ふぁいぶさんのブログ

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【WS】Triad Primusデッキの解説と分析【デレマス2】
更新日TCGタイトルデッキ名
2016/05/05 ヴァイスシュヴァルツ Triad Primus改
Triad Primus改
カード名称枚数
 
使用タイトル アイドルマスター 
チャート

※今回の記事はめっちゃ長いので注意。

【目次】
・はじめに
・カード解説
・回し方
・長所
・短所
・まとめ



【はじめに】
デレマス2が発売して数週間が経ち、私もいくつかデッキを組んで使ってみました。
そのうえで改めて実感するのが、Triad Primus(凛・奈緒・加蓮の3人組)を中心としたデッキが強いということです。
今回の記事では、Triad Primusのデッキについて解説し、その分析を行っていこうと思います。



【カード解説】
前にも公開したレシピですが、実戦での使用も踏まえて何枚か入れ替えました。
採用した各カードについて、簡単に解説していきます。

レベル0 …16枚
「Trancing Pulse 奈緒」…4枚
Triad Primus における強カードその1。
対応CXを縛った代わりに、5枚集中になったのが本当に強い。
集中ヒット率やヒット枚数の向上も然ることながら、デッキを5枚も削れる高速性が馬鹿にならない。
1週目のデッキを高速で削り切り、2週目の山で集中を当ててアドを稼いでいきます。
PoS凛の連パン力はこのカードによって支えられていると言っても過言ではありません。
オマケとはいえ、前列中央に常時+1000も地味に強力。
序盤から積極的に使っていきたいので、当然の4枚採用。

「渋谷 凛」…4枚
青限定の暁互換。
Triad Primusのように強力な青単のデッキで、その真価を発揮します。
・不要なキャラを切って必要なキャラに変換。
・門アイコンで集めすぎたCXを処理。
・4枚までを自由に削って山札の枚数調整。
・1週目の山札を高速で削り切り。
等々、当たり前ではあるものの、このデッキであるからこそ輝く仕事をしてくれます。
序盤から終盤まで、基本的に腐るタイミングという者がありません。
当然のように4枚採用していきます。

「メガネアイドル 春菜」…2枚
相手キャラをリバースさせると思い出に行き、次の自ターンに戻ってきます。
若干条件が厳しいですが、次ターンの1アタック=1アドが約束される良カードです。
中盤以降に相手がパワーの低い枠を作れば、隙をついて更に効果を使い続けることができます。
相手の0相討ちにぶつければ、丸儲けで効果発動できる点も見逃せません。
奈緒の集中に加えて春菜の効果が決まれば、盤石のアド体制になります。
とはいえ、パワーは2500しかない上に並べすぎても意味が薄いので、2枚採用。

「上条 春菜」…2枚
登場時に、自分の他キャラを選んでパワー+1500。
自身をパンプできませんが、若干パワー不足なこのデッキでは細かい部分で役に立つと思います。
元々は手札交換のできる凛だったのですが、あまり役に立つこともなかったのでチェンジ。
上記「メガネアイドル 春菜」や、レベル1で相手を割るときに使うことが多くなると思います。
下記「3人の出会い 加蓮」との兼ね合いもあり、採用は2枚まで。

「3人の出会い 加蓮」…4枚
舞台に凛・奈緒・加蓮しか居なければパワー4000のアタッカー。
こんな緩い条件で、常時パワー4000は相当に強いと思います。
このデッキの場合だと、引っかかるのは上記の春菜2種類だけです。
しかし、「メガネアイドル 春菜」は自身の効果で舞台から一時的に消えるため、実は相性がいいです。
そのため、実質注意しなければならないのは「上条 春菜」の方だけ。
「Trancing Pulse 奈緒」と組み合わせれば、パワー5000も普通に出せます。
Triad Primusにおけるレベル0の強みなので、これも4枚採用しています。

レベル1 …14枚
「Trancing Pulse 加蓮」
Triad Primus における強カードその2。
所持する効果は次の3つです。
・「Trancing Pulse 凛」にパワー+1000。
・「Trancing Pulse 奈緒」が居るなら、全体にレベル×500パンプ。
・対応CXが置かれた時、自キャラ1体に相手リバース時デッキから《音楽》サーチを付与。
どれもこれも、強いことしか書いてない。
後列は「Trancing Pulse 奈緒」とこのカードで埋めることが基本となります。
3つ目の効果はいわゆる島風互換ですが、後列に居るので何枚も並べて同時に大量アド獲得は難しくなっています。
しかし、自分の強いキャラに効果を付与することで、継続的にアドを取ることができます。
また、前列においても効果は発揮される点も、覚えておいて損はありません。
「渋谷 凛」や「・「Trancing Pulse 奈緒」で持ってくる前提として、3枚までの採用。

