんや現場で働いているスタッフの方ともお話をしてみたいと思っています。
白猫TCGについて思っていることだとか、発売後には(ユーザーさんが)どういった反応でしたか、とかいろいろと聞いてみたいです。


DuelPortal:発売前後にも全国を回るということなので、そこでもいろいろな意見が聞けそうですね。

KMP氏:楽しみにしています。
既に発表会などにいらしたショップ様からアドバイスをいただくこともあって参考にしたいと思います。

発売後は公式コラムなどでも「遊び方やデッキの組み方」であったり、「このカードを使ってみよう」とか「こんなデッキを組んでみよう」といった発信をしていきたいと考えているのですが、やはりリアルな接点というコンセプトがありますので、ネット公開して終わりにはしたくなくて、イベント会場であったりとか、そういった場で実際に使ってみたりとか、そういった場所でも積極的に交流の場を作っていきたいです。


DuelPortal:コラムのデッキを持ってショップ大会に参加したり?

KMP氏:はい。そういう風な形で、今までのやり方とは違うやり方をしてみたいです。
リアルな場で実際にユーザーさんと触れ合って、このカードはこういう使い方があるんだよ、というようなことをお話したりしていきたいと思っています。


DuelPortal:そういった場でのショップさんやユーザーさんからの意見で今後の商品内容が変わったりも?

KMP氏:それも十分にあると思います。
発売スパンについて「もっと頻繁に、例えば1ヶ月に1つくらい商品を出しても良いのでは?」といった話もあったりしたのですが、作ろうと思えば恐らく作れると思うんです。でもそれをやってしまうと、ショップ様や遊んで下さるユーザーさんの反応が商品に反映しづらくなってしまうということで、3か月に1回とさせてもらったという経緯もあります。

ユーザーさんの反応も見て、遊んでいる方がどこでこのゲームを難しいと思っているのか、どこでつまづいているのか、どこに不満を持っているのかというところをしっかり考えて、次の商品にフィードバックしていきたいと思っています。

▲5月25日に発売される第1弾パッケージ


大切なのは運営の部分。最高のサービスを提供したい

DuelPortal:さきほどの話とも絡んでくるところですが、現在非常に多くのTCGがリリースされていて、その中には残念ながら短期間で終わってしまうものもあります。
白猫TCGを安心して遊んでもらえるように意識している点や長期の展望などはありますか。


KMP氏:発表当初から「アプリゲーム」というくくりでネガティブな印象を持たれている方もいるかと思います。
そこを覆すために必要なものはと言うと、私は運営の部分だと思っているんですね。
いかに面白いゲームを作っても、運営の部分がしっかりしていなかったり、ショップ様や流通様とコンタクトを取っていなかったらダメだと。

イベントなどでの受け答えの1つであったりとか、ティーチングのやりかたであったりとか、その空間に来てくれた人をどう楽しませるかというところが弱いと、どんなに素晴らしいゲーム性や素晴らしいコンテンツであってもダメになってしまう。
なので、現場の運営というところを一番に強化しようと動いています。

商品の部分では良い物ができたと自負しているので、では次に何をするのかと言えば、リアルな人たちと接するわけですので、その人たちに最高のサービスを提供したいと思っています。

例えばイベントに1時間立ち寄ってくれたとして、その1時間ていうのはその人の人生ですごく大切なものだったりするわけです。
それにTCGですから、イベントに来る前にも「どんなデッキを組もう」だとか「あのデッキにどうやったら勝てるんだ」とか、そういう面でも凄く時間がかかる。

そうやってかけてくれた時間を無駄にさせない、時間をかけたことを後悔させないために何をすれば良いかと言えば、やはりそこは運営の部分だと思っていて、そこに一番力を入れて、イベントに来てくれた人が「1日遊んで疲れたけど、来てよかったよね」って思って、楽しい気分で帰ってもらえる場を作る。そういったことを行なっていきたいと思います。


DuelPortal:そういえば、先日の体験会でも印象的なエピソードがあったとか。

KMP氏:そうなんです。静岡のパルコさんでのイベントでのできごとですが、その1週間前の秋葉原のイベントに来て、1日いてくれた方がその日のイベントにも2時間かけてきてくれたんですよ。
それがすごい嬉しくて、そんな風に思ってもらえるようなイベントをもっと行っていきたいと改めて思いました。

ネガティブな要素というのは上げていけばきりがないですし、そういうところも見て、良い意味で吸収していきつつも、自分たちの方針はぶれずにやっていければと思っています。

この先3年5年どうなっていくかという先の事は、正直言ってまだわかりません。
まずは1つ1つの現場でしっかりと遊んでくださる方、取り扱ってくださる方と触れ合ってしっかりとした運営で最高のサービスを提供する。今はただそれだけしか考えていません。


DuelPortal:最高の運営、期待しています。それでは最後に、これを読んでいる方に向けてのメッセージをお願いします。

KMP氏:先ほども少しお話ししましたが、アプリゲームというくくりでネガティブな印象を持っている方もいるかと思います。
まだまだ手探りなところもありますが、安心してこのTCGを遊んでもらえるような場を全力で作っていきますので、それを見て付いてきてもらえたら嬉しいです。

5月25日の第1弾発売まであと1ヶ月ほどとなります。
発売に向けて体験会も実施していきますので、是非一度体験してみてください。


また、6月17日(土)に東京(TOC五反田メッセ)で、7月23日(日)に大阪(マイドームおおさか)で、白猫プロジェクトTCGとして最初の大型公式イベント「熱血バロン道場」を開催します。

いろいろな楽しめる仕掛け、楽しめる雰囲気の場を用意してお待ちしていますので、こちらにも是非お越しください。




全体を通して「リアルな交流の場」「みんなで楽しめる場」と、それを実現する「運営」という面に力を入れていることが感じられる今回のインタビュー、いかがだったでしょうか。
「まずは白猫プロジェクトファンに向けて」というお話でしたが、ゲーム面でもしっかりした内容で、先日の体験会ではTCGファンからも期待の声が上がっていました。

今後ゴールデンウィークを中心に各地で体験会を実施するということですので、まだ体験していないかたは、この機会に是非。
6月、7月開催の大型イベントや、今後発表されるであろう様々な施策も含めて、白猫プロジェクトTCGに注目です!

© COLOPL, Inc.


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