カードゲーム至上主義tocage支部

カードゲームについて勝手に議論するブログです
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​ よいお年を

なんて言うにはまだ早いわ!やり残したことがあるんじゃい!
ってことで今年最後の記事。ブシロードさんみてるー???


2015年は非公認大会が極めて多く開催された年でした。比較してないけど、多分これまでとは比較にならないくらい。それくらい多かった。
理由の大部分は公式の大会が減ったからだと思う。昔の地区の数に慣れてたらそりゃ欲求不満になるよね。
公式に大会増やせとは言わない。思わないんじゃなくてそれ以前にやって欲しいこと沢山あるから。


まず最初にプレイヤーに言いたいのが、非公認大会を金銭だけで判断するな!ってこと。
特にTCGの非公認大会となると、すぐに算盤弾き出すのがTCGプレイヤーって印象を持ってます。やれアドだのアド損だのぼったくりだの。とくに会場費は公開情報の事が多いから、比較的簡単に計算出来る。これが悪いとは思わない。値段見ないで買ってるその雑誌や布切れにも是非適用して欲しい。
しかしながらその計算に人件費が含まれることは非常に稀。もちろん別に考えてるのかもしれないけど、それでも表現されることは稀。

実際に非公認大会を開こうとする場合、まずハコの用意が必須になる。参加人数を見極めて、不便でない人が集まりやすいと思われるハコを用意しなければならない。予算の都合であまり贅沢は出来ない。

次に日にちと時間の設定。日にちもちゃんと考えないと簡単に予算オーバーするし、時間も準備から後片付けまでだから意外と大変。きちんと計画しないとひどいことになる。

さらに運営人数の確保。小規模なら1人でも可能だけど、2~3人はいないとスムーズには行いにくい。とくにサブイベントを開催する際はなおさら。
人選にも気を使う。金取って大会来てもらうんだから、いい加減なことは出来ない。全部に対応することは難しいけど、プレイヤーの要求にはっきりと答える、調べる、わからないのならばわからないとはっきり言うくらいは出来て欲しい。勝手にひとりよがりで荒らされても収拾がつかなくなる。ルールに詳しい人が1人は欲しい。

安定した運営を行うために、告知も重要になってくる。多くの場合が予約制を採ることになるが、予約したプレイヤーが不参加だった場合のことも考えねばならない。トリオはキャンセルが少ないレギュレーションだけど、個人はこの限りではない。遊戯王など非公認が盛んなゲームではドタキャンはご法度だけど、WSはまだまだドタキャンしても大丈夫という認識が多い。これは少なからず公式の登録方法の影響でもあるんだけどこれはプレイヤー側のモラルが悪いと思う。運営側にだって都合があるんだから。まぁ多くは語るまい。

当日は会場設営から。ここで人手がすごく必要になる。後片付けも同じ。全部込みで時間に縛られつつ借りる。余裕がないこと多いから失敗は許されない。
まだまだあるけどもういいよね?とてもとてもとっても大変。


認識して欲しいのは、こういう事を全部背負った上で開催してくれているということ。言う以上に大変です。企業がこれをやろうとすれば、人件費だけで赤字です。それだけそういう専門知識やノウハウがある人材が必要なわけです。少なくとも考えの甘い損得勘定だけで、これから開こうとしている非公認大会を叩くのは控えるべきなんじゃないかなと思います。というかやめてください。僕からのお願いです。
別にぼったくり非公認でも出ろとは言いません。参加費や交通費が、賞品含めて参加出来ることのメリットに見合うかどうかを十分に吟味して参加するべきだと思います。

でもそこには僕らのために開催してくれている人がいるわけです。次回開催されるかわからない、参加出来るかもわからない。そもそもこのゲームが続いてるかすらわからない。競技人口が減ってるかもしれない。あるいは自分がもう飽きてるかもしれない。
少し金銭的なディスアドバンテージがあっても、賞金稼ぎとしてこのゲームをやってるのでなければ、できるだけ出ておいた方がいいと、プレイヤーのみなさんにおすすめしておきます。

まとめると、運営してくれる人はとてもありがたい存在だってこと。だって自分が運営すること考えてみ?俺も参加したいわって思わないですか?