「3人の出会い 奈緒」…4枚
「迷いの気持ち 凛」…4枚
レベル1のメインアタッカー。
特に無条件でパワー6500の、それなりに優秀なアタッカー。
というか、凛・奈緒・加蓮ネームで、これら以上に優秀なアタッカーが居なかった。
奈緒はレベル2以上で使いにくく、凛は前列が減りすぎるとパワーが下がるのが困りもの。
あと、凛はリバースするとデッキに戻るので、「Triad Primus 奈緒」で再サーチできます。
それぞれ4枚ずつ採用して、上手いこと前線を支えていきます。

「小早川 紗枝」
レベル1の無条件2000助太刀。
カウンターはパワーを上げやすいので、これで積極的に相手を狩っていきたい。
やっぱり便利だったので、前回から1枚増量して3枚体制に。
(もう1枚あっても良いかも)

レベル2 …4枚
「司会のお仕事 瑞樹」…2枚
これ本当に必要なのか?と自問自答しつつ、2枚採用。
理由としては、「Trancing Pulse 凛」が早だし相討ちに狩られるパターンが多かったからです。
相手ターンに自キャラ1体のレベルを下げることができるので、早だし相討ちから守ることができます。
自身レストが必要で「Trancing Pulse 奈緒」と相性が悪いのがネック。
試験的に採用していますが、使わなかったら抜けていく枠です。

「佐久間 まゆ」…1枚
早出しメタ助太刀。
まあ、効果を使うことは殆どないと思います。
相手に見せて早出しを牽制するのが、主な使い道です。
とはいえ、このデッキはレベル1までが軽いので、使おうと思えば使えなくもないです。
あとは、リバース時条件を逃げたりするときとか?

「3人で歌うために 加蓮」
若干条件が不安定な4000助太刀。
採用枚数こそ1枚ですが、+4000というラインを相手に印象付けられると強いと思います。
普通に使っても強いです。

レベル3 …8枚
「Trancing Pulse 凛」…3枚
Triad Primus における強カードその3。
早だし、自身パンプ、助太刀・カウンター封じ、クロック回復。
もはや、説明不要の強さともいえるてんこ盛りの能力。
前列中央なら14500まで出るので、この1面を中心にアドを稼ぎます。
更に、両脇においても「Trancing Pulse 加蓮」の効果で11500まで出ます。
4枚積んでも良いのですが、あまり出し過ぎるとレベル3でのストックが足りなくなるので。
1面出せればいいやの3枚体制で。

「Power of Smile 凛」…4枚
Triad Primus における凶カード。
使い方については前々回の記事を参照のこと。
このデッキのコンセプトなので、当然のごとく4枚採用。

「ハナコ」…1枚
1点回復+2000パンプのカウンターイベント。
PoS凛のおかげで引きやすいのですが、連パンしたあとは手札が足りなくて構えている余裕がない。
結局1枚まで採用枚数を減らして、相手に意識させられればいいかな程度に。



【回し方】
このデッキのコンセプトは、PoS凛で連パンして一気に決める、というものです。
そのために、序盤からアドを意識して動いていく必要があります。

マリガン時点では、とにかく「Triad Primus 奈緒」を引きに行くことを目指します。
そのため、レベル1以上は「Triad Primus 加蓮」を除いて全て交換してしまっても良いでしょう。

レベル0は「3人の出会い 加蓮」で相手を踏みつつ、隙があれば「メガネアイドル 春菜」の効果発動を狙います。
2ターン目以降は「Triad Primus 奈緒」の集中でデッキを削りつつアドを稼ぎます。
また、この時点でレベル2以上は「渋谷 凛」で切っていっても良いでしょう。
パーツ集めの優先度は、次のような感じになります。
「Triad Primus 加蓮」×1>レベル1アタッカー×2>レベル1助太刀>3枚目以降のレベル1

レベル1ではアタッカーを展開しつつ、「Triad Primus 加蓮」の島風互換効果を使っていきます。
ただし、レベル1のパワーはいまいちパッとしないので、相手の盤面が固いと苦戦することも多いと思います。
その時は無理せずCXを絡めたサイドアタックでお茶を濁しつつ、助太刀での迎撃を狙いましょう。
あと、デッキ削り性能が高いので大体この時点で1回目のリフレッシュを挟むことができます。
門アイコンでCXを拾うときは注意してください。
余裕があれば、この時点からPoS凛を集め始めます。

レベル2では「Trancing Pulse 凛」を早出ししていきます。
CXの枚数を満たせなかったときは、思い切って2回目のリフレッシュを狙っても良いかもしれません。
「Trancing Pulse 奈緒」は自キャラ2枚レストが集中のコストなので、無理やりデッキを削ることもできます。
あとは手札の枚数を意識しつつ、レベル3のPoS凛にむけて準備を進めましょう。

レベル3では「Power of Smile 凛」を並べて殴ります。それだけです。
一応、決まりそうにないと思ったら「Trancing Pulse 凛」を並べて耐久するのも手です。
PoS凛が連パンするにはとにかく手札枚数が勝負なので、使いすぎないようにして下さい。



【長所】
このデッキの長所は、各種パーツがアド稼ぎに長けている点です。
「Trancing Pulse 奈緒」の5枚集中は特に顕著であり、終始安定して使っていけます。
「Trancing Pulse 加蓮」もCX連動で継続してアドを稼ぎ、手札の維持に貢献してくれます。
手札アドこそ発生しませんが、「渋谷 凛」は手軽にパーツ集めを行える優秀なカードです。
デッキ内のコストが軽い上にメインCXの「Triad Primus」がストブであることから、ストック的な余裕もあります。
これらの要素は、デッキを回すうえでの安定感上げるのに大きく貢献しています。

また、レベル3の強さも長所として挙げられます。
「Trancing Pulse 凛」は早出しアタッカーとして極めて優秀で、盤面の確保を容易にします。
コンセプトである「Power of Smile 凛」がお手軽連パンキャラであり、青デッキでありながらフィニッシュ力も十分です。
これら2枚のレベル3キャラを軸に戦うことを意識することが肝要です。

以上をまとめると、Triad Primusデッキは、安定感と詰め性能に長けたデッキであると言えます。



【短所】
このデッキの短所として、レベル1キャラのパワーのパッとしなさが挙げられます。
確かにレベル1で安定してパワー7000程度は出るのですが、それ以上がなかなか出ません。
アタッカーは準バニラであり、瞬間的なパワーパンプができません。
また、メインCXの「Triad Primus」がストブであることもパワー的には向かい風です。
そのため、レベル1の時点でパワーの高い盤面を作られてしまうと突破が難しくなります。

特に、本家アイマスのデッキを相手にする時は厳しいのではないでしょうか。
「OFFタイム 真」によって相手ターンにレベルが上がると、サイドでダメージを通すのが難しくなります。
「素直で前向き 春香」はレストに反応してパワーが上がるため、「Trancing Pulse 奈緒」を利用するこのデッキとは相性最悪です。
また、レベル1アタッカーのコストが0であるため、ラブライブ等にあるコスト0に反応してパワーのが上がるキャラも要注意です。

早出しした「Triad Primus 凛」を刈り取る、早出しメタ相討ちにも注意が必要です。
確かに助太刀やイベントにはめっぽう強いのですが、返しで殴られる分には殆ど対抗策がありません。
とはいえ、早出ししないとパワーやソウルが足りないので、その対応が実に難しいです。

あとは、「らしんばん」「ダークネス計画」等のダメージ無効イベントも天敵です。
連パンをフィニッシャーとしているため、使われるとコンセプトが崩壊します。
デレマス2で「星に願いを」も追加されたので、赤デレマスにも注意していきましょう。



【まとめ】
長々と短所を書いた気がしますが、それでも尚このデッキは強いと思っています。
というか、弱点となる部分を突かれなければ終始有利に戦えるようなデッキです。
一部強カードについては、もはやインチキなんじゃないかと思うレベルに強いです。
また、このデッキも入賞レシピや実戦を通して、改造する余地がまだまだあると思います。

シンデレラガールズはタイトル人気もあり、今後の大会で見かけることも多くなるでしょう。
その中でも特に、このTriad Primus型のデッキは意識していく必要があると思います。

以上です。

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テーマ:投稿日時:2016/05/05 15:21
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ  
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