プレイヤー向きおわり。本題の前に開催側向けを少々。

開催側向けといっても、僕もノウハウがあまりないので、そこらへんは経験者に任せます。とくに遊戯やDMなら非公認大会開くノウハウある人も多いかも。ここでは僕が今年感じたことを書きます。

せっかく開く非公認大会ですから、たくさんのプレイヤーに来てもらいたいはずです。他の非公認大会と日程が被るのは、まるでヴァイスの地区決勝とカオスの地区決勝を同じ日程でやるくらいの愚行です。これでは片方が廃れてしまっても自業自得と言わざるを得ません。わざわざ競う必要のないところですから、そこは気を使って欲しいかなと思いました。今年は土曜日の開催が多かったのですが、どのみち休日はある程度限られています。見てた限り、人づてに情報を聞いて、なるべくかぶらないように会場を取る、といった方法が多かったと思いますが、会場取ってる間に他の非公認大会が同じ日程で告知しだす、ということも少なくなかったかと。理想は非公認大会の主催者専用のグループなり組織なりを組織するべきだとは思うのですが、なかなかハードルは高いかも知れません。ちなみに今年は公式の大型大会に日程どころか場所までも被された非公認大会があったような…

もう一つ、告知はもっと大々的にやってほしい、と思います。今年だと大体ホームページを作って告知する程度でしたが、必要事項だけでなく、もっと売り文句があってもいいのかなと思います。例えば決勝トーナメント進出方法を工夫したのならばそこを、日程が地区決勝の1週間前ならばその調整になど。あるいは立地条件が良い会場が取れればアクセスの良さをアピールしたり、ゲストチームを用意してそこに勝つと特典があるとか非公認大会だからこそ出来ることはいろいろ考えられるのに、あまり練られていない事が多いと感じました。

副賞として近い日程の非公認大会の招待を行うのも効果的だと思います。AからBに招待する場合、その宣伝効果が期待できます。非公認大会に参加する人はまだまだ限られていますから、同じ非公認大会の参加者に向けて宣伝するのが効率的です。また事前にその告知を見た人からすれば、Bに招待されるかもしれないということで、自ずとBの日程を空けるように動く傾向にあるので、結果的に招待されなかった場合も参加してくれる可能性が高くなります。かなり打算的な考え方ですが、もともと商品の売上で運営している公式大会とは、資金や規模の面で劣ってしまいます。非公認大会だからこそ出来る工夫はすべきなのかなと思いました。
少なくとも僕らプレイヤーは、主催者がいることにとても感謝しているので、来年も是非よろしくお願いします。



最後に…本題?
今年も色々ありました。課題については自分が一番よく知ってるでしょ。気付かないことにしてるだけで。
来年に向けて一番やって欲しいのは、
「大会におけるジャッジの判断基準の指針の提示」
です。

今年は上告がチャレンジに変わったこともあり、ジャッジの判断がよく話題にあがりました。それだけプレイヤーのジャッジの関心が増えたということなのかも知れません。

僕が今年一番感じたのは、ジャッジの判断のあまりの統一感の無さです。

最近の例だと、舞台に集中が居ないのにそのテキストを使ってしまった、という例がありました。手札に集中がいたとしても、続行不可能だからマッチロスと判断したジャッジも居れば、警告だけで済んだ例もあったと聞いています。あまりにも判断が違いすぎませかね。
もちろん同じ状況だったわけではないでしょうし、お互いのプレイヤーが何を主張したかにも寄るのは裁判と同じ。裁判官が違えば判決も異なるのが普通でしょう。

でも大前提があるかないかは大きく違います。裁判官は法律を拠り所にしていますが、ジャッジにはそれがほとんどないかと思います。つまりはどの程度がマッチロスで、どの程度が警告なのか、どの程度が注意、口頭注意なのか、その根拠はなんなのか。それは片方のプレイヤーだけなのか、両方のプレイヤーなのか。

現状だとその拠り所までジャッジの主観に頼りきっているからこそ、このように判断がバラバラになるのだと思います。

チャレンジという上告制度があります。上告という名前の通り、おそらく裁判の上告をモチーフに作り出した制度でしょうが、これも現実と異なる部分が多いかと思います。裁判の上告は、上告しても目なしだとわかるような例だと見送られることが多い制度でもあります。要は下級裁判所の時点で充分納得が行く説明を受け、上告しても変わらないもしくは意味がないと判断するわけです。本来は上告しても同じ判断がなされるような判断を下級裁判所が下すのが好ましいわけです。(ここに噛み付かれてもそんなに詳しくないので関係者の方ごめんなさい)

それに対してチャレンジは、とりあえずチャレンジしておこうといった部分があります。それは、チャレンジすると判断が変わる事が多いからです。というよりほとんどの場合、一時裁定とは異なった判断が下されると感じました。
確かにチャレンジを受けて判断し直すという事自体はいい事だと思います。この2審制も良いと思うのですが、あまりに1審の判断基準が曖昧だと、いたずらにヘッドジャッジの仕事を増やすだけだと思います。
また、そもそも複数の会場でのヘッドジャッジ間の統一も疑問が残ります。ある程度は決まっているのでしょうが、もう少しジャッジに拠る部分が減ればいいなあとも思います。

重要性を存分に語ったところで。

実は応用フロアルールにそれらしき規定はあるのですが、結構曖昧なんですよね。どれがどれに適用出来るかもジャッジの判断によるところが多いです。そもそもこれをしっかり把握していないジャッジも散見されます…

特に復元可能かどうかの点が非常に曖昧だと考えてます。例えばリバースさせたと勘違いして新田美波の連動で山を捲ってしまった場合。僕は山の配置が確率的に正しければいいと思ってるので、捲ったカードを山にもどしてシャッフルを行えば復元は出来ると思うのですが、復元不可能という判断もあるようです。確かにその配置自体は復元出来ないのですが、それに意味はあるのでしょうか。トップチェックなどでボトムを知ってる場合も同様です。それ以外をシャッフルしてボトムに置けば復元出来てると思うんですよね。色が無いキャラ登場なども同じです。コストは非公開領域なので、これを公開してしまったら復元不可能という考えもあれば、戻せばいいだけというジャッジもいます。色なしの例はクライマックスを打って殴ってしまった例もよく見られます。ソウルが変わる、テキストが変わる。どこまで復元可能で、どこからは復元不可能なのでしょうか?相手に確認を取るにしても、相手としては全部覚えてないと言うのが圧倒的に有利な回答になってしまいます。これでいいのでしょうか。


この話題をなぜ今出したかと言うと、前述の非公認大会が関係しているんですよね。去年まではブシロードで勝手にやってくれという部分が多かったのですが、非公認大会がこうも盛んに開催されると、非公認大会の主催者にとって重要になってきます。もしも指針を示してくれれば、非公認大会主催者も把握するでしょうし、参加者もそれが普通だと思ってのぞめます。今の時点では、主催者側も自信を持って裁定を出すのが難しい状況です。大型公式大会とあまりにも裁定が違うなぁと思われても、すみませんこれが今回の裁定です以上の事が言えません。非常に今必要とされていることだと思います。
まぁ今言ったかからって全部実現するとは思ってないですよ。でも少なくともジャッジ間での統一は、図る方向で考えて欲しいものです。


とゆーわけで読者のみなさんこんな無駄な記事に貴重な大晦日を割いてしまって残念だったなまた来年会おうさよなら!

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テーマ:日記投稿日時:2015/12/31 13:12
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ   ChaosTCG  
表示範囲:全体
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